【和歌山】ちょっと龍神スカイライン走ってきた【紅葉狩り】
自転車, 写真, 機材紹介, ロングライド, 1day, アウトドア, 近畿, 輪行,
スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋などなど、いろいろ好き勝手に揶揄される秋だけれど
なんといっても紅葉でしょう!
ということで、紅葉を楽しむことが出来そうで、かつスポーツの秋らしく、自転車でロングライドしても面白そうな場所を探してみた。

選ばれたのは龍神スカイラインでした。
なんといっても紅葉でしょう!
ということで、紅葉を楽しむことが出来そうで、かつスポーツの秋らしく、自転車でロングライドしても面白そうな場所を探してみた。

選ばれたのは龍神スカイラインでした。
今回の装備はこちら!

FELT F1 SL
こいつとの旅路もすでに60,000kmを突破した。
一体いつまで持つんだろうか。
できればずっとこのまま乗り続けたい。
龍神スカイラインは和歌山県と奈良県の県境を走る道路で、
標高800~1,200mを走り続ける30km近くある快走路。
高野山から南にまっすぐ伸びており、その延長線上には和歌山の山々、そして海。
アプローチで悩んだところだけれど、日没時間と距離を考えて、今回は高野山のふもと、南海電車の極楽橋駅まで輪行することにした。
AM5:00
家を出発し、まだ暗い大阪市内を駆け抜ける。
いつもこれくらい交通量が少なければいいのに、と思いながら。

ハルカス!
新今宮駅からおおよそ1時間40分の電車旅。
半分くらいうとうとしながら、橋本駅で乗り換える。

ちなみにこの南海高野線、途中に金剛駅、千早口駅、天見駅があり、オタク路線として一部の層に人気だったりする。
橋本から極楽橋までは関西でも珍しい登坂路線で、標高差443mをゆっくり登っていく。




車窓から見える景色はすっかり山々しい。
木々が色づいた渓谷を登っていくこの路線はきっと昼間だったら満員なんだろうな、と思う。
時折鮮やかな紅葉も見える。テンションあがる!
終点、極楽橋に到着して電車から降りるとその寒さにひるみそうになる。
下界とは全然違う空気、完全に山のソレだ。
5℃あるかないか、といったところだろうか。
これからあたたかくなるのだとは思うけれど、朝はこんなものか。

観光客はここから高野山ケーブルに乗り換えて、高野山駅まで。
今思えば私もおとなしくこっちを利用しておけばよかった・・・・
寒さに震えながらも、輪行解除して、もってきた朝ごはんをmgmg。
あたりを見渡しても、山しかない。
こんなところに駅がある方がおかしいくらい、山が深い。
うーん、駅前とかそういう言葉がまったく似つかわしくない件。


地図で高野山までのルートを確認。県道118号とかいうのが伸びているはずだ。
一通り車体チェックを済ませてスタート!!

_人人人人人人人人_
> 突然の砂利道 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

_人人人人人人人_
> 突然の激坂 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

どう考えても登山道です本当にありがとうございました。
まーきついよね。すぐに暑くなったよね。
平均斜度は20%くらい、路面はセミウエット、絨毯のように敷き詰められた紅葉、落ち葉、砂利、エトセトラ…
エクストリームライドの予感しかしない。

