【中国地方ツーリング】1日目 自転車で春のしまなみ縦走サイクリングオフ会【尾道~今治~尾道】
自転車, 写真, 機材紹介, ロングライド, 聖地巡礼, 輪行, 島旅, 山陽, オフ会,
ジリリリリリリリリリリリリリリ!ジリリリリリリリリリ!
・・・遠くで何かが鳴っている。なんだ、うるさい・・・zzz
・・・・!
朝だ。
出発日の朝だ!
今日から山陽、山陰ツーリング。
そう思った瞬間に、目が覚めた。頭の中にすうっと酸素が行き届くような感覚。
いざ、参る。

・・・遠くで何かが鳴っている。なんだ、うるさい・・・zzz
・・・・!
朝だ。
出発日の朝だ!
今日から山陽、山陰ツーリング。
そう思った瞬間に、目が覚めた。頭の中にすうっと酸素が行き届くような感覚。
いざ、参る。

小学生の遠足、ではないけれど
ツーリングの準備は前日夜にきっちり整えるように、最近はしている。
変速調整、ブレーキ調整、各種増し締めの確認。
積んでいく荷物、持って行く装備、来ていく服装、朝ごはんなどなど。
起きたら5分で出発できるくらいに準備しておく。
準備さえ怠らなければ、あらゆる面でうまく事が運ぶ。そういうものだと、ずっと昔から習ってきたけれど
実感し出したのはごく最近なのだから、自分の成長の遅さにあきれてしまう。
6時。
空がすでに明るくなってきていた。
もう春なんだなぁ、と実感する。
新大阪までは自転車で20分もあれば着く。


手早く輪行準備をし、切符を購入する。

ホームに行くとまだ空いていた。うん、自転車スペースも確保できそうだ。
新大阪駅は始発駅。だからいつも自由席の最後尾を確保することができる。ありがたい話だ。

ホームに滑り込んできた「さくら」に乗車し、いざ尾道へ。福山で乗り換える予定。
Twitterをチェックすると、もう自転車TLが出来上がっていた。
自転車乗りの朝は早い。ほんとに早い。

サンダル楽でござる。
そして見ていると、今日、一緒に走る予定のTK君が新神戸から、同じ車両に乗るということが判明。
自転車スペースの心配もしているようだったから、ホームに着いた時に、私のと同じスペースにむりくり押し込んだ。

初対面である!あまり絡んだこともないけれど、よろしくよろしく。
自転車談義をしたり、いろんな話をしたり、寝落ちしたりしているうちに、あっという間に福山に到着。
さすが新幹線、はえええw

ここで在来線に乗り換えて、尾道へ。
まわりは輪行する自転車乗りだらけである。
尾道が近づくにつれてテンションもどんどん上がる。興奮冷め止まぬことなく、尾道に到着!!

駅のホームには尾道ブランドの自転車、“NAGI”が展示されていた。粋な演出だねえ。

青空!
手早く輪行解除をしていると、本日の主催者、エリートさん登場!


あずにゃんペロペロ。
続々と参加者が集まって、総勢14人くらい。ひえええ。
驚異の変態機材率。ビッグプーリーじゃない方が珍しいレベルやで・・・・・。





みんなで自己紹介を済ませて、受け付け場所である尾道U2(ユーツー)へ。
最近自転車サイトとかでもよく取り上げられている自転車乗り向けの複合施設。


自転車に乗ったままチェックインできるホテル(部屋に自転車を持ち込める)やジャイアントストア、カフェ/レストランが一緒になっていて
しまなみ海道は勿論、瀬戸内海を走る自転車乗りにとって、新たな拠点になる予感。
ONOMICHI U2
ホームページがめっちゃおしゃれ。建物も実際おしゃれだった。
しまなみ海道の反対側にあたる今治にもジャイアントストアがあって、レンタサイクルの乗り捨てとかもできるみたい。
ジャイアントさん本気や。
受付を済ませていよいよスタート!

