自転車旅で使っているバッグ類を紹介するだけの記事「旅情満点 自転車バッグ」
自転車, 機材紹介, ノウハウ, キャンプツーリング,
自転車旅は準備が大事、と思うようになったのは、自転車旅をするようになって1年経過したころだろうか。
日程、ルート、補給、標高、宿、服装、電子機器、エトセトラ、エトセトラ。
どれもこれも、最初はどうもうまくいかなかった。
だいたいみんなそうだと思います。最初からうまくいくことってないんじゃないでしょーか。
その理由はきっと、理想と現実のギャップというか、計画するにもその予測が甘かったり、まあそんなところ。
結局のところ自分が今、どんなレベルなのか把握していないと、中ボスも倒せない。
いろいろ準備するものの中でも重要なのが荷物かなーと。
実は最近はもうすっかり荷物が定番化してきたり。
今回はその荷物、ではなく!
その荷物を収納するバッグ、あるいは携行方法について、いろいろ記していこう。

日程、ルート、補給、標高、宿、服装、電子機器、エトセトラ、エトセトラ。
どれもこれも、最初はどうもうまくいかなかった。
だいたいみんなそうだと思います。最初からうまくいくことってないんじゃないでしょーか。
その理由はきっと、理想と現実のギャップというか、計画するにもその予測が甘かったり、まあそんなところ。
結局のところ自分が今、どんなレベルなのか把握していないと、中ボスも倒せない。
いろいろ準備するものの中でも重要なのが荷物かなーと。
実は最近はもうすっかり荷物が定番化してきたり。
今回はその荷物、ではなく!
その荷物を収納するバッグ、あるいは携行方法について、いろいろ記していこう。

まず、バッグの種類について。
皆さんご存知のとおり、自転車用バッグはほんと種類が多いですね。いいことです。助かります。
乗り物は移動手段であり、運搬手段でもあることの現われでしょうか。
飛行機しかり、船舶しかり、鉄道しかり。
自転車で言うところのバッグは大きく分けると二つ。
①身に付けるバッグ
②自転車に付けるバッグ
①身に付けるバッグ
これは一番分かりやすいですね。リュックやメッセンジャーバッグというやつです。
色んなメーカーから色んな形状・コンセプトの商品が発売されている。
■リュック(ザック)(バックパック)

身に付けるバッグで最も使い勝手が良いとされているバッグ。
荷物の量に合わせて、いろんな容量にものを選ぶことが出来ます。
小さいものだと数百グラム、大きいものだと容量30リットル。
自転車用となれば、これがなかなかフィット感が良い。
肩と胸と腰のベルトで、リュックの重さをうまく分散させることが出来ます。
重いリュックを背負った時の、「肩だけ痛い!」を防止してくれたり。
私も自転車旅を始めた頃はよく使っていました。
そう、昔は。
今はすっかり使わなくなってしまいました。
というのも、いくら自転車用に作られていて優れていても、結局のところ、身に付けるというのはそれだけで障害だと感じたから。
自転車はバイクなんかと違って、絶えず身体を動かしているんですね。
ペダリングはもちろん、ダンシングしたり、姿勢を変えたり、ストレッチをしたり。
そういう動作をするにあたって、荷物を身に付けるってのは、どうしたって妨げになります。
神経質なだけかもしれないけれど、特にダンシングの時なんかは、とても重く感じる。
でも、腰を浮かせるのに必要なエネルギーがいつもより荷物の重量分だけ大きくなるのは事実。

