【キャリア】ロードバイクに荷台(リアキャリア)を付ける方法 【Viva/ Tioga / 日東】
自転車, 機材紹介, バイクパッキング, キャンプツーリング, アウトドア,その2を記事にしました。
その件についていろいろ質問いただいたので、
まとめてみようと思う。

忘れていたわけではないこともない。
荷台を付けた経緯なんかは当時の記事をご覧いただきたい。
まあ単純にテントが必要で、中部ツーリングの時のように、郵送もできなかったから
運ぶしかなかったのだ。

さて、ロードバイクにリアキャリアを付けるとなると、方法は大きく分けて二つ。
シートポストキャリアを付けるか
フレーム固定型キャリアを付けるか。
前者がほとんどかしらね。
私も過去に使ったことがある。
けれども装着した感じはあくまで板だから、大荷物を載せることはできない。
テントを運んだりするならやっぱりフレーム固定型キャリアだろう。
最近、登山用にUL商品(ウルトラライト)が流行っているから、そのあたりをうまく使えば
シートポストキャリアでも運用できるかもしれない。
フレームにキャリアをつけるなら、大前提として、カーボンフレームじゃ駄目。
もうね、そんなことしたらツーリング中に断裂・破損しても文句言えない。
ということで必然的にアルミフレームかクロモリフレームになる。
注意すべきは、レース用に作られた肉薄のアルミやクロモリだと
たとえ金属フレームと言えども、局所的な力に弱いから、非推奨。やめておいた方が良い。

私の初代ロードバイクのルイガノLGS-CT
この子はダボ穴標準装備だった。
キャリアを取り付けるためにはダボ穴が必要
たいていのキャリアはフレームに設けられたダボ穴を利用して固定される。
シートステーと、リアエンド付近にそれぞれ必要。
が、残念ながら私のBH Pinoにはダボ穴なんてものがない!!
詰んだ。
というわけでもない。
ダボ穴がなければ、付ければいいじゃない!!
というこで、こんな部品を取り寄せてみた。

シートステーのダボ穴代わりに利用したのがこちらの
日東CF040クリップという部品。
ネジを通す穴が開けられた金属バンドと、
フレームに圧着するためのゴムバンドと、
キャリアと金属バンドを通して固定するためのネジ&ナット
という部品構成。
なんともまあ単純な商品である。
だけれどなかなかどうしてこれが救世主になるのだ。
使い方は簡単、というか写真を見ていただければ分かると思う。

シートステーの適当な位置にバンドを取り付けて、
キャリアとバンドをネジで固定し、締め込んでいくだけ。
これで即席のダボ穴完成である。
(どうみてもホームセンターで部品集めたら簡単に作れる)
次にリアエンド側のダボ穴をどうするか。
シートステーみたいにバンドを利用する方法もあるのかもしれないけれど
こんな商品見つけた。

Vivaのクイックエンドアダプター
これはまあアイデア商品みたいなもので
ダボ穴が付いた板のようなものを、後輪のクイックとエンド部分の間に挟み込んで
クイックを締め付けた時に、その板が同時に固定されるというもの。


装着はとても簡単で、クイックを緩めて、クイックとフレームエンドの隙間に
板の凹んだ部分を注し込むだけ。
これでシートステーと、リアエンドにダボ穴を設けることができた!!
あとはキャリアを用意して、それぞれのダボ穴に固定するだけ。
キャリアはお好みのものを選べばいいと思うけれど
私がいろいろ調べた中ではこのタイオガのキャリアが最も軽いし、使い勝手も良さそうだった。



それぞれのネジを仮固定して、微妙な角度を修正し、
本締めして完成!!




うーん、なかなかどうしてサマになっている気がする。
キャリアがつくだけで一気にツーリング自転車って感じになるし
旅情あふれてわくわくする。
荷台と部品合わせて1kg程度かしら。
すべて金属であることを考慮するとかなり軽い仕上がりだと思う。
さて、気になるのは強度だ。
荷台の耐荷重は25kgだったけれど、重要なのはその固定部分だろう。
実際の荷物はテントとか着替え、電子機器、非常食、パニアバッグの自重等で
10kgちょっとだったかしら。
結果からいうと問題無し。
無事にテントツーリングをサポートしてくれた。
正直ちょっと不安もあったし、万が一を考えて応急処置ができる用意もしていたのだけれど、杞憂に終わった。
ツーリング以外にも
たくさん荷物を運ぶ時とか、ちょっとしたイベントに参加する時とか
今後も活用できるかもしれない。
おわり。
自転車,
機材紹介,
バイクパッキング,
キャンプツーリング,
アウトドア,
まあ単純にテントが必要で、中部ツーリングの時のように、郵送もできなかったから
運ぶしかなかったのだ。