しまなみ海道の各橋を渡る際には50円とか100円とかいるのだけれど、尾道で専用の切符を買うことで、小銭をいちいち用意する手間を省くことができる!
(しかもこの時は半額)
一つ目の向島にはフェリーで上陸する。
これだけ集まるとまるで自転車専用の揚陸船。



尾道でフェリーに乗るのはこれで5回目くらいだけれど、毎回わくわくする。

海の上から眺める尾道の町並みは格別だ。
最初はエリート君を先頭に、軽くトレインを組んでゆるゆる走る。

うさわに聞いていた通り人気があるイベントのようで、周りを見てみるといろんな人が参加しているようだ。
それこそロードバイク以外も結構走っていて、同じように走るのはなかなかこわい。
抜くときは思い切り抜いて、事故が起こらないように、ある程度、集中して走らなければ。
うちのトレインもレースガチ勢から初心者まで、混在していた。


チェックポイントをいくつか周る訳だけれど、それぞれのポイントが結構近い。
身体があたたまってきたあたりで、一休みするといった感じ。


だからあまりトータルのペースは上がらない。
けれど、その分といってはなんだけれど、区間ごとのペースが突然上がることもしばしば()



ときおり車は通るけれど、基本的には快走路のしまなみ海道。
そして天気は絵に描いたような青空。もうね、楽しくない訳がない。楽しい!
要所要所で写真を撮りつつ、島から島へ、移動していく。

ちなみに島から島へは橋を渡るわけだけれど、この橋が高いのなんの。だいたい50m~70mはあるんじゃないだろうか。
島を渡るごとにこの橋を登って下るのだから、それなりにアップダウンのあるコースとなっている。ここがしまなみ海道の決して楽ではない所以だと思う。
島内にも坂道はあるしね。片道70kmで獲得標高500mくらいはあるから、やっぱりママチャリとかだとしんどいかと。



地元の中学生が向いてくれたみかん・・・・!


春だねえ・・・。

チェックポイントの様子。晴天。

ボトル5つナニモンだよ…((´゜ω。`))ブルブルッ

ドグマかっけえ・・・

これがうわさの剛性が上がるクイック・・・!

展示会顔負けの集まりっぷり。

TK君。

コースの確認ミーティング。

エリートさん

レンタサイクルカー。どなどなされてる。


チェックポイントでの再スタートの旅にトレイン内で上がったり下がったりしてみる。
色んな人と走れるの、面白い(^ω^三^ω^)


しまなみブルー

!?

犬速さん
道中で遅れる人がいたり、それをエリートさんがサポートしたりしているうちに結構時間が経ってしまって、予定より前倒しして尾道から3つめの島にあたる大三島の多々羅しまなみ公園でお昼ご飯を食べることに。

ものすごく自転車乗りが多い。ぱねえ!
ここから眺める多々羅橋がまた綺麗。
お昼時ということもあって、売店はどこも混雑必須。
エリート氏おすすめの鯛カツバーガーを注文するも、なかなか出てこないw
わたし、注文だけ済ませて売店をうろうろ・・・
ここでなにやら美味しそうなのが・・・
いちご大福!塩バターどらやき!いちごどらやき!

どれもこれも瀬戸内海で採れるものを使用していて、これが本当に美味しかった。
特に塩バターどらやきは最高だった。
は・か・た・の・しお!
待ちに待って鯛カツバーガーをいただく。うまー。
みんなで談笑しながらごはん。最高だ。
遅れていた人たちも続々合流して、気付いたら自転車展示会&撮影会。
みんないいバイク乗ってるなぁ・・・・


エリートさんのブレーキシュー紛失ワロタ

超剛性バイク。ガチガチらしい。

今回ぶっちぎりの超軽量5.9kg

みゅう提督氏のオルベア。変態機材成分多し。

ぷーご氏のチェーンリングボルトが一個ない(゚´ω`゚)゚。 これはちょっとまずい。
談笑もほどほどに、残りの時間を気にしながら再スタート。
冷静に考えてまだ折り返してもいないのに13時くらいだし、帰りのことも考えると急いだ方がいいかもしれない!

急行今治行き。
残りは伯方島、大島。
チェックポイントをおさえつつ、このあたりからトレインの速度がぐっと上がったかしらね。
だいたい35km/h~40km/hくらい。
ふひひ。


ビューティフォー
ポアソン氏と犬速さんとみゅう提督氏と私で飛び出す。

14人いたのに気付いたら4人になってたりするから、こわい。
ポアソン氏はええええええええええええええええ。

補給!