あとこれはメッセンジャーバッグでもそうだけれど、
荷物の重量分、いつもより体重が重くなるようなもので、
その重さっていうのは、結局お尻にのしかかります。おしりにつけがまわる。
たとえば椅子に座っている時に頭に漬物石を置いたらどうなるでしょーか。
お尻が痛くなるはずです。(頭と)
ふだん体重50kgの人が、突然54kgだとかになったら、当然身体バランス崩れるし、各部に痛みが生じてしまいます。
それが短時間ならいいけれど、ことツーリングとなると、これは死活問題だったり。
私がとにかく、いかに効率的に、疲れることなく、快適に、楽に走ることが出来るかを考えるようなダメ人間なので、
お尻や膝に負荷がかかるのは、なるべく避けたい。
結局のところ、私には合わない、ということ。
もちろん便利ですこのリュックというやつは。
短い距離ならありありだと思います。ちょっとした買い物とかね。
ただし、ロング、宿泊ツーリングには不向き、って思います。個人的には。

■メッセンジャーバッグ

大好きです。でもツーリングには使いません。
みなさんご存知の通り街乗り用です。ちょっと洒落た雰囲気を持っているので、好きです。
色んなデザインがあるので、好きです。
でもやっぱりツーリングには向きません。
リュックと同じ理由プラス片肩掛けなので、重い荷物を入れると、片方の肩だけが痛くなってしまう上に、
腰ベルトも胸ベルトもないので大変です。
でも、学生のころから毎日使っています。
リュックと違って、すぐに荷物が取り出せる、走りながらでも荷物を出し入れできる、その気軽さが、好きです。
■サコッシュ

自転車ならではのアイテム。
元々はプロロードレースで選手に補給食を渡す為の簡易的なバッグだけれど、
そのコンパクトから普段使いでもいけちゃう憎い奴。
実際私も近所に買い物行く時とか使ってたり
他のバッグに忍ばせておいて、輪行の時に活用したり、お土産入れに使ったり。

畳めばほんとコンパクトで軽いし、とりあえず携行しておけば便利なアイテム。
サイクルモードなんかのイベントで無料配布されているのも嬉しい。
②自転車に付けるバッグ

これがメインと言いますか、皆さんも一番お世話になってるんじゃないでしょーか。
バッグを装備した自転車、というのはただそれだけでとても魅力的に見えてきます。
旅情を掻き立てると言うか、心に響いてくると言うか・・・
バッグを装備することでずっと遠くまで行ける感がぐっと増す。そこに惹かれる。
そして身に付けない解放感もまた格別。
荷物満載の自転車に、身一つでまたがると、なんともいえない無敵感を感じたことがある人は私だけじゃないはず。
一国一条の主というと大げさだけれど、それくらい、安心感と野望感をもつことができる。
色々あります。
自転車のあらゆる箇所を活用しようというメーカーの意地を感じます。
■サドルバッグ

スポーツ自転車を始めたばかりの人がまず最初に買う自転車バッグだと思います。
つまりそれだけ使いやすいということです。
何より装着方法が簡単で、自転車による制約がほとんどないその汎用性の高さ、気軽が魅力的。
10秒もあればぱっと取り付けられる。

収納能力も商品によって様々で、パンク修理キットだけでいっぱいになってしまうものから
一泊二日程度の荷物をすべて収納できるものまである。
どんだけ積むねん、って突っ込みたくなるくらい容量が大きいものもあります。
さすがに自転車の重心が崩れてしまって走りに影響が出そうな気もしますが、本人が良いなら良いんでしょう。

実際にダンシングなんかにはモロに影響が出ます。
よくサドル(シートポスト)を変えたらダンシングが楽になった!なんて聞きますが、
せいぜい数十グラム軽くなっただけ。それなのに実感するってことは、
サドルバッグ付けて荷物詰め込んだ日には、影響が出ない訳がありません。
かくいう私もツーリングにはよくよくサドルバッグを活用していますが、多少重く感じることはあり。
けれども、使い勝手が良いからやめられない。
結局のところそういったトレードオフで考えないと、自転車に荷物なんて載せられない。
本来、ロードバイクには、何もつけないのが一番良いですしおすし。
■フロントバッグ

これはちょっと特殊、というか普段から付けている人は少ないのでは。
というのもそもそも製品が少ないうえに、装着方法がばらばらで、ハンドル周りの形状だとか何とかに左右される。

