【クロモリオーダー作成記 弐】パイプと小物選び【eco TADAフレーム】

神楽坂つむり

自転車, 機材紹介, ノウハウ, 写真, TADA車, クロモリ,
ecoより
「パイプが届いたよー」

と、連絡が来た。


はやいな!!!!


「チェーンステーとか選んでもらいたいから、また来てね」


行って来た。

IMG_9528.jpg
IMG_9537.jpg

実際にこの状態のパイプをまじまじと見るのは初めて・・・・
なにこれ本当にただのパイプなのね。

IMG_9535.jpg


唯さんにこれがトップチューブ、これがダウンチューブ・・・と説明してもらう。
私、へー、へーと感心するばかり。


これを繋ぎ合わせるだけで(実際はもっと細かい工程があるけれど)自転車になるなんて
やっぱり自転車ってばシンプルで分かりやすくって、奥が深い。
このパイプ選び一つで乗り味が変わるのだ・・・・


と、言っても前三角はもう決定済み。
トップチューブ、ダウンチューブ共に焼き入れパイプで、径はノーマルサイズ。
今まで色々乗ってきて思ったのは、前三角ってばなるべく素直なのが望ましいということ。
極端にトップチューブだけ薄かったり、ダウンチューブが凸形状だったり
それはそれで特徴があって面白い!
のだけれど、今回のバイクのコンセプトとしては、原点回帰みたいなところもあるので、なるべくシンプルに素直なフレームにしたい。


どちらかというと今回のバイクは後三角から作る感じ。

IMG_9532.jpg


IMG_9530.jpg

ライドしてて思うのもやっぱり踏んだ時の「反応」だとか「しなり」はほとんど
後三角による影響がおっきい。
例えばリアセンター、5mm違うだけで直進安定性と、反応の鋭さが変わる。
もちろん長い方がバイクとしては安定するけれど、踏んだ時のしなりが大きくなって、反応が鈍る。
逆に短いと剛性が上がるし、反応もよくなるけれど、ちょっとピーキーに。
さらにパイプ形状でも変わる。
のでここについては慎重に選びたいところ。
幸いにも唯さんはわたしの乗り方を分かってくれている。これは強みだ。相談しやすい。

ツチノコステーでも良かったけれど、私の脚質的にはもうちょい細めのバテッドパイプがいいかしら・・・・。
つぶし方向ひとつで変わるのだから面白い。

さらにシートステー、こちらも面白いくらいにしなりに影響するところ。
ここについては「曲げる」かどうかが悩みどころ。
BH PINOが思い切り曲げ加工されていたけれど、あれはちょっとやり過ぎだったかなー。(゚´^ω^`゚)。゚
バネ感が半端なかった。元々クロモリで粘りがあるのに、曲げちゃったらそりゃ・・・ね。

私自身、体重は軽いし(173cm、54kg)、パワーもないから
そこまで曲げの恩恵は受けないかも。

仮組してみた()


IMG_9540.jpg

IMG_9541.jpg

IMG_9545.jpg
巨人用フレームかな????


IMG_9550.jpg


あとは小物のチョイス。

IMG_9546.jpg
ボトル台座。ここはシンプルに。


IMG_9547.jpg
キャリア取り付け用のダボ穴。
もしキャリアが必要になった場合は、既製品を取り付けるか、キャリアも作ってもらう予定'`,、('∀`) '`,、


IMG_9548.jpg
アウター受け。
でも今回はブレーキワイヤーに関してはフレーム内蔵にする予定。
これはバイクパッキングスタイルでツーリングする際に
フレームバッグを取り付けしやすいようにするため。


IMG_9551.jpg
ブリッジ形状。ここは完全に好みかしら。左から三つ目。



あれこれしてる間にTADAフレームユーザーが来店。
フォロワーさんである。
前回ecoに訪れた時にはまだフレーム吊るされていた状態だったけれど、完成していたもよう。
ちょっと拝見することに。


IMG_9564.jpg
このコーディネート!
こだわりを感じる一台。
ここまでできるのはやっぱりオーダーフレームならでは。
ステー部分の配色を決めるのに5時間くらいかかったのだとか。

IMG_9568.jpg
アニメ「トップをねらえ!」に出てくるガンバスターをイメージしてるのだとか。

「一つ一つは小さな火だが、二つ合わされば炎となる。炎となったガンバスター は無敵だ!」

IMG_9572.jpg


IMG_9575.jpg
フレームの色、すごいきれい。
光の当たり具合で色が微妙に変わる。こういう写真映えする塗装がいいなあ・・・。


IMG_9588.jpg
オーナーさんと!(二代目さん @scarchimera )


ジオメトリーとパイプ選ぶが終わったのであとはフレーム溶接待ち。
その間にパーツアセンブリーをゆっくり考えて行こう。

続く
関連記事
自転車, 機材紹介, ノウハウ, 写真, TADA車, クロモリ,

Comments 0

There are no comments yet.