桜がもう咲いていた。
大島から愛媛県に渡る最後の来島大橋手前のチェックポイントで、小休憩。
ここで手前の道の駅チェックポイント?をスルーしていたことに気が付く。
というわけで引き返し引き換えし。
遅れている人もいたからその合流も兼ねて。
道の駅よしうみいきいき館で無事みんなと合流して、再度今治方面へ。
のはずだったのだけれど、わたし、突然のお腹痛でトイレに駆け込む。
はい、はぐれましたね。はぐれつむりです。
集団から遅れること5分、急いで追走することに。
つむり、怒りの40km/h巡航。

最後の来島大橋がまた高いのなんの。
そして長いのなんの。
クライマックスにふさわしい巨大っぷりだ。
自転車で渡ることができる橋では国内最大級じゃないだろうか。
これは大きな船が通れるようにするためで、私が過去にした色んなツーリングでお世話になったフェリーも確かこの下をくぐったのだと思う。
その時の私はこの橋をどんな気持ちで見上げていたっけか・・・
そんなことを思いながら、ガシガシ橋を渡る。
しかし風が強すぎるw何人かディープリムがいたけれど、大丈夫だろうか・・・w
ぐるぐる回りながらやっとこさ四国本土に上陸!
サンライズ糸山とかいう最後のチェックポイントで無事にみんなと合流。


TK君

ジャイアント全面バックアップな感じ。
結局道中で追いつくことができなかった。ちくせう。


すこし早目の桜が咲いていた。春だねえ・・・気持ち良いねえ・・・・
みんな粗品をもらっていたもよう。
ちなみに前回の粗品は、「伯方の塩」のスーパーで売っているような500gサイズのパックだったそうで、自転車乗りが苦しんだらしい()
運営側も今回は持ち運びしやすいものに変更したもよう。
(ちなみに私はスタンプラリーといいながら一切スタンプを押してもらっていなかったので貰えず)
ちょっと時間がありそうだったから再び桜の撮影・・・
をしている内にみんな出発していた()
帰りはチェックポイントがないからトレインが速い!乗り遅れるとやばい!
と思って冷っとしていると、ポアソン氏とエリートさんがまだいた。良かった。
エリートさんは脚に来ていた他の参加者をサポートするために少し遅れて来るもよう。
エリートさんまじイケメン。

私はポアソン氏と二人で尾道へ向かうことに。残り70km。
再び来島大橋を渡る。
1度の先頭交代をこなして、先行する犬速さん、ぷーご氏、みゅう提督氏に追いつくことができた。


ここでポアソン氏のカウンターアタック!
40km/h超でぐんぐん進んでいく。おそろしい。
けれどもタイミングが悪かったようで、ことごとく信号で彼の逃げが潰される。
ふひひ。
私も少し飛び出す。
ポアソン氏逃げ、私追走、後ろ3人集団、といった構図。
後ろでは犬速さんが引き続けているもよう。さすが。
ちなみに今回、お昼休憩以外一度もコンビニとかの補給ポイントに立ち寄っていない。
ということで、行きにお昼を食べた多々羅の道の駅で、最後の補給をすることに。

あまりのハイペースに倒れ込むみゅう提督氏

その隙に彼の愛車を奪取するぷーご氏
再び食べるは塩バターどらやき。これほんと美味しいw

くわえて塩羊羹と、みかんジュースを補給。
糖分とビタミン大事ネー!

すでに陽が傾いている。
結構時間経ったなぁ・・・・。
再び自転車談義をしつつ、小休憩。自然と機材の話に。




驚異のビッグプーリー率()
かくいう私も。
今回のツーリングで耐久性とかロングライドにおける有用性が計れたから
近いうちにまとめようかしらね。

うほっいい機材。

残り40km。2時間弱を想定して、最後の出陣。あとはノンストップだ。
エリートさん、ポアソン氏が先頭で走り出す。
はえええええええええええええええええ。
ここは遅れるわけにはいかない。
コバンザメ走法でぴったりついていく。