確かに紅葉はきれい・・・・!とてもきれいだ・・・・・!!最高・・・・・っ!
時たまスリップしそうになりながらも、なんとかバイクコントロールをしながら登っていく。
下手にダンシングしたらあかんやつやこれ。
斜度10%くらいで「楽になった」と感じたけれど、冷静に考えたらおかしい。
けど、なんだかんだ楽しいなー^^
って登っていたところ、なんだか後ろからうめき声が。
なんかなーおかしいなー、変だなーと思って振り返ると、横切ってたよね、熊がね。
もうね、ギア2段あげるしかないよね。必死ですよ。
ぱっと見は多分子熊くらいだったと思うけれど、凝視する余裕もない。
なんかもう本能的に「あ、やばい」ってなったし、写真撮る暇なんて当然ないしで、ひたすら1分くらい登り続けた。山岳ゴールの走りだったと思う。
ぜえぜえ息を上げながら後ろを確認すると、そこには何の変哲もない道路が。
助かった・・・。
なんだか変にテンションが上がってしまった。汗もかいたし、息も荒い。
服を一枚脱いで、いったん深呼吸。
落ち着いたところで、そのまま高野山方面まで登り続ける。
高野山一帯は、訪れた人は分かると思うけれど、本当に寺院が多い。

それもそう、なんてったって空海が開いた真言宗の総本山、日本仏教の聖地である。
この規模の宗教都市は他ではなかなかお目にかかることはできない。
私は無宗教だけれど、これだけ後世に影響を残すって、空海さんすごい人だったんだな。



まだ9時にもなっていないせいか、観光客もまばら。
始発電車組か、あるいはお寺の宿坊に泊まった人達か。
落ち葉を掃除する住職さんの姿が目立つ。
街は静かだけれど、徐々に始動していく感じがとてもいい。
ラチェット音を響かせながら、国道371号線、龍神スカイライン方面へ東進する。

高野龍神スカイライン(こうやりゅうじんスカイライン)は、起点を和歌山県伊都郡高野町奥の院交差点、終点を田辺市龍神村(旧・日高郡龍神村)とする延長42.7km、全線2車線のスカイライン。 和歌山県と奈良県の県境の1,000メートル級の尾根に沿って延び、護摩壇山の近くを通る。(wikipedia)
初めて通る道だ。
それだけでわくわくする!
関西にいながらもどうして今まで走ったことが無かったんだろうと考えると、やっぱりその遠さが原因かしらね。
と、いうよりはその先が何もなさすぎる。
同じ道を引き返して高野山に戻って来るならいいけれど、走り抜けるなら、いったいどこにいけばいいのやら。
和歌山の山っぷりは本当にすごくって、今まで全国走ってきたけれど、山の深さでは日本一かも。
といいつつ、今回はこのまま全部走って、ぐるっとまわって、和歌山駅まで抜けるんだけれどね!!
とりあえずスカイラインに突入。
快走路の名前にふさわしいよく整備された道路が迎えてくれる。これはいいものだ・・・。
この先、護摩山スカイタワーまで、道路はずっと良い状態だった。
なるほど、バイクツーリングでも人気なわけだ。
自転車には一台も合わないけれど、バイクはひゅんひゅん抜けていく。


めちゃくちゃ気持ち良いやつ
でも、もし、初心者が行くなら、やめたほうがいいかも。
というのもある程度走れる人じゃないとここまで来るのに疲れてるだろうし、なにより
アップダウンが結構多い。
具体的にはたった30kmで獲得標高1,000m突破した。極楽橋からの分を入れたとしても、こわいこわい。


前半は標高800~1,000mを上がったり下がったり。
この日は最高気温20℃、最低気温10℃と、11月末としてはかなりあたたかいほうだったおかげで寒くもない。
未知の道を楽しむばかり。


右手には和歌山の山々を見下ろす。
左手には三重の山々が。
稜線を走るおかげでとても景色が良く、ツーリングに人気なのも頷ける。
なにより単純に走ってて気持ち良い!ふひひ。



途中展望が良いところで写真を撮っていると、ちょうどバイク乗りの人がやってきた。
向こうから話しかけてきたから色々話していると、この龍神スカイライン、日中は混雑がひどいとのこと。
丁度今の紅葉シーズンには車が数珠つなぎになって、場合によっては渋滞するのだとか。
おお、こわいこわい。
そういえば対向車が全然来ないけれど、この時間だから、か。
往路も復路も渋滞するような時間帯には絶対に来たくないなー。