「わざわざフロントバッグをつけなくてもサドルバッグで事足りる」
ことがほとんどだと思います。

それでも私はたまーにフロントバッグを使うことがあって、だいたいつけるときは
「サドルバッグだけじゃ足りない」って時くらいでしょうか。
あとは、どうしても手元の出し入れがしやすい場所に荷物を置いておきたい時。
スタンプラリーとか、ブルべとか、カメラ入れるとか、そういった明確な目的があればありだと思います。
ただし、ハンドル部分に取り付けるから、どうしてもライトとかサイコンとの場所の取り合いになること請け合い。
見た目もちょっと野暮ったくなるし、逆にそれが良いと言う人もいるし、結局はこれもトレードオフ。
あ、でも、走りの面では、サドルバッグ程の影響はないのがメリットだったりします。
ゆったり走る分には。
ただ、スプリントしたり、クリテリウムみたいにガンガン曲がったり飛んだりする場合は、ハンドリングに影響が出る場合も。
私はレンズ付きの一眼レフカメラ(1.5kg)を載せて走りますが、特に不満に思ったことはないです。
あくまで個人的な話ですが。
補給食を入れるのには、最高だと思います。
つまり、キャノンボールなんかには、とてもいい。


オーストリッチのフロントバッグは固定力がかなり高い。容量9ℓ。
今でも現存しているランドナーというカテゴリーではむしろ標準装備といってもいいアイテム。
旅のスペシャリストであるところのランドナーに標準装備と言うことは
やっぱりツーリングにも持って来いなんだなぁと、改めて思う訳です。
私が今更考えなくても、何十年も昔から、旅のスタイルと言うのは確立されているんだなー。
■パニアバッグ、サイドバッグ

はい、旅情を最も掻き立てるやつです。
連泊ツーリングには必須のアイテムであり、これさえあれば、日本一周、あるいは世界一周が可能になります。

収納力は他のバッグとは一線を画す。
参考までに私が愛用しているオーストリッチのパニアバッグ特大だと
容量が37ℓ×2の74ℓ、質量は1,800g。
キャンプツーリングで必要な荷物を全て収納することが出来ます。
他のバッグと比べて重心を低くすることが出来るのも魅力のひとつですね。
バッグ内で多い荷物を下に、軽い荷物&よく使う荷物を上にすれば、自転車全体のバランスも良くなったり。
バッグで荷物が散らからないように、小分けの袋で分類するのがオーソドックスかしら。
デメリットはこいつを付ける為には大前提としてキャリア(荷台)が必要ってこと。
この時点でカーボンロードは弾かれるし、そもそもダボ穴が付いていなければ
フレーム素材関係無しに取り付けることが出来ない。
そう思っていた時期が私にもありました。
ダボ穴がなくても装着できます。
詳しくはこちらの記事を参照。
【キャリア】ロードバイクに荷台(リアキャリア)を付ける方法 【Viva/ Tioga / 日東】
キャリアを付けてその左右にバッグが来る訳だけれど、
キャリアの上部分、天板部分がフリーになるから、そこにテントや寝袋を載せるのがよくあるパターンかしら。

走行感は慣れるまでものっそい違和感があると思います。
なんせ重い。重心が低い。ロードバイク本来の軽快感なにそれ美味しいの状態です。
だけれども、慣れるとそれが心地良いんです。魔力です。
ダンシングする時は自転車は全く揺らさずに、自分だけ揺れる感じ。

■フレームバッグ

トラス構造を最大限利用しようって発想。

実はこれ結構便利なんですよね。使い勝手が良です。
割とどんなフレームにも付けられるし、乗り心地への影響が少ない。

前三角か、トップチューブの先端部分に取り付けることが多いかしら。

容量も結構種類があって、スマートフォンサイズのものから、替えのジャージがたっぷり入るものまで。
場所的に走りながらでも荷物の出し入れが出来るから、補給食入れにもおすすめ。
結局のところどんな荷物が要るかによってその方法が変わってくるから、
どこかの回で荷物について考えてみたい。