夕暮れのしまなみ海道。筆舌し難い美しさだった。

終盤が近づくと、暗黙の了解でペースアップ。
この子達、燃料残さない気だ・・・!明日からも走るわたしは・・・・っ!・・・・・っ!!
ゴウンゴウンとおそろいし音を鳴らしながらエリートさんが腰を上げる。
アタックだ!
ポアソン君反応する。ワンテンポ遅れたか。でも十分はやい。
あれだけ前を曳いていたのにまだ残しているのww
私もせっかくだからとシフトアップ。
けれどポアソン氏の後ろにつくのが精いっぱいでござる。もう帰りたいでござる。
結局橋の手前でアタック合戦終了。
いいスパイスだった。
ここでエリートさんに補給食をいただいたのだけれど、めっちゃまずい。
干し草を3日くらい熟成させたようなもさもさ感。
後味の悪さ、最高でした!!!
向島に戻ることには完全に陽が落ちていた。
空は濃い紺色に染まっていた。
150kmの海道を終えて、おおよそ8時間ぶりに尾道~向島のフェリー乗り場に戻ってきた。
尾道の夜景にしばらくみんな言葉を失う。

ビューティフォー・・・
夜の尾道がこんなに綺麗とは。
これを見れただけでも来たかいがあったというもの。
感謝。
結局ここにいるのは5人だけなわけで、残りのメンツは?というと散り散りになっているもよう。
気付いたらいなかったポアソン氏はどうやら道に迷っていたようで、しばらくしてから合流。
どうやらパンクしたりなんなりでみんな別々にいろんな方法で尾道駅に帰っていることが判明したので
私達もフェリーに乗船。
なんだかんだで尾道で無事に合流することができた。良かった。

完走できなかった人もいるようだけれど、大きな事故もなく終えることができて何よりだ。

完全燃焼済みの2人。
お腹が空きすぎた。帰る人達とはお別れして、みんなで尾道ラーメン!

うまあああああああああああ
ロングライドした後のご飯ってば本当に美味しい。
みんなも相当お腹が減っていたみたいで、黙々とラーメンを口に運ぶ。
考えたら150km走って、ちゃんと休憩したの2回だけだし、ご飯らしいご飯を一度も食べてなかった。
補給食しかなかった()

ここではっさく大福をいただくなど!
因島名物らしい。
予約していてくれたのだ。ありがたい。明日の補給食にしよう。
お店を出たところでみんなと解散。
いやー楽しかった!初めて会う人も多くて、岡山、広島クラスタとのつながりがまた増えてしまった・・・!
名古屋、神戸からの人もいたし、どんどん知り合いが増えるナー
私はお宿に向かうことに。
さすがに土曜日だったし、明日もしまなみ縦走はあるしで、宿は確保していた。
国道184号線を6km程北上したところにある養老温泉。そう温泉!
大阪に帰る犬速さんと新尾道駅まで一緒に走る。
なんだかんだほんとよく会ってる。いつも最後は引いてくれる。有り難い。
駅前でお別れして、単独お宿へ。
しっかしこの国道184号線、暗い。気を付けなければ・・・。
ラーメンだけじゃどうも物足りなかったからコンビニで適当に買い込んでお宿へ。

慣れない土地と暗闇で少し迷いつつも無事に到着!

おおう、裏にすぐ山がせまるような、風情ある立地だ・・・。
チェックインして、ようやく一息つく。つかれーたー!

でも、ここは温泉があるのだ!
さっそくお湯をいただくことに。本当に癒される。
この世には不確かなことばかりだけれど、ロングライドした後の温泉だけは間違いなく最高だ。

温泉あがりの牛乳最高〜(^ω^三^ω^)
1日目にしてなかなか燃え尽きた感があったけれど
まだ1日目だ。
明日のルートと予定を確認して、早めに就寝することに。
おやすみなさい。
続く。

