【北海道自転車旅】7日目 その素敵な宿は【美深〜興部】
自転車, 写真, 機材紹介, ロングライド, アウトドア, キャンプツーリング, バイクパッキング, 北海道, テント,
ざああああああああああああああああああああああああ
すごい雨の音で目覚めるなど。
posted at 02:55:30
やれやれ、北海道に来てからと言うもの、毎日こんな感じだ。
7日目スタート。
すごい雨の音で目覚めるなど。
posted at 02:55:30
やれやれ、北海道に来てからと言うもの、毎日こんな感じだ。
7日目スタート。
昨日は休息日に近かったから体力はだいぶ回復していた。
おとといの愚直走りの代償は支払われたのだ・・・・。
が、この雨である。
正直、テントを撤収するのも気が乗らない。
このまま一日中ダラダラ過ごしてしまいたい・・・・・
とりあえず着替えようと足元に置いてあった着替えに手を伸ばすと
めちゃくちゃ湿っていた。
あああああああああ。
湿度にやられた、テント下シートが脆弱すぎたせいだろうか。
よくよく見てみるとテント内のいろんなものが濡れてしまっていた。
こうなるともうどうしようもない、快適性を失ったテント内に止まる理由もない。
まだ走っていた方がマシだ!!
ということで雨降る中、撤収。
幸いにも撤収している間に雨は止んでくれた。これでなんとか走ることは出来る・・・・!
美深駅近くのセイコーマートで朝ごはんと補給食をゲット。
相変わらず旅人の拠点として大変にありがたい存在。

バナナmagma

さて、前日はあまりの風と海岸線沿いに対する飽きからこの内陸部に入ったわけだけれど、
一応北海道一周旅なので海沿いに戻りたいなーと思っていた。
そんな折、ちょうど出発しようとすると、ライダーの人がやってきた。
40歳くらいのナイスミドルなおっちゃんだ。
これはチャンス、ということで、すかさず道を尋ねてみる。
旅をしていると普段しているような躊躇をすることがなくなった。
直感が思考に優先している感じ。
「名寄あたりからオホーツク海に抜けられるよ。宿が決まってないなら、道の駅興部(おこっぺ)にするといい!」
行 く し か な い
お礼を言って、いざ興部へ。
それにしても相変わらず難読地名の連発である。
昨日はおといねっぷ、今日はおこっぺ・・・・・

で、この日は一日中、曇り空。
景色も町と町をつなぐ普通の道路があるだけど、北海道らしくもなく、こんな日はどうしたって写真を撮る気にも馴れ合い。
朝の雨を引きずっているせいかテンションも上がりきらず・・・・
淡々と走るのみ。


途中、道の駅にしおこっぺ花夢でいちごバニラソフトをいただくなど。



オルゴール的な何か
ちょっとした峠を越えたらあとは興部まで下るのみ。
結局スタート地点から興部までの130km、あっけなく終わってしまった。
到着時刻は何と14時。
うーん、まあ、いっかw
さて、本日の宿がこちら!!!

そう、ここは鉄道車両を宿泊施設として活用している面白スポットなのだ(ライダーさんの受け売り)
宿がない旅人にはありがたい事この上ない。
正直、屋根と壁があるだけでもありがたいんだ。
しかもここ、無料である。
素晴らしい・・・・。
と言っても勝手に泊まっていいものではなく、管理事務所に届け出は出さないといけない。
併設されている道の駅事務所に入るとおっちゃんが迎えてくれた。
おっちゃん「いらっしゃい、君、宿泊希望?」
私「あ、はい、そこの車両に泊まりたいんですけど・・・・」
おっちゃん「じゃーここに必要事項書いてね」
私「うっす」
簡単なものである。
ちなみにこの車両、キハ22型気動車というもので、北海道を走っていた車両。
1990年ごろに廃線となった興浜南線の車両で、地元に人たちが名残を惜しんで、こうして保存しつつ
旅人が利用できるように公開しているとのこと。
大事に使わないと。

車両内は談話車両と休憩車両に分かれていて、談話車両は当時のシートも残っていて、なんだかノスタルジイ。

休憩車両は寝床、雑魚寝スペースが確保されていて、驚くことに布団まで用意されていた。
これは嬉しい!!

トイレと洗面所は当時のままのものを使用。
うーん、これはお金とっても全然OKなレベルだなあ・・・・。
この日は私の他にライダーが3組いらっしゃった模様。
みんなひとり旅らしく、旅の話は尽きない。

服を乾かすぞー!

お腹が空いたので、近くを散策してみるといい感じのカフェレストランがあったので凸。

道産牛を使った牛スジ丼!

そして興部といえばおこっぺ牛乳!
いやどちらも大変美味でした。
このお店のオーナーさんもとても気さくで良い人で、ご自身も昔は旅をよくしていたらしい。
また立地がら旅人がよく来るということで、お店の中にはなんとも言えない居心地の良い雰囲気が漂っていた。
腹ごしらを済ませてもまだ16時。
まだまだ時間はあるけれど、特にすることもないしお風呂でも入ってゴロゴロしよう、と思って調べると
500mほど離れたところに公衆浴場があるということで迷わずGO。
昔ながらの番頭さんがいる風情ある(悪く言えば古い)銭湯で、これまた疲れを癒してくれる・・・・・。
いやあ、おこっぺ、旅の拠点にしてもいいくらい居心地が良いなあ・・・・。

お風呂帰りがてらセイコーマートでおやつと朝ごはんなどなどを買い込んで帰宅
布団を敷いて、横になる。
「・・・・・・屋根がある安心感、すごい!」
もう自分でもびっくりするくらい生活レベルが低下している'`,、('∀`) '`,、
まあそれも旅の醍醐味というか、こうした非日常を体験すると、日常のありがたさが際立つというか・・・・
改めてこの施設に感謝するばかりである。
21時にはもうみんな寝静まったので、私も就寝。
北海道旅7日目、終わり。
明日は晴れるといいな。

