【欧州旅】4日目 スイス鉄道旅 【ミラノ〜ツェルマット〜ベルン】
写真, カメラ, ヨーロッパ, 海外,
欧州に着いて以来、イタリアを随分満喫することができた。
噂通り、いや、それ以上。
そろそろ次の国に移動しても良い頃合い。
ベッドから降りて靴を履く。
ようやくこの違和感にも慣れてきた。
日本のビジネスホテルと同程度のクリンリネス具合だったけれど、これが4つ星ホテル。
日本のホテルは快適すぎる・・・。
窓を開ける。
前日からの予報通り、この季節のミラノらしい霧雨の朝だった。

噂通り、いや、それ以上。
そろそろ次の国に移動しても良い頃合い。
ベッドから降りて靴を履く。
ようやくこの違和感にも慣れてきた。
日本のビジネスホテルと同程度のクリンリネス具合だったけれど、これが4つ星ホテル。
日本のホテルは快適すぎる・・・。
窓を開ける。
前日からの予報通り、この季節のミラノらしい霧雨の朝だった。

けれど朝ご飯はさすがの4つ星ホテルだ。
とても、とても豪華でした。

どん!

どん!

どん!
ちょっとこれだけでテンションがだいぶ上がってしまった。
パン、果物、チーズ、ハム、スクランブルエッグ、スープなどなど・・・・
イタリアのチーズとパンは本当に美味しい。
日本人がお米に強いこだわりを持つように、情熱をかけているのが食べてわかる。
フロントでチェックアウトを済ませる。
さすがホテルの人の英語は聞き取りやすくて助かる。
私程度の語学力でもなんとか会話をすることができるけれど、
これが現地の市民などで訛りが入ったりすると途端にわからなくなる。
出発間際にはチョコレートやスナック菓子をいただいた。
いかにも外国な感じのパッケージのものだ。
ありがたい。

ミラノ中央駅へ移動し、特急に乗ってBrigまで向かうことに。
そこで乗り換えて最終到着地はZermattだ。
つまり鉄道で国境を越えることになる。
欧州では切符の買い方やシステムはどこも大して変わらない。
窓口、インターネットで予約をして、その列車に乗る。
指定席を取っていればその席に座るし、
取っていなければ、指定席ランプが付いていない座席を選んで座ればいい。
欧州では指定席車両、という概念はほとんどない。
予約された席であることを示すランプないしカードがない限りは
その席は自由になる。
パスポートの提示についても、結局列車内でされることはなかった。
いつでも出せるように準備はしていたけれど。
ただクレジットカードの提示は何度か求められた。
インターネット予約で使用したクレジットカードだ。
パスポートが要らないのも、シュンゲン協定があるおかげだ。
これはヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定。
もちろん、一番最初に審査は受ける。(私はヴェネチアで審査を受けた。)
が、一度この協定が結ばれている国家間圏内に入れば、後の移動は自由。
最近は難民流入問題でこの協定が廃止されるかも、という話も出ているけれど、
旅行者にとっては便利な協定であることは間違いないのでこのまま継続してほしい。



乗り換え駅であるBrigまではおおよそ2時間。
途中のDomodossolaから先はもうスイスだ。
車窓からの景色を楽しみつつ、コーヒーを飲んだりお菓子を食べたり
読書をして合間にうたた寝をする。
こういうまったりしたまま移動ができるというのは、やはり鉄道旅の良いところだなあと思う。
Domodossolaを過ぎたあたりで、列車がだいぶ遅れていることに気づいた。
本来ならもうBrigに着いていてもおかしくない。
そしてツェルマット行きのーーー予約していた列車に乗っている時間だった。
もう乗り換えには間に合わないことは明らかだ。
「予約していたこの切符はどうなるんだろう?」
「次のツェルマット行きはあるんだろうか??」
ちょっとした不安を抱えつつ私が乗る列車がBrigに到着したのは予定時刻を30分過ぎた10時40分だった。
兎にも角にも駅員さんに聞いてみるしかない。
インフォメーションセンターに駆け込み、拙い英語で事情を話す。
「こんにちは。ちょっとトラブル。
私の乗る列車が30分も遅れちゃって、予約していたZermatt行きの列車に間に合わなかった。どうしたらいい?」
ちゃんと伝わっただろうか、とドキドキしていると
「心配しないで。次のZermatt行きは30分後に来るわ。1時間に1本なの。わかりやすいでしょう?」
「空いている席に座ったらいいわ。ほら、もう列車が来ている。横断歩道を渡って右手に伸びている線路のホームに止まっているあの赤い列車よ。そのチケットは一応持っていてね。車内検札で必要になるから。」
よかった。なんとかなるようだ。
親切に教えてくれた女性スタッフにお礼を言って、インフォメーションセンターを後にした。
もうここはスイス!