走行距離 162km
獲得標高 1,264m
以前からツーリングにかけているお金を教えて欲しいという声を頂いていたから
これからはざっくりとだけれど、そのあたりも記載していこうと思う。
【使ったお金】
■交通費
新大阪~尾道 7,560円
しまなみ海道橋料金 500円
■食費
朝ごはん 300円(おにぎり×2個)
昼ごはん 800円(鯛カツバーガー、どらやき2個、だいふく1個)
補給食 500円(塩羊羹、みかんジュース、どらやき1個)
夜ごはん 800円(尾道ラーメン、チャーハン)
夜食 200円(フルーツゼリー)
飲み物 300円(500ml水×2本)
その他 390円(はっさく大福×3個)
■宿泊費
一泊朝食付 3,600円(じゃらんポイント1,000円分使用)
■その他
コインロッカー代 300円
総計15,250円也
その2へ
自転車,
写真,
機材紹介,
ロングライド,
聖地巡礼,
輪行,
島旅,
山陽,
オフ会,
ツーリングの準備は前日夜にきっちり整えるように、最近はしている。
変速調整、ブレーキ調整、各種増し締めの確認。
積んでいく荷物、持って行く装備、来ていく服装、朝ごはんなどなど。
起きたら5分で出発できるくらいに準備しておく。
準備さえ怠らなければ、あらゆる面でうまく事が運ぶ。そういうものだと、ずっと昔から習ってきたけれど
実感し出したのはごく最近なのだから、自分の成長の遅さにあきれてしまう。
6時。
空がすでに明るくなってきていた。
もう春なんだなぁ、と実感する。
新大阪までは自転車で20分もあれば着く。


手早く輪行準備をし、切符を購入する。

ホームに行くとまだ空いていた。うん、自転車スペースも確保できそうだ。
新大阪駅は始発駅。だからいつも自由席の最後尾を確保することができる。ありがたい話だ。

ホームに滑り込んできた「さくら」に乗車し、いざ尾道へ。福山で乗り換える予定。
Twitterをチェックすると、もう自転車TLが出来上がっていた。
自転車乗りの朝は早い。ほんとに早い。

サンダル楽でござる。
そして見ていると、今日、一緒に走る予定のTK君が新神戸から、同じ車両に乗るということが判明。
自転車スペースの心配もしているようだったから、ホームに着いた時に、私のと同じスペースにむりくり押し込んだ。

初対面である!あまり絡んだこともないけれど、よろしくよろしく。
自転車談義をしたり、いろんな話をしたり、寝落ちしたりしているうちに、あっという間に福山に到着。
さすが新幹線、はえええw

ここで在来線に乗り換えて、尾道へ。
まわりは輪行する自転車乗りだらけである。
尾道が近づくにつれてテンションもどんどん上がる。興奮冷め止まぬことなく、尾道に到着!!

駅のホームには尾道ブランドの自転車、“NAGI”が展示されていた。粋な演出だねえ。

青空!
手早く輪行解除をしていると、本日の主催者、エリートさん登場!


あずにゃんペロペロ。
続々と参加者が集まって、総勢14人くらい。ひえええ。
驚異の変態機材率。ビッグプーリーじゃない方が珍しいレベルやで・・・・・。





みんなで自己紹介を済ませて、受け付け場所である尾道U2(ユーツー)へ。
最近自転車サイトとかでもよく取り上げられている自転車乗り向けの複合施設。


自転車に乗ったままチェックインできるホテル(部屋に自転車を持ち込める)やジャイアントストア、カフェ/レストランが一緒になっていて
しまなみ海道は勿論、瀬戸内海を走る自転車乗りにとって、新たな拠点になる予感。
ONOMICHI U2
ホームページがめっちゃおしゃれ。建物も実際おしゃれだった。
しまなみ海道の反対側にあたる今治にもジャイアントストアがあって、レンタサイクルの乗り捨てとかもできるみたい。
ジャイアントさん本気や。
受付を済ませていよいよスタート!

しまなみ海道の各橋を渡る際には50円とか100円とかいるのだけれど、尾道で専用の切符を買うことで、小銭をいちいち用意する手間を省くことができる!
(しかもこの時は半額)
一つ目の向島にはフェリーで上陸する。
これだけ集まるとまるで自転車専用の揚陸船。



尾道でフェリーに乗るのはこれで5回目くらいだけれど、毎回わくわくする。

海の上から眺める尾道の町並みは格別だ。
最初はエリート君を先頭に、軽くトレインを組んでゆるゆる走る。

うさわに聞いていた通り人気があるイベントのようで、周りを見てみるといろんな人が参加しているようだ。
それこそロードバイク以外も結構走っていて、同じように走るのはなかなかこわい。
抜くときは思い切り抜いて、事故が起こらないように、ある程度、集中して走らなければ。
うちのトレインもレースガチ勢から初心者まで、混在していた。


