fc2ブログ

【欧州旅】6日目 カーニバルに巻き込まれて【ドイツ フライブルグ】

神楽坂つむり

写真, カメラ, ヨーロッパ, 海外,
ベルンからフライブルグまでは国境を越えるとはいえ、鉄道に乗っているだけでOK。
所要時間は1時間半程度。日本でいうと大阪〜名古屋くらいの距離感だと思う。
大陸だなあ・・・・・(今更

IMG_4851.jpg 
駅のホームに自転車メッセンジャーと
実銃を背負った兵隊さんがいるのすごい(小並感)

IMG_4849.jpg 
BASELでハンブルグ行きのICEに乗り換えてフライブルグに到着したのは14:00頃。


この街も先のベルンと同様に旧市街が残っており、中世ヨーロッパ時代の建築物、文化、街並みが残っている素敵な街と聞いていた。
サイズとしてはもっとコンパクトで、おそらく観光的にもあまりメジャーな場所ではないと思う。ガイドブックの端っこに乗っているような街。今回の行程でちょうどルート的に通るから一泊ついでに寄っていこう、という感じでここをチョイスした。閑話休題的なね。


駅から歩いて15分ほどのホテルにまずは向かった。
学生街、と聞いていただけあって、なるほどさっぱりと爽やかな印象漂う小綺麗な街並みが続いている。
そういえばドイツだった。イタリア、スイスと渡り歩いて気づいたらドイツ。
列車内でのパスポートの確認こそあるけれど、なんとなく想像していた検問があって入国審査〜〜みたいなのはどうやら昔の話だということがわかった。少なくともこのEU圏内では。


IMG_4865.jpg 
自転車道広い。


IMG_4866_201606292149004aa.jpg 
シュワルベチューブの自販機を発見。


ホテルでチェックインを済ませて、荷物を置いて、さあ観光だ!と旧市街方面に歩いていくとなんだか妙な雰囲気だ。なんだかやたらと騒がしい。落ち着いた街並みと相反して、お祭りのような喧騒が聞こえてきた。


IMG_4875_20160629214902281.jpg 
人垣の向こうに・・・


IMG_4931.jpg 
!?


IMG_4926.jpg 
まさかのカーニバルである。
そうか・・・この時期はヨーロッパのあちこちでカーニバルの催しがされているみたいだ。
てっきりヴェネチア・・・・世界三大カーニバルの地を訪れたものだから、それっきりだと思っていたけれど、もっとローカルなお祭りもあるのだ。

実際、ここフライブルグのカーニバルはどうもヴェネチアのそれとは全然趣が違っている。というか観光年であり水上都市であるヴェネチアはいろんな制限がある分、あれが特殊なのかもしれない。
ここのカーニバルは街の大通りを封鎖して、そこを仮装集団がひたすらパレードする、というものらしい。沿道には屋台がずらりと並び、ビールやソーセージ、ピザなどが振舞われている。


これは・・・・・ゆっくり観光できない・・・・・な、ら、ば



楽しむしかない(^ω^三^ω^)



というわけでフライブルグに来た私はまさかのカーニバルに巻きこまれることになった。
やれやれ、何があるかわからない。



IMG_4940.jpg 
お目麗しゅう乙女がいたり


IMG_4972_20160629215708a03.jpg 
ハイ!と声をかけるとほぼ100%ポーズ取ってくれる


IMG_4963.jpg 
・・・・・・



IMG_5003_20160629215852bb7.jpg 
衣装のクオリティ高すぎませんかね


IMG_4982.jpg 
や、こわいです



IMG_5015.jpg 
ダンスミュージックガンガン流しながら走る車の上にいるあの人はどうやら町長らしい。


IMG_4980.jpg 
あああ〜〜〜〜〜



IMG_5067.jpg 
「日本人?珍しいね!」

確かに東洋人すらいなかった。それだけローカルな場所ってことか。



IMG_5049.jpg 
良い。(何が




IMG_5039.jpg 
ドイツに来たからにはソーセージ!ということで頂きましたよ。
上から吊るした鉄板をぐるぐる回しながら豪快に焼いていくのしゅごい。。


IMG_4947.jpg 
最THE高



IMG_5044.jpg 
ステーキ!



IMG_5045.jpg 
結構な雨だけれど、構わずパレードは続く。




IMG_4998.jpg 
合間を見て移動移動。


IMG_4951.jpg 
ふと見るとはるか昔からの名残である水路発見。これか・・・。



IMG_4953.jpg 
この街随一の名所である大聖堂もこの日は脇役。



IMG_4975.jpg 
お店も半分休業状態。
現地の人曰く「カーニバルの日に仕事する奴なんていないよ」



IMG_5079_20160629220703c03.jpg 
私「オネーさん、なんかくれ!」



IMG_5084.jpg 
お菓子くれました。



結局2時間くらいどんちゃんさわぎが続いて、日が傾いてきた頃に、最後の集団が通り過ぎてお開き。
通行止めが解除されて、後片付けな雰囲気だけれど、一方で沿道ではアフターを楽しむ人々の姿もたくさん。音楽隊があちこちで演奏し、人々は踊る。


IMG_5099.jpg 
祭りのあと。



IMG_5090.jpg 
掃除するの大変そう・・・・・



IMG_5105_2016062922070816d.jpg 
街並みはやっぱり美しい。
そういうのを忘れていた。そうだカーニバルを見に来たわけじゃなあい!



IMG_5108.jpg 
掃除専用の車が用意されているあたりプロフェッショナルを感じる。


IMG_5117.jpg 
情緒・・・・ある意味ある。チョコレート色の建物が多くってなんだか柔らかい雰囲気の街並み。



IMG_5120_201606292211270f2.jpg 
路面電車もようやく動き出した。それにしても仮装していない人の方が圧倒的に少ないってのもすごい。日本人観光客である私は相当浮いていたっぽい。(すごい見られる



IMG_5123.jpg 
一方通行看板多すぎ問題。



IMG_5132.jpg 
18時頃になってようやく平穏が戻ってきた。


ホテルに帰る前に目に付いたリストランテで軽くイタリア料理をいただいて、帰着。
部屋に戻ってからも遠くから音楽が鳴り響いて来るのがわかる。
賑やかな街だ・・・という印象を受けてしまったけれど、きっと本来はこうじゃない。
年に一度だけのお祭りの日に、奇しくも遭遇してしまった。
それもまあいいじゃないか。良い思い出ができた。そういうサプライズが旅の醍醐味でもあるのだから。


明日はハイデルベルグへ。
お休みなさい。



続く。
関連記事
写真, カメラ, ヨーロッパ, 海外,

Comments 0

There are no comments yet.