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六六甲山ヒルクライム

神楽坂つむり

自転車, ロングライド, 1day, 近畿, イベント, オフ会,
動機は聞かないでほしい。
ただ単にチャレンジしてみたかっただけなんだ。

ある金曜日の夜。
琵琶湖いこうかなー大台ケ原もいいなー、伊勢もいいなーと
翌日ライドの行き先を考えるとっても楽しい時間。

やっぱり山かな、いっぱい登りたいなあ・・・・
でも、大台ケ原遠いし、輪行面倒だし。


そうだ、六甲山たくさん登ればいっぱい登れるんじゃね?



“六”甲山だし六回登ればいいんじゃね?

で、ルートラボ引いてみる。
六甲山逆瀬川ルートをメインに6回登る。
ふもとまでは片道30kmくらい。

往復すると60km。ふむ、それだけでも結構あるのね。

で、登りと下りが100km。
やれやれ。
冷静に考えて体力的にもそうだけど、時間的にも一日で走れるぎりぎりっぽかったから早朝6時に自宅を出発した。

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ヒルクライム仕様。
後輪は登りを意識してDURA ACEのC24。
前輪は下りを意識してCAMPAGNOLO ZONDAに25Cタイヤ。
念のためにブレーキシューを前後とも新品に交換した。
スプロケットは11-25T。ごくごく標準(他を持っていない)

IMG_1601.jpg

今回はフォロワーのもつなべ氏も参戦。
六甲山のふもとまで、たらたらと走る。
途中コンビニで朝ご飯を食べて、カロリーをしっかりと摂取。
梅おにぎりとバナナと野菜ジュースmgmg。

8:00

逆瀬川ルートでまずは1本目。
いつもならスタート時から20km/hくらいで飛ばすけれど、先は長いということで抑え気味に。
住宅街を抜けて、バイパスを越えて、本格的な六甲道に入ってからも、なるべくなるべくペースを保つ!
このペース配分が難しい。
心肺、筋肉的にはもっと速度出せるけれど、ここは疲れない、心拍数が上がらない程度の
こなす速度で登らねば。

IMG_0344.jpg


とは言ってもこの逆瀬川ルート、斜度10%が続く続く。
あまり力を抜き過ぎるとロクに登れなくなる。
ちゃんと踏んで回さないといけない。
というわけで、程よく生かさず殺さずで淡々と登る。
つれえww

前日の雨のせいか、気温がぐっと下がったのが救い。
もう8月も末だし、夏の終わりが近いのかしら。
ヒルクライムの季節だ。
山頂付近は20〜25℃くらいだったかな。

そして一軒茶屋に到着。

ペース的にはちょうど51分くらいだった。
遅くもなく速くもなく。

まだまだ!ということでノータイムで来た道を折り返す。
もつなべさんが1コーナーで見えなくなる(後ろに)
体重軽すぎい。
下りでスピードが乗らないのは私もたいがいだけれど、もつさんは私以上に軽いんだなあ。

2本目も間髪入れずにスタート。
1本目とほぼ変わらないペースでたんたんと登る。
むしろ脚があたたまって、さっきよりもゆっくりでも登りやすい。
やっぱ一度登るなりなんなりして身体を目覚めさせないとパフォーマンス上がってこないのはいつものこと。

1本目とほぼ同タイムでクリアー。
一軒茶屋の広場でハイカーの2人組と談笑。
六六甲のことを話すと「この人はいったい何を言っているんだろう」みたいな顔をされたのはここだけの話'`,、('∀`) '`,、
もつさんが遅れて到着。どうやらスタミナが切れてしまったもようで、切り上げるということに。
次の登りは表六甲から!と思っていたので、一緒に表六甲から下るために移動したら

IMG_2725.jpg

通行止め!
おおう、これは仕方ない。おとなしく逆瀬川ルートから下ることに。
そしてツイッター情報いわく、西も通行止めということに。
なるほど逆瀬川ルートしかないじゃねーの。

もつさんとお別れしてここからソロに。
まあ登りだから一人でも二人でもペースは変わらない。

3本目。
少し脚が重くなってきた・・・・?
いやでもペースはあまり変わらない。ダンシング割合を増やして、心肺でカバーする。
頂上11:50。これで半分終わった。獲得標高は2,600m。

ダウンヒルがてらお昼ご飯を食べにいくことに。
甲陽園方面に下って、ハルヒの舞台を堪能しつつ、牛丼屋で補給完了!
ストレッチをしつつ小休憩を挟む。うーん、ちょっと暑くなってきたかな。
バナナとウイダーを追加補給。カロリー大事ね。

4本目。
ちょっときつい。
太ももが張ってきたように思える。痛みはない。
ギアチェンジに無駄が多くなってきた。リズムがちょっと崩れてる・・・?
気持ちを立て直して、意識してゆっくりでも確実に登ることに。
この回はあえてシッティングを多めにして一定ペースを心がけることに。
頂上14:20。

IMG_7630.jpg

サイダー補給!あついあつい。

逆瀬川駅まで下って、5本目トライ。
やばい、ちょっと太ももがぴくぴくしだした。
どう誤摩化すか・・・筋肉がダメなら心肺で登るしかない。
ほぼダンシングで登りきる。
10%区間は8km/hくらいまで落とすことに。
進めば問題ない。
頂上15:40

再びサイダー補給。水分とカロリー補給に炭酸飲料はありがたい。

ダウンヒルもそろそろ辛くなってきた。
これだけ下ると肩と腰にちょっと来る。
特に逆瀬川の下りは減速のための段差がガタガタガタガタ
25Cタイヤで良かった。

さあ6本目、ラストヒルクライム!
もうだいぶキてる。獲得標高も4,000越えてる。
斜度関係なく踏んだだけで太ももが悲鳴を上げそうになる。
けれど、もう最後だ。ここはパワーで押し切る!!
それでも10%区間はムリできない。1本目と比べて倍くらいの距離に感じた。
頂上が近づいて斜度が緩くなっても、ペースは上がらない。
終始10km/hいくかいかないかくらいでペダルを回す。

頂上16:40 

六六甲成功!!\\ ٩( 'ω' )و ////


想像通りキツかった。
一日でこれほど登ったの実は初めてだ。
今までで最も登ったのは四国ツーリングの一日目、四国カルスト
ちょっと山登りに四国ツーリングいってきた 1/2 四国カルスト
冷静に考えたらあの時もツーリング中なのに4,500mだった。

今回は獲得標高5,127m!!
走行距離162km
平均速度15.3km/h


走ってるとき、1,000kmキャノンボールを少し思い出したけれど、
あれと比べると全然楽だ、って思いながら走ってたからキャノンボールはやっぱり異常。

とりあえず山岳系のチャレンジも無事に終了。
少しは強くなれたかな。

おわり。









   
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はじめまして。
キャノンボールの記事にたどり着いて以来頻繁に拝見しています。
私はヒルクライムが苦手ですので、以前のタイヤ、バッグの説明のように
ヒルクライムのコツ、テクニック、機体等について書いて頂けると幸いです。