なにそれこわい


10時ちょっとに護摩山スカイタワーに到着ううううううう!!
いやいや、写真撮りながらでも意外と良いペースで来ることができた。
なにせ登りが楽しすぎたんだぜ!
ちなみに極楽橋からここまで無補給で来たせいで、空腹が半端なかった。
一応カロリーメイトがあったんだけれど、後半の山具合を見ていると、まだ消費しない方がいいように思えたからだ。
ここ道の駅、護摩山スカイタワーにはありがたいことにちゃんとご飯処がある!
営業時間は10時から。
食堂からの眺望がまた素晴らしい。

ここで頼むは豚バラ丼!!

うんまああああああああああああああああああああ
なにこれめちゃくちゃ美味しい。
ハンガーノック寸前だったってのもあるけれど、お肉が柔らかくって、ボリューミーで、たまごとよく絡んでいて、ネギが良いアクセントで。
家の近くに欲しいレベル。
ぺろりと平らげて、食堂を後にする。
飲み物だけは補給して、早々と南方面へ下ることに。

1,200mから400mくらいまで一気に下るのかしらね。
気合いを入れて、ダウンヒル開始!!

紅葉が色づく渓谷を下る。
初見の下りだから慎重に、と思いながらもついつい速度が上がってしまう。
割と先が読み易いカーブが多いってのもあったかしらね。
対向車も少なかったし、精神的にも安心して下ることができた。


下りに下って、道の駅龍神に到着―。
なんだかんだでお腹が空いていたから、ここでまた菓子パンを補給。背中のポケットにも突っ込むことに。

護摩山スカイタワーにいたバイク乗りがまたいてちょっと親近感。
バイクとほぼ同タイムで下れる自転車isすごい。

ここからは再び国道371号線にのって、南南西に向かって走る。
一応帰り道になるのかしらね。
それにしてはかなりの奥の奥で、南紀白浜まで50kmもないくらいっていうね!
(ヤマノススメの夏休みの宿題回でひなたがバカンスに来ていたところ)
南部、日高、有田と突き進む。



途中で国道424号線に乗り換える。
この日は大阪で焼肉の約束があったから、時間を意識していたってのもあって、ひたすらアベレージ走行をしていた。
平地ならひたすら33km/hを維持する感じ。これが私にとって一番速い。無駄なく、無理なくがモットー。
それにしてもこのあたり、本当に何もない。
あるのは吊り橋くらい(えっ)
というのもなんかやたらと吊り橋が多くって、全部で10本くらい見た気がする。
その中でもやたらと怖いやつがあって、試しに渡ろうとしたものの、途中で引き返したくらい。


ギシアンぱないっす。
有田町からはルートが三つあって、このまま国道を走るコースと、いったん海に出て国道24号線を走るコース、そして最短の県道18号線コースだ。
ちなみに最後の18号線は事前情報なし、地図で調べてたまたま出てきたルートだけれど、
道のくねり具合を見ると多分、山だ。
行くしかないだろう!


ということでヒルクライムオン。
さすが和歌山というか有田というか、やたらとミカン畑が多い。
遠目にみたら紅葉と思ってたら全面ミカン畑っていうね。
そして面白半分で登り始めたこの無名峠、登ってみると400mアップでなかなかあれだった。
いいデザートだった。

下ってしまえばようやく和歌山駅が射程範囲に。
市街地っぽいところまで来たときは、本当に久しぶりに街を見た気がした。
そして例にも漏れずお腹ぺこぺこだった私、最初にあらわれたコンビニに滑り込んだ。
本日初のコンビニである。
150kmぶりのコンビニとは。
補給も済ませて和歌山駅までたらたら走ってゴール。

タフでエキサイティングな山岳ロングライドであった。
和歌山駅に来るのは大台ケ原ライド以来かしらね。
初めての土地もいいけれど、こうして久しぶりに再訪するのも感慨深いものがある。

