【スプロケット】EDCO モノブロッククロモリカセットスプロケット
自転車, 写真, 機材紹介,
とんでもねえアイテムが転がり込んできた。
「約2.4kgのクロームモリブデン鋼を鍛造し、最先端のCNC技術によって最軽量で160g台まで削り込んで作り上げた、完全一体型カセットスプロケット」

通常のカセットスプロケットは各ギアが別体になっているのに対して
このEDCOのモノブロッククロモリカセットスプロケットは
「完全一体型」
しかもその製造方法が冒頭に書いているとおり
「削り出し」
いやもう意味わかんないよね。
其の発想どこから来たし。

いかにもオタクくさいアイテム。
確かにすべてが一体化している。どうしてこうなったし・・・・・。


ただ決してネタ的な意味で作られたのではなくちゃんとした理由があって、
以下メーカーから原文引用。
特徴は『圧倒的な剛性』『高い回転効率』『軽量』『高耐久性』『メンテナンス及び着脱の容易さ』『コストパフォーマンス』と、多岐に渡ります。
今までの『各ギアが別体のカセット』は、『チェーンのかかっているギアの内刃部分だけ』でフリーボディにトルクを伝えており、『他のギアは回転するフリーにつられて回っているだけだった』ため、駆動効率損失が大きく、また回転体としての中心部がホイール中心からズレるなど、多くの問題を内包していました。しかし、edcoの『モノブロックスロケット』は、当たり面の太い押さえ部が『ブリッジ状にフリーボディ上下を掴む』ため、どのギアにチェーンがかかっていてもフリーボディ全体に効率よくトルクを伝え、また一体型であるため、回転中心がズレません。
edcoホームページより
一体成形で超軽量というと、競合だとRECON(レーコン)が有力かしらね。
あちらは兎に角、ヒルクライムを意識してるし、用途を考えると住み分けはされているっぽい。
edcoはちゃんと耐久性もあるらしいので、こっちを選択した。

ロックリング。赤色が10速用。黒色が11速用。

実測重量は175g。ギア構成は11-25T。いやいやさすがに軽い。
CS7900と同じくらいかな。
軽さだけを求めるならわざわざ買う必要もないアイテムってこと。
普通は信頼のあるDURAを選ぶでしょう。

実際に使ってみて今のところ一番メリットに感じているのがこの着脱のしやすさっていうね!
いや、ものすごい楽。
フリーボディの溝に合わせてスコン、一発、それだけだもの。
今のところ感じているメリットはこれだけだもの!
と、言ってもまだ街中を30km程走っただけだから何とも言えない。
ロングライドしたり強度の高い走りをすると、剛性の違いだとか、耐久性について
何か見解が得られるのかもしれない。

ノッチ数45でかかりのよいクリスキングR45と、
駆動効率を追求したこのエドコスプロケットを組み合わせれば
究極の回転効率を得られるのでは(?)
うーん、プラシーボか。私の感覚が鈍いだけなのか。
そのうち答えが見えてくるのかも。
ちなみに変速性能だとか実用上の問題はなにもなし。
特別良くなったり悪くなったりしてるところはない。

フリーボディが見えるよ!

見た目がいいのでしばらく使ってみるマン。
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