【ホイール】A CLASS ALX630クリンチャーホイールを使ってみての感想レビュー

神楽坂つむり

自転車, 機材紹介,
A CLASS ALX630ホイール。

気付いたら車輪が増えている。
良くある話だ。

IMG_5180.jpg
A CLASS製品を試すのは初めて。
評判もあまり聞かないし、気になっていたとかそういう以前に
今まで選択肢に入ったことが無かった。

けれど、なんとなくというか出来心で 赤リムのホイールが欲しいなー、
と思って調べていて見つけたのね。
調べてみるとカタログ性能は悪くない。
というわけで入手してみた。

(ちなみにフルクラムのレーシングゼロは定番すぎるのでスルー)(でも欲しい)

IMG_5181.jpg

さて、ALXシリーズは315、440、470、475、630と展開していて
それぞれ微妙な性格の違いがあるみたいだけど
とりあえずALX630がフラッグシップなもよう。

ざっとカタログスペックを書くと
重量:F 642g R 815g 合計 1,457g
スポーク数:F20本 R24本
スポーク:DTエアロスポーク(ニップル内臓)
リム高:F23mm R26mm
シールドベアリング

■重量 軽い。
持って軽いし、乗っても軽い。
特に漕ぎ出しの軽さは特記ものだろうか。
後輪はよくあるラジアルとクロスの組み合わせだけど、かかりもいい。
軽量級の私としてはこの掛かりの良さは気に入ったかも。
加速が繰り返されるヒルクライムとか街中で気持ちよい。
リムが軽いのかしら。
スポークとハブはめちゃくちゃ軽いというものでもなさそうだし・・・・。

もちろん登りは気持ち良くあげてくれる。
気を付けないと余計に足を使ってしまいそうだったから、
ちょっと抑え気味のハイペースを長く続けるのにいいかも。

■平地 普通。
ローハイトらしい普通さ。
ハブはかなり回るけれど、ふだん使ってるロルフプリマよりは劣るかな。
それでも、十分、他社と同じか、単純な空転時の回転持続比較なら、
上回ると思う。

IMG_5187.jpg

ラチェット音はバチバチ系で、わりとうるさい。
あと5倍くらいうるさいと、嬉しい。

■リム よい。
リムの精度が高いと思う。
ブレーキングがしやすくって、軽くシューを当てて速度調整するのも
ぐっとブレーキレバーを握り込んで減速するときも
思ったとおりに制動することができる。

ちなみにシューはシマノ。
ヒルクライム向けのホイールは当然下りもあるから、リムの強度と制度は大事よねー。

■ダメなところ 乗り心地がなんか中途半端。
たぶんどんなフレームとあわせるかで変わるんだろうとは思う。
路面からの振動は適度に吸収してくれている感はあるんだけど、 もうちょっと重ければ安定するのかな。
ちょっとばたばた感がある。

でも重くなったら駄目だよね。 私が軽すぎるのか。
うーん、難しい。

あと一般的によくいわれる高速巡航性能とかいうやつは あまりない、
と思う。
けど、高速うんたらかんたらってつまり40km/hでずっと走り続けられる脚力が
あってやっと評価できる項目であって、そんな脚力ないなら評価対象外でいいし、
私はそんな脚力ない。
享受できない性能は性能に非ず。


とりあえず見た目のインパクトは大。
コストパフォーマンスは中の上。
使い勝ってはよし。

   
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