チェックポイントをいくつか周る訳だけれど、それぞれのポイントが結構近い。
身体があたたまってきたあたりで、一休みするといった感じ。


だからあまりトータルのペースは上がらない。
けれど、その分といってはなんだけれど、区間ごとのペースが突然上がることもしばしば()



ときおり車は通るけれど、基本的には快走路のしまなみ海道。
そして天気は絵に描いたような青空。もうね、楽しくない訳がない。楽しい!
要所要所で写真を撮りつつ、島から島へ、移動していく。

ちなみに島から島へは橋を渡るわけだけれど、この橋が高いのなんの。だいたい50m~70mはあるんじゃないだろうか。
島を渡るごとにこの橋を登って下るのだから、それなりにアップダウンのあるコースとなっている。ここがしまなみ海道の決して楽ではない所以だと思う。
島内にも坂道はあるしね。片道70kmで獲得標高500mくらいはあるから、やっぱりママチャリとかだとしんどいかと。



地元の中学生が向いてくれたみかん・・・・!


春だねえ・・・。

チェックポイントの様子。晴天。

ボトル5つナニモンだよ…((´゜ω。`))ブルブルッ

ドグマかっけえ・・・

これがうわさの剛性が上がるクイック・・・!

展示会顔負けの集まりっぷり。

TK君。

コースの確認ミーティング。

エリートさん

レンタサイクルカー。どなどなされてる。


チェックポイントでの再スタートの旅にトレイン内で上がったり下がったりしてみる。
色んな人と走れるの、面白い(^ω^三^ω^)


しまなみブルー

!?

犬速さん
道中で遅れる人がいたり、それをエリートさんがサポートしたりしているうちに結構時間が経ってしまって、予定より前倒しして尾道から3つめの島にあたる大三島の多々羅しまなみ公園でお昼ご飯を食べることに。

ものすごく自転車乗りが多い。ぱねえ!
ここから眺める多々羅橋がまた綺麗。
お昼時ということもあって、売店はどこも混雑必須。
エリート氏おすすめの鯛カツバーガーを注文するも、なかなか出てこないw
わたし、注文だけ済ませて売店をうろうろ・・・
ここでなにやら美味しそうなのが・・・
いちご大福!塩バターどらやき!いちごどらやき!

どれもこれも瀬戸内海で採れるものを使用していて、これが本当に美味しかった。
特に塩バターどらやきは最高だった。
は・か・た・の・しお!
待ちに待って鯛カツバーガーをいただく。うまー。
みんなで談笑しながらごはん。最高だ。
遅れていた人たちも続々合流して、気付いたら自転車展示会&撮影会。
みんないいバイク乗ってるなぁ・・・・


エリートさんのブレーキシュー紛失ワロタ

超剛性バイク。ガチガチらしい。

今回ぶっちぎりの超軽量5.9kg

みゅう提督氏のオルベア。変態機材成分多し。

ぷーご氏のチェーンリングボルトが一個ない(゚´ω`゚)゚。 これはちょっとまずい。
談笑もほどほどに、残りの時間を気にしながら再スタート。
冷静に考えてまだ折り返してもいないのに13時くらいだし、帰りのことも考えると急いだ方がいいかもしれない!

急行今治行き。
残りは伯方島、大島。
チェックポイントをおさえつつ、このあたりからトレインの速度がぐっと上がったかしらね。
だいたい35km/h~40km/hくらい。
ふひひ。


ビューティフォー
ポアソン氏と犬速さんとみゅう提督氏と私で飛び出す。

14人いたのに気付いたら4人になってたりするから、こわい。
ポアソン氏はええええええええええええええええ。

補給!