自転車旅のあれこれ第一弾 「タイヤ選び、25Cのススメ」
自転車,
機材紹介,
ノウハウ,
キャンプツーリング,
皆さんご存知のとおり、自転車用バッグはほんと種類が多いですね。いいことです。助かります。
乗り物は移動手段であり、運搬手段でもあることの現われでしょうか。
飛行機しかり、船舶しかり、鉄道しかり。
自転車で言うところのバッグは大きく分けると二つ。
①身に付けるバッグ
②自転車に付けるバッグ
①身に付けるバッグ
これは一番分かりやすいですね。リュックやメッセンジャーバッグというやつです。
色んなメーカーから色んな形状・コンセプトの商品が発売されている。
■リュック(ザック)(バックパック)

身に付けるバッグで最も使い勝手が良いとされているバッグ。
荷物の量に合わせて、いろんな容量にものを選ぶことが出来ます。
小さいものだと数百グラム、大きいものだと容量30リットル。
自転車用となれば、これがなかなかフィット感が良い。
肩と胸と腰のベルトで、リュックの重さをうまく分散させることが出来ます。
重いリュックを背負った時の、「肩だけ痛い!」を防止してくれたり。
私も自転車旅を始めた頃はよく使っていました。
そう、昔は。
今はすっかり使わなくなってしまいました。
というのも、いくら自転車用に作られていて優れていても、結局のところ、身に付けるというのはそれだけで障害だと感じたから。
自転車はバイクなんかと違って、絶えず身体を動かしているんですね。
ペダリングはもちろん、ダンシングしたり、姿勢を変えたり、ストレッチをしたり。
そういう動作をするにあたって、荷物を身に付けるってのは、どうしたって妨げになります。
神経質なだけかもしれないけれど、特にダンシングの時なんかは、とても重く感じる。
でも、腰を浮かせるのに必要なエネルギーがいつもより荷物の重量分だけ大きくなるのは事実。

あとこれはメッセンジャーバッグでもそうだけれど、
荷物の重量分、いつもより体重が重くなるようなもので、
その重さっていうのは、結局お尻にのしかかります。おしりにつけがまわる。
たとえば椅子に座っている時に頭に漬物石を置いたらどうなるでしょーか。
お尻が痛くなるはずです。(頭と)
ふだん体重50kgの人が、突然54kgだとかになったら、当然身体バランス崩れるし、各部に痛みが生じてしまいます。
それが短時間ならいいけれど、ことツーリングとなると、これは死活問題だったり。
私がとにかく、いかに効率的に、疲れることなく、快適に、楽に走ることが出来るかを考えるようなダメ人間なので、
お尻や膝に負荷がかかるのは、なるべく避けたい。
結局のところ、私には合わない、ということ。
もちろん便利ですこのリュックというやつは。
短い距離ならありありだと思います。ちょっとした買い物とかね。
ただし、ロング、宿泊ツーリングには不向き、って思います。個人的には。

■メッセンジャーバッグ

大好きです。でもツーリングには使いません。
みなさんご存知の通り街乗り用です。ちょっと洒落た雰囲気を持っているので、好きです。
色んなデザインがあるので、好きです。
でもやっぱりツーリングには向きません。
リュックと同じ理由プラス片肩掛けなので、重い荷物を入れると、片方の肩だけが痛くなってしまう上に、
腰ベルトも胸ベルトもないので大変です。
でも、学生のころから毎日使っています。
リュックと違って、すぐに荷物が取り出せる、走りながらでも荷物を出し入れできる、その気軽さが、好きです。
■サコッシュ

自転車ならではのアイテム。
元々はプロロードレースで選手に補給食を渡す為の簡易的なバッグだけれど、
そのコンパクトから普段使いでもいけちゃう憎い奴。
実際私も近所に買い物行く時とか使ってたり
他のバッグに忍ばせておいて、輪行の時に活用したり、お土産入れに使ったり。