と、いうのが伝わって来る町だった。
一番の特徴は四方を囲む大きな山々。
いずれも雪化粧をしていて、日本とは明らかに違う、荒涼とした素肌をさらけ出している。
時間を確認しようと時計を見ると、当然のように全てがSWISS SWATCHだ。

私も愛用している。
機能性もあるけれど、何よりデザインが可愛い。
件の列車に乗車。


窓がものすごく大きいことに気づく。明らかに観光を意識している。
定刻通りに発車。
ツェルマットまでは1時間20分ほど。
登山鉄道、とまでは言わなくても、かなりの標高を駆け上がる。
その証拠に、時間が経てば経つほど、窓の向こうに見える街並みが白くなっていくのがわかる。
スイスでは多くの場所でドイツ語を採用していることもあり
駅や店の看板がどんどん読めなくなっていくことに気づく。
ほんのちょっと列車に揺られただけでこうも変わるなんて。
この「身近な異質」の存在が、日本とは根本的に違うと感じた。
多様性を受け入れるかどうかなんて議論することすら意味がないとさえ思えた。

今朝のホテルでいただいたお菓子をいただくなど。

スキー=移動手段

時間ぴったりにツェルマットに到着した。
ちなみにこれは日本語読みで、現地ではZermatt(ザーマット)と発音しないと伝わらないというのが分かった。
ツェルマット(標準ドイツ語:Zermatt、スイス方言(アレマン語):Zärmat)は、スイス、ヴァレー州のマッターホルン山麓にある基礎自治体(アインヴォーナー・ゲマインデ)。
町は、スイス最高峰の麓にある、標高1,620 m (5,310 ft)のマッタータルの端に位置する。イタリアとの国境である高さ10,800 ft (3,291.84 m)のテオドール峠からは約10 km (6.2 mi)である。
ツェルマットは、スイス・アルプスの登山やスキー場でよく知られている。19世紀中頃まで、町は農村であった。多くの観光施設の建設に結びつくことになった村を取り囲む山々への登山ブームは、1865年の、悲劇を生んだ最初のマッターホルン登山である。ツェルマットには、2010年12月年現在、5,720[1]の人口がある。地域経済のほとんどは、観光業に依存しており、町の職業の約半数は、ホテルまたはレストラン[2]で、全てのアパートのほぼ半数は、休暇アパートである[3]。常住人口の3分の1は、町の出身だが、スイス国外からツェルマットへ移住する者もいる[4]。
「ツェルマット」は舞台ドイツ語式発音に基づく仮名転写で、現代の標準ドイツ語の発音では「ツェアマット」に近い。 (wikipediaより)

登山家やスキーヤー、MTB乗りたちの拠点となる街。活気がある。
ちなみに私がこのお世辞にもアクセスが良いとは言えない町にやってきたのは他でもない、
マッターホルンを拝むためだ。
一度写真で見たことがあるけれど、これは絶対に目の前で、実物を見たい、と思った。
で、その全貌がこちら

_人人人人人人人人_
> 何も見えない <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
まあ仕方がないよね。
もう完全に雪だったものね。
いや、わかってた。出国前から現地の天気予報を見ていて、まあ90%無理だろうなと。
10%にかけたけどやっぱりダメだったというだけ。
それでも訪れたのは、やっぱりどんな町か、知って、この足で歩きたかったからだ。

ちなみに本来はゴルナーグラード鉄道で、標高3,000mまでワープする予定だったけれど、
駅に備え付けのライブカメラでこれはもう明らかにマッターホルンは見れない、というのがわかったから
別の手段、地下ケーブルカーでSunneggaまで上がった。
ゴルナーグラード鉄道は、標高だけではなく、料金もぶっちぎりで高い。
大人往復12,000円だ。
マッターホルンが見えないと分かってて払える金額ではない。
一方、Sunneggaは、4,000円程だ。
それにこちらの終着駅でもマッターホルンを一望することができる。
「ああ、やっぱり見れなかったよ'`,、('∀`) '`,、」
という土産話をするために登るなら断然後者だ。
まあやっぱりこうだったわけだけれど。
でも、上の小屋で美味しいご飯にありつけたからよしとする。