自転車,
写真,
機材紹介,
ロングライド,
アウトドア,
キャンプツーリング,
バイクパッキング,
北海道,
テント,
おとといの愚直走りの代償は支払われたのだ・・・・。
が、この雨である。
正直、テントを撤収するのも気が乗らない。
このまま一日中ダラダラ過ごしてしまいたい・・・・・
とりあえず着替えようと足元に置いてあった着替えに手を伸ばすと
めちゃくちゃ湿っていた。
あああああああああ。
湿度にやられた、テント下シートが脆弱すぎたせいだろうか。
よくよく見てみるとテント内のいろんなものが濡れてしまっていた。
こうなるともうどうしようもない、快適性を失ったテント内に止まる理由もない。
まだ走っていた方がマシだ!!
ということで雨降る中、撤収。
幸いにも撤収している間に雨は止んでくれた。これでなんとか走ることは出来る・・・・!
美深駅近くのセイコーマートで朝ごはんと補給食をゲット。
相変わらず旅人の拠点として大変にありがたい存在。

バナナmagma

さて、前日はあまりの風と海岸線沿いに対する飽きからこの内陸部に入ったわけだけれど、
一応北海道一周旅なので海沿いに戻りたいなーと思っていた。
そんな折、ちょうど出発しようとすると、ライダーの人がやってきた。
40歳くらいのナイスミドルなおっちゃんだ。
これはチャンス、ということで、すかさず道を尋ねてみる。
旅をしていると普段しているような躊躇をすることがなくなった。
直感が思考に優先している感じ。
「名寄あたりからオホーツク海に抜けられるよ。宿が決まってないなら、道の駅興部(おこっぺ)にするといい!」
行 く し か な い
お礼を言って、いざ興部へ。
それにしても相変わらず難読地名の連発である。
昨日はおといねっぷ、今日はおこっぺ・・・・・

で、この日は一日中、曇り空。
景色も町と町をつなぐ普通の道路があるだけど、北海道らしくもなく、こんな日はどうしたって写真を撮る気にも馴れ合い。
朝の雨を引きずっているせいかテンションも上がりきらず・・・・
淡々と走るのみ。


途中、道の駅にしおこっぺ花夢でいちごバニラソフトをいただくなど。



オルゴール的な何か
ちょっとした峠を越えたらあとは興部まで下るのみ。
結局スタート地点から興部までの130km、あっけなく終わってしまった。
到着時刻は何と14時。
うーん、まあ、いっかw
さて、本日の宿がこちら!!!

そう、ここは鉄道車両を宿泊施設として活用している面白スポットなのだ(ライダーさんの受け売り)
宿がない旅人にはありがたい事この上ない。
正直、屋根と壁があるだけでもありがたいんだ。
しかもここ、無料である。
素晴らしい・・・・。
と言っても勝手に泊まっていいものではなく、管理事務所に届け出は出さないといけない。
併設されている道の駅事務所に入るとおっちゃんが迎えてくれた。
おっちゃん「いらっしゃい、君、宿泊希望?」
私「あ、はい、そこの車両に泊まりたいんですけど・・・・」
おっちゃん「じゃーここに必要事項書いてね」
私「うっす」
簡単なものである。
ちなみにこの車両、キハ22型気動車というもので、北海道を走っていた車両。
1990年ごろに廃線となった興浜南線の車両で、地元に人たちが名残を惜しんで、こうして保存しつつ
旅人が利用できるように公開しているとのこと。
大事に使わないと。

車両内は談話車両と休憩車両に分かれていて、談話車両は当時のシートも残っていて、なんだかノスタルジイ。

休憩車両は寝床、雑魚寝スペースが確保されていて、驚くことに布団まで用意されていた。
これは嬉しい!!

トイレと洗面所は当時のままのものを使用。
うーん、これはお金とっても全然OKなレベルだなあ・・・・。
この日は私の他にライダーが3組いらっしゃった模様。
みんなひとり旅らしく、旅の話は尽きない。

服を乾かすぞー!

お腹が空いたので、近くを散策してみるといい感じのカフェレストランがあったので凸。

道産牛を使った牛スジ丼!

そして興部といえばおこっぺ牛乳!
いやどちらも大変美味でした。
このお店のオーナーさんもとても気さくで良い人で、ご自身も昔は旅をよくしていたらしい。
また立地がら旅人がよく来るということで、お店の中にはなんとも言えない居心地の良い雰囲気が漂っていた。
腹ごしらを済ませてもまだ16時。
まだまだ時間はあるけれど、特にすることもないしお風呂でも入ってゴロゴロしよう、と思って調べると
500mほど離れたところに公衆浴場があるということで迷わずGO。
昔ながらの番頭さんがいる風情ある(悪く言えば古い)銭湯で、これまた疲れを癒してくれる・・・・・。
いやあ、おこっぺ、旅の拠点にしてもいいくらい居心地が良いなあ・・・・。

お風呂帰りがてらセイコーマートでおやつと朝ごはんなどなどを買い込んで帰宅
布団を敷いて、横になる。
「・・・・・・屋根がある安心感、すごい!」
もう自分でもびっくりするくらい生活レベルが低下している'`,、('∀`) '`,、
まあそれも旅の醍醐味というか、こうした非日常を体験すると、日常のありがたさが際立つというか・・・・
改めてこの施設に感謝するばかりである。
21時にはもうみんな寝静まったので、私も就寝。
北海道旅7日目、終わり。
明日は晴れるといいな。
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