畳めばほんとコンパクトで軽いし、とりあえず携行しておけば便利なアイテム。
サイクルモードなんかのイベントで無料配布されているのも嬉しい。
②自転車に付けるバッグ

これがメインと言いますか、皆さんも一番お世話になってるんじゃないでしょーか。
バッグを装備した自転車、というのはただそれだけでとても魅力的に見えてきます。
旅情を掻き立てると言うか、心に響いてくると言うか・・・
バッグを装備することでずっと遠くまで行ける感がぐっと増す。そこに惹かれる。
そして身に付けない解放感もまた格別。
荷物満載の自転車に、身一つでまたがると、なんともいえない無敵感を感じたことがある人は私だけじゃないはず。
一国一条の主というと大げさだけれど、それくらい、安心感と野望感をもつことができる。
色々あります。
自転車のあらゆる箇所を活用しようというメーカーの意地を感じます。
■サドルバッグ

スポーツ自転車を始めたばかりの人がまず最初に買う自転車バッグだと思います。
つまりそれだけ使いやすいということです。
何より装着方法が簡単で、自転車による制約がほとんどないその汎用性の高さ、気軽が魅力的。
10秒もあればぱっと取り付けられる。

収納能力も商品によって様々で、パンク修理キットだけでいっぱいになってしまうものから
一泊二日程度の荷物をすべて収納できるものまである。
どんだけ積むねん、って突っ込みたくなるくらい容量が大きいものもあります。
さすがに自転車の重心が崩れてしまって走りに影響が出そうな気もしますが、本人が良いなら良いんでしょう。

実際にダンシングなんかにはモロに影響が出ます。
よくサドル(シートポスト)を変えたらダンシングが楽になった!なんて聞きますが、
せいぜい数十グラム軽くなっただけ。それなのに実感するってことは、
サドルバッグ付けて荷物詰め込んだ日には、影響が出ない訳がありません。
かくいう私もツーリングにはよくよくサドルバッグを活用していますが、多少重く感じることはあり。
けれども、使い勝手が良いからやめられない。
結局のところそういったトレードオフで考えないと、自転車に荷物なんて載せられない。
本来、ロードバイクには、何もつけないのが一番良いですしおすし。
■フロントバッグ

これはちょっと特殊、というか普段から付けている人は少ないのでは。
というのもそもそも製品が少ないうえに、装着方法がばらばらで、ハンドル周りの形状だとか何とかに左右される。

「わざわざフロントバッグをつけなくてもサドルバッグで事足りる」
ことがほとんどだと思います。

それでも私はたまーにフロントバッグを使うことがあって、だいたいつけるときは
「サドルバッグだけじゃ足りない」って時くらいでしょうか。
あとは、どうしても手元の出し入れがしやすい場所に荷物を置いておきたい時。
スタンプラリーとか、ブルべとか、カメラ入れるとか、そういった明確な目的があればありだと思います。
ただし、ハンドル部分に取り付けるから、どうしてもライトとかサイコンとの場所の取り合いになること請け合い。
見た目もちょっと野暮ったくなるし、逆にそれが良いと言う人もいるし、結局はこれもトレードオフ。
あ、でも、走りの面では、サドルバッグ程の影響はないのがメリットだったりします。
ゆったり走る分には。
ただ、スプリントしたり、クリテリウムみたいにガンガン曲がったり飛んだりする場合は、ハンドリングに影響が出る場合も。
私はレンズ付きの一眼レフカメラ(1.5kg)を載せて走りますが、特に不満に思ったことはないです。
あくまで個人的な話ですが。
補給食を入れるのには、最高だと思います。
つまり、キャノンボールなんかには、とてもいい。