ここは完全に観光スポットなようで、この日はスキーヤーがものすごかった。

滑ってはケーブルカーで登り滑ってはケーブルカーで登りを繰り返す。
よく晴れた日にはマッターホルンを見ながら楽しめるのだから最高だろう。
また、夏は夏でトレッキングや登山、MTBといったアクティビティも楽しめるようで
ロケーション的にはもう最高。
アウトドア好きの理想郷と言っても過言ではないのがここツェルマット。
また、環境が良い。
町からのマッターホルンの視界を悪くすることにつながる大気汚染を防ぐため、
町の全域では、ガソリン自動車の乗り入れは禁止されている。
そこで使われるのが電気自動車と

馬!!

本当に交通手段として機能していることに驚き。
いやあ、良い徹底っぷり。
おかげで騒音も少ない。(カッポカッポという音はする)
空気美味しい。
最高だ(物価が高いことを除けば)
展望台から町に戻ってきた頃には大雪。


このまま降り続ければ下手をすると列車運休、町から出られなくなってしまいかねないので
さっさと撤退することに。
一路、スイスの首都(この表現は厳密には間違っているかもしれないけれど、まあいい)ベルンに向かうことに。
世界遺産である旧市街を見るためだ。
乗り換えを含めておおよそ3時間の旅路。
急ぐ旅でもない。
ゆっくりと、行けばいい(結局ほとんど寝ていた)



ベルンの町に到着したのは18時ごろ。
市内観光もそこそこに、お腹も空いていたので予約していたホテルへ直行。

すでに日本食が恋しかったから思わず入りそうになってしまった。
いやいや貴重な胃袋なんだから、現地のもの食べたい。
それにしてもーーーもうすっかり暗くなってしまっているけれど、なんと美しい街か。


これは明日に期待。見どころもいっぱいありそうだ。
とにかく今日は、ゆっくりと締めよう。
ホテルに荷物を預けた後、それっぽいところまで歩いて、幾つかの食堂を品定めして
程よく活気があってリーズナブルそうなところに入った。
何せスイスの物価はものすごく高い。
おおよそ日本の3倍だ。
例えば途中で見かけたマクドナルドのビッグマックは1,200円だった。
安心してください、単品の値段ですよ。
(セットにしたら2,000円くらい)
とても美味しいカルボナーラと、ピッツアをいただきました。


ちなみに当然のごとく、スモールサイズにしてもらって満腹。
明日はベルンの町を歩き倒すぞ!
続く
写真,
カメラ,
ヨーロッパ,
海外,
とても、とても豪華でした。

どん!

どん!

どん!
ちょっとこれだけでテンションがだいぶ上がってしまった。
パン、果物、チーズ、ハム、スクランブルエッグ、スープなどなど・・・・
イタリアのチーズとパンは本当に美味しい。
日本人がお米に強いこだわりを持つように、情熱をかけているのが食べてわかる。
フロントでチェックアウトを済ませる。
さすがホテルの人の英語は聞き取りやすくて助かる。
私程度の語学力でもなんとか会話をすることができるけれど、
これが現地の市民などで訛りが入ったりすると途端にわからなくなる。
出発間際にはチョコレートやスナック菓子をいただいた。
いかにも外国な感じのパッケージのものだ。
ありがたい。

ミラノ中央駅へ移動し、特急に乗ってBrigまで向かうことに。
そこで乗り換えて最終到着地はZermattだ。
つまり鉄道で国境を越えることになる。
欧州では切符の買い方やシステムはどこも大して変わらない。
窓口、インターネットで予約をして、その列車に乗る。
指定席を取っていればその席に座るし、
取っていなければ、指定席ランプが付いていない座席を選んで座ればいい。
欧州では指定席車両、という概念はほとんどない。
予約された席であることを示すランプないしカードがない限りは
その席は自由になる。
パスポートの提示についても、結局列車内でされることはなかった。
いつでも出せるように準備はしていたけれど。
ただクレジットカードの提示は何度か求められた。
インターネット予約で使用したクレジットカードだ。
パスポートが要らないのも、シュンゲン協定があるおかげだ。
これはヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定。
もちろん、一番最初に審査は受ける。(私はヴェネチアで審査を受けた。)
が、一度この協定が結ばれている国家間圏内に入れば、後の移動は自由。
最近は難民流入問題でこの協定が廃止されるかも、という話も出ているけれど、
旅行者にとっては便利な協定であることは間違いないのでこのまま継続してほしい。