さて、ロードバイクにリアキャリアを付けるとなると、方法は大きく分けて二つ。
シートポストキャリアを付けるか
フレーム固定型キャリアを付けるか。
前者がほとんどかしらね。
私も過去に使ったことがある。
けれども装着した感じはあくまで板だから、大荷物を載せることはできない。
テントを運んだりするならやっぱりフレーム固定型キャリアだろう。
最近、登山用にUL商品(ウルトラライト)が流行っているから、そのあたりをうまく使えば
シートポストキャリアでも運用できるかもしれない。
フレームにキャリアをつけるなら、大前提として、カーボンフレームじゃ駄目。
もうね、そんなことしたらツーリング中に断裂・破損しても文句言えない。
ということで必然的にアルミフレームかクロモリフレームになる。
注意すべきは、レース用に作られた肉薄のアルミやクロモリだと
たとえ金属フレームと言えども、局所的な力に弱いから、非推奨。やめておいた方が良い。

私の初代ロードバイクのルイガノLGS-CT
この子はダボ穴標準装備だった。
キャリアを取り付けるためにはダボ穴が必要
たいていのキャリアはフレームに設けられたダボ穴を利用して固定される。
シートステーと、リアエンド付近にそれぞれ必要。
が、残念ながら私のBH Pinoにはダボ穴なんてものがない!!
詰んだ。
というわけでもない。
ダボ穴がなければ、付ければいいじゃない!!
というこで、こんな部品を取り寄せてみた。

シートステーのダボ穴代わりに利用したのがこちらの
日東CF040クリップという部品。
ネジを通す穴が開けられた金属バンドと、
フレームに圧着するためのゴムバンドと、
キャリアと金属バンドを通して固定するためのネジ&ナット
という部品構成。
なんともまあ単純な商品である。
だけれどなかなかどうしてこれが救世主になるのだ。
使い方は簡単、というか写真を見ていただければ分かると思う。

シートステーの適当な位置にバンドを取り付けて、
キャリアとバンドをネジで固定し、締め込んでいくだけ。
これで即席のダボ穴完成である。
(どうみてもホームセンターで部品集めたら簡単に作れる)
次にリアエンド側のダボ穴をどうするか。
シートステーみたいにバンドを利用する方法もあるのかもしれないけれど
こんな商品見つけた。

Vivaのクイックエンドアダプター
これはまあアイデア商品みたいなもので
ダボ穴が付いた板のようなものを、後輪のクイックとエンド部分の間に挟み込んで
クイックを締め付けた時に、その板が同時に固定されるというもの。


装着はとても簡単で、クイックを緩めて、クイックとフレームエンドの隙間に
板の凹んだ部分を注し込むだけ。
これでシートステーと、リアエンドにダボ穴を設けることができた!!
あとはキャリアを用意して、それぞれのダボ穴に固定するだけ。
キャリアはお好みのものを選べばいいと思うけれど
私がいろいろ調べた中ではこのタイオガのキャリアが最も軽いし、使い勝手も良さそうだった。



それぞれのネジを仮固定して、微妙な角度を修正し、
本締めして完成!!




うーん、なかなかどうしてサマになっている気がする。
キャリアがつくだけで一気にツーリング自転車って感じになるし
旅情あふれてわくわくする。
荷台と部品合わせて1kg程度かしら。
すべて金属であることを考慮するとかなり軽い仕上がりだと思う。
さて、気になるのは強度だ。
荷台の耐荷重は25kgだったけれど、重要なのはその固定部分だろう。
実際の荷物はテントとか着替え、電子機器、非常食、パニアバッグの自重等で
10kgちょっとだったかしら。
結果からいうと問題無し。
無事にテントツーリングをサポートしてくれた。
正直ちょっと不安もあったし、万が一を考えて応急処置ができる用意もしていたのだけれど、杞憂に終わった。
ツーリング以外にも
たくさん荷物を運ぶ時とか、ちょっとしたイベントに参加する時とか
今後も活用できるかもしれない。
おわり。

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