オーストリッチのフロントバッグは固定力がかなり高い。容量9ℓ。
今でも現存しているランドナーというカテゴリーではむしろ標準装備といってもいいアイテム。
旅のスペシャリストであるところのランドナーに標準装備と言うことは
やっぱりツーリングにも持って来いなんだなぁと、改めて思う訳です。
私が今更考えなくても、何十年も昔から、旅のスタイルと言うのは確立されているんだなー。
■パニアバッグ、サイドバッグ

はい、旅情を最も掻き立てるやつです。
連泊ツーリングには必須のアイテムであり、これさえあれば、日本一周、あるいは世界一周が可能になります。

収納力は他のバッグとは一線を画す。
参考までに私が愛用しているオーストリッチのパニアバッグ特大だと
容量が37ℓ×2の74ℓ、質量は1,800g。
キャンプツーリングで必要な荷物を全て収納することが出来ます。
他のバッグと比べて重心を低くすることが出来るのも魅力のひとつですね。
バッグ内で多い荷物を下に、軽い荷物&よく使う荷物を上にすれば、自転車全体のバランスも良くなったり。
バッグで荷物が散らからないように、小分けの袋で分類するのがオーソドックスかしら。
デメリットはこいつを付ける為には大前提としてキャリア(荷台)が必要ってこと。
この時点でカーボンロードは弾かれるし、そもそもダボ穴が付いていなければ
フレーム素材関係無しに取り付けることが出来ない。
そう思っていた時期が私にもありました。
ダボ穴がなくても装着できます。
詳しくはこちらの記事を参照。
【キャリア】ロードバイクに荷台(リアキャリア)を付ける方法 【Viva/ Tioga / 日東】
キャリアを付けてその左右にバッグが来る訳だけれど、
キャリアの上部分、天板部分がフリーになるから、そこにテントや寝袋を載せるのがよくあるパターンかしら。

走行感は慣れるまでものっそい違和感があると思います。
なんせ重い。重心が低い。ロードバイク本来の軽快感なにそれ美味しいの状態です。
だけれども、慣れるとそれが心地良いんです。魔力です。
ダンシングする時は自転車は全く揺らさずに、自分だけ揺れる感じ。

■フレームバッグ

トラス構造を最大限利用しようって発想。

実はこれ結構便利なんですよね。使い勝手が良です。
割とどんなフレームにも付けられるし、乗り心地への影響が少ない。

前三角か、トップチューブの先端部分に取り付けることが多いかしら。

容量も結構種類があって、スマートフォンサイズのものから、替えのジャージがたっぷり入るものまで。
場所的に走りながらでも荷物の出し入れが出来るから、補給食入れにもおすすめ。
結局のところどんな荷物が要るかによってその方法が変わってくるから、
どこかの回で荷物について考えてみたい。

自転車旅のあれこれ第一弾 「タイヤ選び、25Cのススメ」
- 関連記事
-
-
【飛行機輪行】JALが提供する「SBCON」が画期的だと思った体験談 2019/06/29
-
【輪行】ブロンプトンで飛行機輪行をしてみた話 2019/03/20
-
【自転車旅】大阪発輪行 ツーリングでオススメの場所・交通手段をまとめてみる【フェリー編】 2018/01/25
-
クロモリロードバイクについてちょっと真面目に語ってみました 2017/01/14
-
【移行しない運用】私がディスクブレーキ車とリムブレーキ車どちらも乗り続けている理由【ディスクロード時代だけど】 2020/02/06
-
「2日あれば冒険できる」ことについての記事 2016/03/26
-
新カテゴリ 自転車旅のあれこれ 2014/06/21
-
自転車旅、ロングライドでのカメラの持ち運びについて。写真とカメラのお話。 2018/03/08
-
【バイクパッキング】フルサイズのフレームバッグスタイルへ移行しつつあるので備忘録【apidura,Revelate Designs,AGU】 2021/11/19
-
【費用、距離、時間etc】数字で見る自転車旅、ロングライド 2019/12/11
-