乗り換え駅であるBrigまではおおよそ2時間。
途中のDomodossolaから先はもうスイスだ。
車窓からの景色を楽しみつつ、コーヒーを飲んだりお菓子を食べたり
読書をして合間にうたた寝をする。
こういうまったりしたまま移動ができるというのは、やはり鉄道旅の良いところだなあと思う。
Domodossolaを過ぎたあたりで、列車がだいぶ遅れていることに気づいた。
本来ならもうBrigに着いていてもおかしくない。
そしてツェルマット行きのーーー予約していた列車に乗っている時間だった。
もう乗り換えには間に合わないことは明らかだ。
「予約していたこの切符はどうなるんだろう?」
「次のツェルマット行きはあるんだろうか??」
ちょっとした不安を抱えつつ私が乗る列車がBrigに到着したのは予定時刻を30分過ぎた10時40分だった。
兎にも角にも駅員さんに聞いてみるしかない。
インフォメーションセンターに駆け込み、拙い英語で事情を話す。
「こんにちは。ちょっとトラブル。
私の乗る列車が30分も遅れちゃって、予約していたZermatt行きの列車に間に合わなかった。どうしたらいい?」
ちゃんと伝わっただろうか、とドキドキしていると
「心配しないで。次のZermatt行きは30分後に来るわ。1時間に1本なの。わかりやすいでしょう?」
「空いている席に座ったらいいわ。ほら、もう列車が来ている。横断歩道を渡って右手に伸びている線路のホームに止まっているあの赤い列車よ。そのチケットは一応持っていてね。車内検札で必要になるから。」
よかった。なんとかなるようだ。
親切に教えてくれた女性スタッフにお礼を言って、インフォメーションセンターを後にした。
もうここはスイス!

と、いうのが伝わって来る町だった。
一番の特徴は四方を囲む大きな山々。
いずれも雪化粧をしていて、日本とは明らかに違う、荒涼とした素肌をさらけ出している。
時間を確認しようと時計を見ると、当然のように全てがSWISS SWATCHだ。

私も愛用している。
機能性もあるけれど、何よりデザインが可愛い。
件の列車に乗車。


窓がものすごく大きいことに気づく。明らかに観光を意識している。
定刻通りに発車。
ツェルマットまでは1時間20分ほど。
登山鉄道、とまでは言わなくても、かなりの標高を駆け上がる。
その証拠に、時間が経てば経つほど、窓の向こうに見える街並みが白くなっていくのがわかる。
スイスでは多くの場所でドイツ語を採用していることもあり
駅や店の看板がどんどん読めなくなっていくことに気づく。
ほんのちょっと列車に揺られただけでこうも変わるなんて。
この「身近な異質」の存在が、日本とは根本的に違うと感じた。
多様性を受け入れるかどうかなんて議論することすら意味がないとさえ思えた。

今朝のホテルでいただいたお菓子をいただくなど。

スキー=移動手段

時間ぴったりにツェルマットに到着した。
ちなみにこれは日本語読みで、現地ではZermatt(ザーマット)と発音しないと伝わらないというのが分かった。
ツェルマット(標準ドイツ語:Zermatt、スイス方言(アレマン語):Zärmat)は、スイス、ヴァレー州のマッターホルン山麓にある基礎自治体(アインヴォーナー・ゲマインデ)。
町は、スイス最高峰の麓にある、標高1,620 m (5,310 ft)のマッタータルの端に位置する。イタリアとの国境である高さ10,800 ft (3,291.84 m)のテオドール峠からは約10 km (6.2 mi)である。
ツェルマットは、スイス・アルプスの登山やスキー場でよく知られている。19世紀中頃まで、町は農村であった。多くの観光施設の建設に結びつくことになった村を取り囲む山々への登山ブームは、1865年の、悲劇を生んだ最初のマッターホルン登山である。ツェルマットには、2010年12月年現在、5,720[1]の人口がある。地域経済のほとんどは、観光業に依存しており、町の職業の約半数は、ホテルまたはレストラン[2]で、全てのアパートのほぼ半数は、休暇アパートである[3]。常住人口の3分の1は、町の出身だが、スイス国外からツェルマットへ移住する者もいる[4]。
「ツェルマット」は舞台ドイツ語式発音に基づく仮名転写で、現代の標準ドイツ語の発音では「ツェアマット」に近い。 (wikipediaより)