桜がもう咲いていた。
大島から愛媛県に渡る最後の来島大橋手前のチェックポイントで、小休憩。
ここで手前の道の駅チェックポイント?をスルーしていたことに気が付く。
というわけで引き返し引き換えし。
遅れている人もいたからその合流も兼ねて。
道の駅よしうみいきいき館で無事みんなと合流して、再度今治方面へ。
のはずだったのだけれど、わたし、突然のお腹痛でトイレに駆け込む。
はい、はぐれましたね。はぐれつむりです。
集団から遅れること5分、急いで追走することに。
つむり、怒りの40km/h巡航。

最後の来島大橋がまた高いのなんの。
そして長いのなんの。
クライマックスにふさわしい巨大っぷりだ。
自転車で渡ることができる橋では国内最大級じゃないだろうか。
これは大きな船が通れるようにするためで、私が過去にした色んなツーリングでお世話になったフェリーも確かこの下をくぐったのだと思う。
その時の私はこの橋をどんな気持ちで見上げていたっけか・・・
そんなことを思いながら、ガシガシ橋を渡る。
しかし風が強すぎるw何人かディープリムがいたけれど、大丈夫だろうか・・・w
ぐるぐる回りながらやっとこさ四国本土に上陸!
サンライズ糸山とかいう最後のチェックポイントで無事にみんなと合流。


TK君

ジャイアント全面バックアップな感じ。
結局道中で追いつくことができなかった。ちくせう。


すこし早目の桜が咲いていた。春だねえ・・・気持ち良いねえ・・・・
みんな粗品をもらっていたもよう。
ちなみに前回の粗品は、「伯方の塩」のスーパーで売っているような500gサイズのパックだったそうで、自転車乗りが苦しんだらしい()
運営側も今回は持ち運びしやすいものに変更したもよう。
(ちなみに私はスタンプラリーといいながら一切スタンプを押してもらっていなかったので貰えず)
ちょっと時間がありそうだったから再び桜の撮影・・・
をしている内にみんな出発していた()
帰りはチェックポイントがないからトレインが速い!乗り遅れるとやばい!
と思って冷っとしていると、ポアソン氏とエリートさんがまだいた。良かった。
エリートさんは脚に来ていた他の参加者をサポートするために少し遅れて来るもよう。
エリートさんまじイケメン。

私はポアソン氏と二人で尾道へ向かうことに。残り70km。
再び来島大橋を渡る。
1度の先頭交代をこなして、先行する犬速さん、ぷーご氏、みゅう提督氏に追いつくことができた。


ここでポアソン氏のカウンターアタック!
40km/h超でぐんぐん進んでいく。おそろしい。
けれどもタイミングが悪かったようで、ことごとく信号で彼の逃げが潰される。
ふひひ。
私も少し飛び出す。
ポアソン氏逃げ、私追走、後ろ3人集団、といった構図。
後ろでは犬速さんが引き続けているもよう。さすが。
ちなみに今回、お昼休憩以外一度もコンビニとかの補給ポイントに立ち寄っていない。
ということで、行きにお昼を食べた多々羅の道の駅で、最後の補給をすることに。

あまりのハイペースに倒れ込むみゅう提督氏

その隙に彼の愛車を奪取するぷーご氏
再び食べるは塩バターどらやき。これほんと美味しいw

くわえて塩羊羹と、みかんジュースを補給。
糖分とビタミン大事ネー!

すでに陽が傾いている。
結構時間経ったなぁ・・・・。
再び自転車談義をしつつ、小休憩。自然と機材の話に。




驚異のビッグプーリー率()
かくいう私も。
今回のツーリングで耐久性とかロングライドにおける有用性が計れたから
近いうちにまとめようかしらね。

うほっいい機材。

残り40km。2時間弱を想定して、最後の出陣。あとはノンストップだ。
エリートさん、ポアソン氏が先頭で走り出す。
はえええええええええええええええええ。
ここは遅れるわけにはいかない。
コバンザメ走法でぴったりついていく。