全国を旅して、おじいちゃんにでもなった時に、その地を再び訪れたら将来の自分は
今の自分をどう振り返るんだろうか。
きっと数十年後この毎日のことを惜しまない。
次はどこへ行こうか。

走行距離155km
平均速度25.6km/h
獲得標高2,681m
自転車,
写真,
機材紹介,
ロングライド,
1day,
アウトドア,
近畿,
輪行,

FELT F1 SL
こいつとの旅路もすでに60,000kmを突破した。
一体いつまで持つんだろうか。
できればずっとこのまま乗り続けたい。
龍神スカイラインは和歌山県と奈良県の県境を走る道路で、
標高800~1,200mを走り続ける30km近くある快走路。
高野山から南にまっすぐ伸びており、その延長線上には和歌山の山々、そして海。
アプローチで悩んだところだけれど、日没時間と距離を考えて、今回は高野山のふもと、南海電車の極楽橋駅まで輪行することにした。
AM5:00
家を出発し、まだ暗い大阪市内を駆け抜ける。
いつもこれくらい交通量が少なければいいのに、と思いながら。

ハルカス!
新今宮駅からおおよそ1時間40分の電車旅。
半分くらいうとうとしながら、橋本駅で乗り換える。

ちなみにこの南海高野線、途中に金剛駅、千早口駅、天見駅があり、オタク路線として一部の層に人気だったりする。
橋本から極楽橋までは関西でも珍しい登坂路線で、標高差443mをゆっくり登っていく。




車窓から見える景色はすっかり山々しい。
木々が色づいた渓谷を登っていくこの路線はきっと昼間だったら満員なんだろうな、と思う。
時折鮮やかな紅葉も見える。テンションあがる!
終点、極楽橋に到着して電車から降りるとその寒さにひるみそうになる。
下界とは全然違う空気、完全に山のソレだ。
5℃あるかないか、といったところだろうか。
これからあたたかくなるのだとは思うけれど、朝はこんなものか。

観光客はここから高野山ケーブルに乗り換えて、高野山駅まで。
今思えば私もおとなしくこっちを利用しておけばよかった・・・・
寒さに震えながらも、輪行解除して、もってきた朝ごはんをmgmg。
あたりを見渡しても、山しかない。
こんなところに駅がある方がおかしいくらい、山が深い。
うーん、駅前とかそういう言葉がまったく似つかわしくない件。


地図で高野山までのルートを確認。県道118号とかいうのが伸びているはずだ。
一通り車体チェックを済ませてスタート!!

_人人人人人人人人_
> 突然の砂利道 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

_人人人人人人人_
> 突然の激坂 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

どう考えても登山道です本当にありがとうございました。
まーきついよね。すぐに暑くなったよね。
平均斜度は20%くらい、路面はセミウエット、絨毯のように敷き詰められた紅葉、落ち葉、砂利、エトセトラ…
エクストリームライドの予感しかしない。

確かに紅葉はきれい・・・・!とてもきれいだ・・・・・!!最高・・・・・っ!
時たまスリップしそうになりながらも、なんとかバイクコントロールをしながら登っていく。
下手にダンシングしたらあかんやつやこれ。
斜度10%くらいで「楽になった」と感じたけれど、冷静に考えたらおかしい。
けど、なんだかんだ楽しいなー^^
って登っていたところ、なんだか後ろからうめき声が。
なんかなーおかしいなー、変だなーと思って振り返ると、横切ってたよね、熊がね。
もうね、ギア2段あげるしかないよね。必死ですよ。
ぱっと見は多分子熊くらいだったと思うけれど、凝視する余裕もない。
なんかもう本能的に「あ、やばい」ってなったし、写真撮る暇なんて当然ないしで、ひたすら1分くらい登り続けた。山岳ゴールの走りだったと思う。
ぜえぜえ息を上げながら後ろを確認すると、そこには何の変哲もない道路が。
助かった・・・。
なんだか変にテンションが上がってしまった。汗もかいたし、息も荒い。
服を一枚脱いで、いったん深呼吸。
落ち着いたところで、そのまま高野山方面まで登り続ける。
高野山一帯は、訪れた人は分かると思うけれど、本当に寺院が多い。