登山家やスキーヤー、MTB乗りたちの拠点となる街。活気がある。
ちなみに私がこのお世辞にもアクセスが良いとは言えない町にやってきたのは他でもない、
マッターホルンを拝むためだ。
一度写真で見たことがあるけれど、これは絶対に目の前で、実物を見たい、と思った。
で、その全貌がこちら

_人人人人人人人人_
> 何も見えない <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
まあ仕方がないよね。
もう完全に雪だったものね。
いや、わかってた。出国前から現地の天気予報を見ていて、まあ90%無理だろうなと。
10%にかけたけどやっぱりダメだったというだけ。
それでも訪れたのは、やっぱりどんな町か、知って、この足で歩きたかったからだ。

ちなみに本来はゴルナーグラード鉄道で、標高3,000mまでワープする予定だったけれど、
駅に備え付けのライブカメラでこれはもう明らかにマッターホルンは見れない、というのがわかったから
別の手段、地下ケーブルカーでSunneggaまで上がった。
ゴルナーグラード鉄道は、標高だけではなく、料金もぶっちぎりで高い。
大人往復12,000円だ。
マッターホルンが見えないと分かってて払える金額ではない。
一方、Sunneggaは、4,000円程だ。
それにこちらの終着駅でもマッターホルンを一望することができる。
「ああ、やっぱり見れなかったよ'`,、('∀`) '`,、」
という土産話をするために登るなら断然後者だ。
まあやっぱりこうだったわけだけれど。
でも、上の小屋で美味しいご飯にありつけたからよしとする。


ここは完全に観光スポットなようで、この日はスキーヤーがものすごかった。

滑ってはケーブルカーで登り滑ってはケーブルカーで登りを繰り返す。
よく晴れた日にはマッターホルンを見ながら楽しめるのだから最高だろう。
また、夏は夏でトレッキングや登山、MTBといったアクティビティも楽しめるようで
ロケーション的にはもう最高。
アウトドア好きの理想郷と言っても過言ではないのがここツェルマット。
また、環境が良い。
町からのマッターホルンの視界を悪くすることにつながる大気汚染を防ぐため、
町の全域では、ガソリン自動車の乗り入れは禁止されている。
そこで使われるのが電気自動車と

馬!!

本当に交通手段として機能していることに驚き。
いやあ、良い徹底っぷり。
おかげで騒音も少ない。(カッポカッポという音はする)
空気美味しい。
最高だ(物価が高いことを除けば)
展望台から町に戻ってきた頃には大雪。


このまま降り続ければ下手をすると列車運休、町から出られなくなってしまいかねないので
さっさと撤退することに。
一路、スイスの首都(この表現は厳密には間違っているかもしれないけれど、まあいい)ベルンに向かうことに。
世界遺産である旧市街を見るためだ。
乗り換えを含めておおよそ3時間の旅路。
急ぐ旅でもない。
ゆっくりと、行けばいい(結局ほとんど寝ていた)



ベルンの町に到着したのは18時ごろ。
市内観光もそこそこに、お腹も空いていたので予約していたホテルへ直行。

すでに日本食が恋しかったから思わず入りそうになってしまった。
いやいや貴重な胃袋なんだから、現地のもの食べたい。
それにしてもーーーもうすっかり暗くなってしまっているけれど、なんと美しい街か。


これは明日に期待。見どころもいっぱいありそうだ。
とにかく今日は、ゆっくりと締めよう。
ホテルに荷物を預けた後、それっぽいところまで歩いて、幾つかの食堂を品定めして
程よく活気があってリーズナブルそうなところに入った。
何せスイスの物価はものすごく高い。
おおよそ日本の3倍だ。
例えば途中で見かけたマクドナルドのビッグマックは1,200円だった。
安心してください、単品の値段ですよ。
(セットにしたら2,000円くらい)
とても美味しいカルボナーラと、ピッツアをいただきました。


ちなみに当然のごとく、スモールサイズにしてもらって満腹。
明日はベルンの町を歩き倒すぞ!
続く
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