夕暮れのしまなみ海道。筆舌し難い美しさだった。

終盤が近づくと、暗黙の了解でペースアップ。
この子達、燃料残さない気だ・・・!明日からも走るわたしは・・・・っ!・・・・・っ!!
ゴウンゴウンとおそろいし音を鳴らしながらエリートさんが腰を上げる。
アタックだ!
ポアソン君反応する。ワンテンポ遅れたか。でも十分はやい。
あれだけ前を曳いていたのにまだ残しているのww
私もせっかくだからとシフトアップ。
けれどポアソン氏の後ろにつくのが精いっぱいでござる。もう帰りたいでござる。
結局橋の手前でアタック合戦終了。
いいスパイスだった。
ここでエリートさんに補給食をいただいたのだけれど、めっちゃまずい。
干し草を3日くらい熟成させたようなもさもさ感。
後味の悪さ、最高でした!!!
向島に戻ることには完全に陽が落ちていた。
空は濃い紺色に染まっていた。
150kmの海道を終えて、おおよそ8時間ぶりに尾道~向島のフェリー乗り場に戻ってきた。
尾道の夜景にしばらくみんな言葉を失う。

ビューティフォー・・・
夜の尾道がこんなに綺麗とは。
これを見れただけでも来たかいがあったというもの。
感謝。
結局ここにいるのは5人だけなわけで、残りのメンツは?というと散り散りになっているもよう。
気付いたらいなかったポアソン氏はどうやら道に迷っていたようで、しばらくしてから合流。
どうやらパンクしたりなんなりでみんな別々にいろんな方法で尾道駅に帰っていることが判明したので
私達もフェリーに乗船。
なんだかんだで尾道で無事に合流することができた。良かった。

完走できなかった人もいるようだけれど、大きな事故もなく終えることができて何よりだ。

完全燃焼済みの2人。
お腹が空きすぎた。帰る人達とはお別れして、みんなで尾道ラーメン!

うまあああああああああああ
ロングライドした後のご飯ってば本当に美味しい。
みんなも相当お腹が減っていたみたいで、黙々とラーメンを口に運ぶ。
考えたら150km走って、ちゃんと休憩したの2回だけだし、ご飯らしいご飯を一度も食べてなかった。
補給食しかなかった()

ここではっさく大福をいただくなど!
因島名物らしい。
予約していてくれたのだ。ありがたい。明日の補給食にしよう。
お店を出たところでみんなと解散。
いやー楽しかった!初めて会う人も多くて、岡山、広島クラスタとのつながりがまた増えてしまった・・・!
名古屋、神戸からの人もいたし、どんどん知り合いが増えるナー
私はお宿に向かうことに。
さすがに土曜日だったし、明日もしまなみ縦走はあるしで、宿は確保していた。
国道184号線を6km程北上したところにある養老温泉。そう温泉!
大阪に帰る犬速さんと新尾道駅まで一緒に走る。
なんだかんだほんとよく会ってる。いつも最後は引いてくれる。有り難い。
駅前でお別れして、単独お宿へ。
しっかしこの国道184号線、暗い。気を付けなければ・・・。
ラーメンだけじゃどうも物足りなかったからコンビニで適当に買い込んでお宿へ。

慣れない土地と暗闇で少し迷いつつも無事に到着!

おおう、裏にすぐ山がせまるような、風情ある立地だ・・・。
チェックインして、ようやく一息つく。つかれーたー!

でも、ここは温泉があるのだ!
さっそくお湯をいただくことに。本当に癒される。
この世には不確かなことばかりだけれど、ロングライドした後の温泉だけは間違いなく最高だ。

温泉あがりの牛乳最高〜(^ω^三^ω^)
1日目にしてなかなか燃え尽きた感があったけれど
まだ1日目だ。
明日のルートと予定を確認して、早めに就寝することに。
おやすみなさい。
続く。
走行距離 162km
獲得標高 1,264m
以前からツーリングにかけているお金を教えて欲しいという声を頂いていたから
これからはざっくりとだけれど、そのあたりも記載していこうと思う。
【使ったお金】
■交通費
新大阪~尾道 7,560円
しまなみ海道橋料金 500円
■食費
朝ごはん 300円(おにぎり×2個)
昼ごはん 800円(鯛カツバーガー、どらやき2個、だいふく1個)
補給食 500円(塩羊羹、みかんジュース、どらやき1個)
夜ごはん 800円(尾道ラーメン、チャーハン)
夜食 200円(フルーツゼリー)
飲み物 300円(500ml水×2本)
その他 390円(はっさく大福×3個)
■宿泊費
一泊朝食付 3,600円(じゃらんポイント1,000円分使用)
■その他
コインロッカー代 300円
総計15,250円也
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