それもそう、なんてったって空海が開いた真言宗の総本山、日本仏教の聖地である。
この規模の宗教都市は他ではなかなかお目にかかることはできない。
私は無宗教だけれど、これだけ後世に影響を残すって、空海さんすごい人だったんだな。



まだ9時にもなっていないせいか、観光客もまばら。
始発電車組か、あるいはお寺の宿坊に泊まった人達か。
落ち葉を掃除する住職さんの姿が目立つ。
街は静かだけれど、徐々に始動していく感じがとてもいい。
ラチェット音を響かせながら、国道371号線、龍神スカイライン方面へ東進する。

高野龍神スカイライン(こうやりゅうじんスカイライン)は、起点を和歌山県伊都郡高野町奥の院交差点、終点を田辺市龍神村(旧・日高郡龍神村)とする延長42.7km、全線2車線のスカイライン。 和歌山県と奈良県の県境の1,000メートル級の尾根に沿って延び、護摩壇山の近くを通る。(wikipedia)
初めて通る道だ。
それだけでわくわくする!
関西にいながらもどうして今まで走ったことが無かったんだろうと考えると、やっぱりその遠さが原因かしらね。
と、いうよりはその先が何もなさすぎる。
同じ道を引き返して高野山に戻って来るならいいけれど、走り抜けるなら、いったいどこにいけばいいのやら。
和歌山の山っぷりは本当にすごくって、今まで全国走ってきたけれど、山の深さでは日本一かも。
といいつつ、今回はこのまま全部走って、ぐるっとまわって、和歌山駅まで抜けるんだけれどね!!
とりあえずスカイラインに突入。
快走路の名前にふさわしいよく整備された道路が迎えてくれる。これはいいものだ・・・。
この先、護摩山スカイタワーまで、道路はずっと良い状態だった。
なるほど、バイクツーリングでも人気なわけだ。
自転車には一台も合わないけれど、バイクはひゅんひゅん抜けていく。


めちゃくちゃ気持ち良いやつ
でも、もし、初心者が行くなら、やめたほうがいいかも。
というのもある程度走れる人じゃないとここまで来るのに疲れてるだろうし、なにより
アップダウンが結構多い。
具体的にはたった30kmで獲得標高1,000m突破した。極楽橋からの分を入れたとしても、こわいこわい。


前半は標高800~1,000mを上がったり下がったり。
この日は最高気温20℃、最低気温10℃と、11月末としてはかなりあたたかいほうだったおかげで寒くもない。
未知の道を楽しむばかり。


右手には和歌山の山々を見下ろす。
左手には三重の山々が。
稜線を走るおかげでとても景色が良く、ツーリングに人気なのも頷ける。
なにより単純に走ってて気持ち良い!ふひひ。



途中展望が良いところで写真を撮っていると、ちょうどバイク乗りの人がやってきた。
向こうから話しかけてきたから色々話していると、この龍神スカイライン、日中は混雑がひどいとのこと。
丁度今の紅葉シーズンには車が数珠つなぎになって、場合によっては渋滞するのだとか。
おお、こわいこわい。
そういえば対向車が全然来ないけれど、この時間だから、か。
往路も復路も渋滞するような時間帯には絶対に来たくないなー。


なにそれこわい


10時ちょっとに護摩山スカイタワーに到着ううううううう!!
いやいや、写真撮りながらでも意外と良いペースで来ることができた。
なにせ登りが楽しすぎたんだぜ!
ちなみに極楽橋からここまで無補給で来たせいで、空腹が半端なかった。
一応カロリーメイトがあったんだけれど、後半の山具合を見ていると、まだ消費しない方がいいように思えたからだ。
ここ道の駅、護摩山スカイタワーにはありがたいことにちゃんとご飯処がある!
営業時間は10時から。
食堂からの眺望がまた素晴らしい。

ここで頼むは豚バラ丼!!

