【欧州旅】6日目 カーニバルに巻き込まれて【ドイツ フライブルグ】
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ベルンからフライブルグまでは国境を越えるとはいえ、鉄道に乗っているだけでOK。
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所要時間は1時間半程度。日本でいうと大阪〜名古屋くらいの距離感だと思う。
大陸だなあ・・・・・(今更
駅のホームに自転車メッセンジャーと
実銃を背負った兵隊さんがいるのすごい(小並感)
BASELでハンブルグ行きのICEに乗り換えてフライブルグに到着したのは14:00頃。
この街も先のベルンと同様に旧市街が残っており、中世ヨーロッパ時代の建築物、文化、街並みが残っている素敵な街と聞いていた。
サイズとしてはもっとコンパクトで、おそらく観光的にもあまりメジャーな場所ではないと思う。ガイドブックの端っこに乗っているような街。今回の行程でちょうどルート的に通るから一泊ついでに寄っていこう、という感じでここをチョイスした。閑話休題的なね。
駅から歩いて15分ほどのホテルにまずは向かった。
学生街、と聞いていただけあって、なるほどさっぱりと爽やかな印象漂う小綺麗な街並みが続いている。
そういえばドイツだった。イタリア、スイスと渡り歩いて気づいたらドイツ。
列車内でのパスポートの確認こそあるけれど、なんとなく想像していた検問があって入国審査〜〜みたいなのはどうやら昔の話だということがわかった。少なくともこのEU圏内では。
自転車道広い。
シュワルベチューブの自販機を発見。
ホテルでチェックインを済ませて、荷物を置いて、さあ観光だ!と旧市街方面に歩いていくとなんだか妙な雰囲気だ。なんだかやたらと騒がしい。落ち着いた街並みと相反して、お祭りのような喧騒が聞こえてきた。
人垣の向こうに・・・
!?
まさかのカーニバルである。
そうか・・・この時期はヨーロッパのあちこちでカーニバルの催しがされているみたいだ。
てっきりヴェネチア・・・・世界三大カーニバルの地を訪れたものだから、それっきりだと思っていたけれど、もっとローカルなお祭りもあるのだ。
実際、ここフライブルグのカーニバルはどうもヴェネチアのそれとは全然趣が違っている。というか観光年であり水上都市であるヴェネチアはいろんな制限がある分、あれが特殊なのかもしれない。
ここのカーニバルは街の大通りを封鎖して、そこを仮装集団がひたすらパレードする、というものらしい。沿道には屋台がずらりと並び、ビールやソーセージ、ピザなどが振舞われている。
これは・・・・・ゆっくり観光できない・・・・・な、ら、ば
楽しむしかない(^ω^三^ω^)
というわけでフライブルグに来た私はまさかのカーニバルに巻きこまれることになった。
やれやれ、何があるかわからない。
お目麗しゅう乙女がいたり
ハイ!と声をかけるとほぼ100%ポーズ取ってくれる
・・・・・・
衣装のクオリティ高すぎませんかね
や、こわいです
ダンスミュージックガンガン流しながら走る車の上にいるあの人はどうやら町長らしい。
あああ〜〜〜〜〜
「日本人?珍しいね!」
確かに東洋人すらいなかった。それだけローカルな場所ってことか。
良い。(何が
ドイツに来たからにはソーセージ!ということで頂きましたよ。
上から吊るした鉄板をぐるぐる回しながら豪快に焼いていくのしゅごい。。
最THE高
ステーキ!
結構な雨だけれど、構わずパレードは続く。
合間を見て移動移動。
ふと見るとはるか昔からの名残である水路発見。これか・・・。
この街随一の名所である大聖堂もこの日は脇役。
お店も半分休業状態。
現地の人曰く「カーニバルの日に仕事する奴なんていないよ」
私「オネーさん、なんかくれ!」
お菓子くれました。
結局2時間くらいどんちゃんさわぎが続いて、日が傾いてきた頃に、最後の集団が通り過ぎてお開き。
通行止めが解除されて、後片付けな雰囲気だけれど、一方で沿道ではアフターを楽しむ人々の姿もたくさん。音楽隊があちこちで演奏し、人々は踊る。
祭りのあと。
掃除するの大変そう・・・・・
街並みはやっぱり美しい。
そういうのを忘れていた。そうだカーニバルを見に来たわけじゃなあい!
掃除専用の車が用意されているあたりプロフェッショナルを感じる。
情緒・・・・ある意味ある。チョコレート色の建物が多くってなんだか柔らかい雰囲気の街並み。
路面電車もようやく動き出した。それにしても仮装していない人の方が圧倒的に少ないってのもすごい。日本人観光客である私は相当浮いていたっぽい。(すごい見られる
一方通行看板多すぎ問題。
18時頃になってようやく平穏が戻ってきた。
ホテルに帰る前に目に付いたリストランテで軽くイタリア料理をいただいて、帰着。
部屋に戻ってからも遠くから音楽が鳴り響いて来るのがわかる。
賑やかな街だ・・・という印象を受けてしまったけれど、きっと本来はこうじゃない。
年に一度だけのお祭りの日に、奇しくも遭遇してしまった。
それもまあいいじゃないか。良い思い出ができた。そういうサプライズが旅の醍醐味でもあるのだから。
明日はハイデルベルグへ。
お休みなさい。
続く。
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