【輪行】飛行機で自転車輪行してみた話 タイオガ コクーン【大阪〜隠岐島】
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隠岐島ツーリングに行ってきた。
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ずうっと行ってみたかった場所だ。
なかなか行けなかった理由の一つにそのアクセスの悪さがある。
何せ島だ。
遠い昔には流刑の地とされていただけある。
手っ取り早く行く方法が一つだけある。
飛行機輪行だ。
そのまとめ。
ちなみに陸路だと以下のようなルートになる。
・新幹線 新大阪〜岡山(50分)
・在来線特急 岡山〜米子(2時間)
・次走or鈍行 米子〜境港(1時間)
・フェリー 境港〜隠岐島(2時間強)
乗り継ぎ時間も含めると合計7時間くらい。
料金も1万5千円くらい。
で、飛行機だと
伊丹空港〜隠岐ジオパーク空港まで50分。
事前予約だと陸路と同等の1万5〜6千円
迷う余地がないですね'`,、('∀`) '`,、
でも飛行機輪行したことないなー、ということでいろいろ調べてみたけれど
なんかまあ総括すると
「電車輪行と大差ないんじゃね?」
と判断したので、電車輪行と同じ感じでやってみました。
先に断っておきますが、旅の装備やノウハウ含めて
私のスタイルはあまりオススメできるようなそうじゃないような
我流の塊です。
参考程度にしてやってください。
私にとってベストなことを紹介していますが、その人にとってどうかはその人にしか分からないからです。
調べてみると、むしろ電車よりも寸法制限が緩いことが分かりました。
長さ・・・2500mm以内
重量・・・20kg以内。
楽勝じゃないか'`,、('∀`) '`,、
むしろ余裕があったので、輪行袋も前後輪外すタイプじゃなくて、前輪だけ外すタイプを選択。
タイオガのコクーンです。
後輪を外すと、それだけでリアディレイラーに対するケアが必要になってくるしね。
極端は話、バラさないのがバイクにとって一番安全ということです。
バラすから防御力が落ちる。
ならば、なるべくバラさずに済む方法を考えればいい。
というわけで伊丹空港に着いて、サクッと輪行袋に詰めちゃいます。
いつも通りです。
緩衝材もなしです。
空気は抜きません。自転車ほど高圧ならそもそも問題ないでしょう。
いつも通り外した前輪をそのまま突っ込みます。
そして荷物を預けます。
空港の人も慣れているみたいで、スムーズに手続きをしてくれます。
普段の荷物預けと違った会話は下記の通りです。
「リペアキットは入っていますか?」
「はい」
「拝見してもよろしいでしょうか?」
「はい(ツール缶を取り出して開けて見せる)」
「はい、ありがとうございます。」
これはおそらくCO2ボンベのチェックでしょう。
つまりそういうアイテムが入っているかもしれない、と予測できるくらいには
自転車のことをご存知だということです。
さすがJALさん。
あとは受付にて。
「自転車を横にした時にどちらの面が上ですか?」
「あ、こちらですね(クランク側を指差す)」
「かしこまりました。」
と言って、クランク側の輪行袋側面に、「こっちが上だよ!」とわかるシールを貼ってくれました。
あ、サインもありますね。
「壊れても文句言いませんよー」というやつです。
何も考えずにサインします。
そして重量測定。
総重量12.6kg。
自転車とキャンプ用品を全部入れてもこれだから、何の心配もいりません。
あとは職員の方が、飛行機まで運んでくださります。
台車に載せて。
結局隠岐空港で受け取るまで、自転車は常に人の手によって運ばれていました。
一度もベルトコンベアの上に載せられていません。
何という丁寧さでしょう。
そして「どうやって自分の自転車が飛行機に載せられるのか?」
が気になって仕方がなかったので
飛行機が見える場所を探して、そこで機体に穴が開くくらいガン見してました。
警備員の人にだいぶ見られましたが法律に触れないので問題ありません。
きました。
謎のカートに載せられてやってきました。
そして真っ先に取り出される私の自転車。
大きいものから奥に詰めるようです。
斜めのスロープの床はベルトコンベアになっているようです。
通常のスーツケースなら乗せるだけですが・・・・
何と係りの人が常に付き添ってくれています。
手は添えるだけ。
そのまま機体に吸い込まれていきました。
これを見れただけで警備員に睨まれた甲斐があります。
あとは気の抜けた顔をして飛行機に乗り込んで現地に着けば、OK。
50分だけの空の旅を楽しみます。
そして荷物預かり場所でまたしても手渡しで受け取ります。
当然、機材に何のダメージもありませんでした。
以上が初の飛行機輪行の流れになります。
いかがでしょうか。
常に自己管理しないといけない電車輪行よりずっと楽チンです。
早いし、安いし、楽だしで、これからはもっと飛行機輪行を活用しようと思います。
また、気づかされたのがバイクパッキング+ウルトラライトの気軽さ。
輪行するのも苦じゃない軽さ、コンパクトさはやはり正義。
そしてありがとうJALさん。
きっと海外の航空会社だとこうはいかないと思います。
ぶん投げられる覚悟で、それなりの輪行袋(OS-500等)を用意しましょう。
兎にも角にも
次からはじゃんじゃん飛行機輪行していこうと思ったのです。
終わり。
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