うんまああああああああああああああああああああ
なにこれめちゃくちゃ美味しい。
ハンガーノック寸前だったってのもあるけれど、お肉が柔らかくって、ボリューミーで、たまごとよく絡んでいて、ネギが良いアクセントで。
家の近くに欲しいレベル。
ぺろりと平らげて、食堂を後にする。
飲み物だけは補給して、早々と南方面へ下ることに。

1,200mから400mくらいまで一気に下るのかしらね。
気合いを入れて、ダウンヒル開始!!

紅葉が色づく渓谷を下る。
初見の下りだから慎重に、と思いながらもついつい速度が上がってしまう。
割と先が読み易いカーブが多いってのもあったかしらね。
対向車も少なかったし、精神的にも安心して下ることができた。


下りに下って、道の駅龍神に到着―。
なんだかんだでお腹が空いていたから、ここでまた菓子パンを補給。背中のポケットにも突っ込むことに。

護摩山スカイタワーにいたバイク乗りがまたいてちょっと親近感。
バイクとほぼ同タイムで下れる自転車isすごい。

ここからは再び国道371号線にのって、南南西に向かって走る。
一応帰り道になるのかしらね。
それにしてはかなりの奥の奥で、南紀白浜まで50kmもないくらいっていうね!
(ヤマノススメの夏休みの宿題回でひなたがバカンスに来ていたところ)
南部、日高、有田と突き進む。



途中で国道424号線に乗り換える。
この日は大阪で焼肉の約束があったから、時間を意識していたってのもあって、ひたすらアベレージ走行をしていた。
平地ならひたすら33km/hを維持する感じ。これが私にとって一番速い。無駄なく、無理なくがモットー。
それにしてもこのあたり、本当に何もない。
あるのは吊り橋くらい(えっ)
というのもなんかやたらと吊り橋が多くって、全部で10本くらい見た気がする。
その中でもやたらと怖いやつがあって、試しに渡ろうとしたものの、途中で引き返したくらい。


ギシアンぱないっす。
有田町からはルートが三つあって、このまま国道を走るコースと、いったん海に出て国道24号線を走るコース、そして最短の県道18号線コースだ。
ちなみに最後の18号線は事前情報なし、地図で調べてたまたま出てきたルートだけれど、
道のくねり具合を見ると多分、山だ。
行くしかないだろう!


ということでヒルクライムオン。
さすが和歌山というか有田というか、やたらとミカン畑が多い。
遠目にみたら紅葉と思ってたら全面ミカン畑っていうね。
そして面白半分で登り始めたこの無名峠、登ってみると400mアップでなかなかあれだった。
いいデザートだった。

下ってしまえばようやく和歌山駅が射程範囲に。
市街地っぽいところまで来たときは、本当に久しぶりに街を見た気がした。
そして例にも漏れずお腹ぺこぺこだった私、最初にあらわれたコンビニに滑り込んだ。
本日初のコンビニである。
150kmぶりのコンビニとは。
補給も済ませて和歌山駅までたらたら走ってゴール。

タフでエキサイティングな山岳ロングライドであった。
和歌山駅に来るのは大台ケ原ライド以来かしらね。
初めての土地もいいけれど、こうして久しぶりに再訪するのも感慨深いものがある。

全国を旅して、おじいちゃんにでもなった時に、その地を再び訪れたら将来の自分は
今の自分をどう振り返るんだろうか。
きっと数十年後この毎日のことを惜しまない。
次はどこへ行こうか。
走行距離155km
平均速度25.6km/h
獲得標高2,681m
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