【和歌山】ちょっと自転車でどこか懐かしい町、加太港に行ってきた【折り畳み自転車 ORiBIKE×写真】
自転車, 写真, 機材紹介, 1day, 近畿, 輪行,
本当は違う場所を予定していたのだけれど、5:00am、起きた時点でその地の天気予報は曇り。
晴れじゃないとイマイチなロケーションだから見送り。
ということで、代理候補の和歌山、加太へ。

今回はロードバイクじゃなくって折り畳み自転車。ORiBIKE。

折り畳み自転車のいいところはなんと言っても輪行のしやすさ。
なんの気兼ねもなく輪行できるから、電車と組み合わせてどこへでもさっといける。
もちろんロードバイクでもできるのだけれど、気軽さという点では、折り畳み自転車には及ばない。

新大阪から輪行。
最近、なにかとお世話になる駅だ。



この省スペースっぷり!
これがロードバイクなら、一番前か後ろの車両の壁際を陣取って、自分も横で立ったり、色々気を遣わないといけない。
電車内でのプレッシャーがまったくないのも魅力的。他の人の迷惑にもなりにくい。
それでも、車内状況に気をつける必要はあるけれど。


JR和歌山駅から加太方面へ10km強の移動。
もう8月ということもあってあっついあっつい。
すこし漕いだだけで汗がふきでる。
それを想定して、サイクルジャージな私。
といっても折り畳み自転車だし、デザインはなるたけシックなやつ。K2T2じゃいけない。
これくらいの移動ならこのORiBIKE、なんなとこなしてみせる。
20km越えるとちょっとしんどいかしらね。
で、今回はとある島にいきたくて、加太くんだりまで来たのよね。
一日に5便くらいはあって、せっかくだからと一番早い9:00の便を狙っていったのだけれど

どういうことだおい………
なんですかなんですかこの人の数は……!!!
想定外だ。
私のイメージではもっとこう最果てというか誰も来ないというか
「おやまあ珍しい、お客さんが来たようで」
みたいな声が出るくらいのところだと思っていたのに。。
そして乗船券売り場の人に聞くと、なんと今並んでる人だけで、次の次の便まで埋まるかもしれないとのこと。
とてもじゃないけど、そんなに待てない(待つの大嫌いな私
はい、予定変更!
いい雰囲気の港町だなあと感じていたから、カメラもあることだし、ゆっくり見て回ることにした。
家族連れの人とかちょっとかわいそうだった。
遠くからはるばる来たのに島にすらいけないとか、ね。
現地の人に話しを聞くと、8月はやっぱり人が多いけれど
9月以降は空いてくるとか。
というわけで、9月以降に行って来ます。
さて、散策開始。
ここからは写真メインで。





今まで色んな港町を見てきたけど
共通してどこか寂れている印象がある。
それはきっと、若い人がいなくなって、高齢化が進んで、活気がなくなって云々の話だとは思う。
潮風によってあらゆる金属がさび付いているのも、寂しいと思わせる要因になっているんだろうな。


漁船。やっぱり錆がついてしまって。
キレイな漁船って見たことないものね。




船がまるごと家のようなつくりになっている。
いや、これは船じゃないか。
動力もついていないようだし、ただ浮いてるだけ。
これ、中にいたら物凄く酔いそうな気がするけど…
どういえば漁師さんも船酔いってするのかしら。
三半規管って鍛えられるものか………?

あら、かわいい。


潮風を浴びながら写真を撮っていると漁師さんに話しかけられる。
どこから来たとか、それはいくらするのだとか。
逆にこの周辺の見所を聞いてみると、あまりないとのこと。
「神社が一番有名かなぁ、ほら、そこ、見えてる」
指をさす方向に目をやると、なるほど、見えてる。気づかなかった。
お礼をいって、移動する。


淡島神社とかいうところ。
人形供養で有名らしく、予想を上回る量の人形が飾られていた。
さすがに撮影するのは気が引けたから、見ただけ。
日本人形をはじめ、天狗のお面、西洋の仮面、カエルの銅像、熊の置物、竜の彫り物などなど
あらゆる人形がものすごい数であった。
これくらいなら許されるかしら


しっかり手をあわせてきました。
すこし小腹が空いたから、神社入り口にあったご飯どころに入った。

漬けまぐろ丼!
潮騒と蝉の鳴き声を聞きながらオープンなお座敷で美味しくいただきました。
看板猫、可愛かったです。

腹ごしらえが済んだ所で、さて、もうない。
神社くらいしかないのだ。
実はビーチもあるし、シュノーケリングにもってこいな岩場とかもあったけれど
この日の私はそうじゃない。
汗をぬぐいながら、思いつくままに町を走ることにした。




やたらと路地が多いことに気づく。
大通りらしい通りもないし、どの道も基本的に細いんだけど
その細い道からさらに枝分かれするように路地が走っている。
緩やかにカーブしていたり、行き止まりだったり。少し入って覗いてみないと分からない。
路地裏散策は面白い。
通りから一歩、踏み入れるだけで、音も光もにおいも変わる。
壁との距離が近いから、何かに包まれているような感覚になる。
振り返るとさっきまでいた通りが、小さく切り取られた挿絵みたいだ。
夢心地…というとちょっと語弊があるかもしれないけど、そんな感じがする。
路地に入ったとたんに、世界がくるっと反転するような……
なーんて、今書きながら装飾したけど、でも実際路地裏は面白い。

こんにちは。

進め進めー

足元。

リアまわり。

ハンドルまわり。


1時間ほど路地裏うろうろして脱出。
この脱出する瞬間が気持ちよかったり。
走っていると突然道路わきに石の階段があらわれて、神社でもあるのかと思って登ってみると

かーみーちゅー(違
海の見える町、いいなぁ。
電柱と、電線と、屋根瓦と、海と。いい景色。



これが大多数の人の楽しみ方なんだよなぁ……
どうも住む世界が違うようだ。(私は川の方が好き。海はあまり…



帰りは南海和歌山市駅まで輪行することに。あつい!
和歌山市駅からJR和歌山駅まで自走して、そこから大阪まで輪行。ややこしい。





なんちゃって撮り鉄。


久しぶりの写真ポタリング。たまにやると面白いなぁってなる。
ちなみに写真はサイズ調整以外の加工は一切していない。
今までは少しすることもあったけど
フィルム時代を思い返して、撮影時にすべてキメる方向でしばらくやってみようと思う。
おわり
使用機材
カメラ本体:CANON EOS60D
カメラレンズ:EF-S 17-55mm USM IS
自転車:ORiBIKE(オリバイク) M10
自転車,
写真,
機材紹介,
1day,
近畿,
輪行,
晴れじゃないとイマイチなロケーションだから見送り。
ということで、代理候補の和歌山、加太へ。

今回はロードバイクじゃなくって折り畳み自転車。ORiBIKE。

折り畳み自転車のいいところはなんと言っても輪行のしやすさ。
なんの気兼ねもなく輪行できるから、電車と組み合わせてどこへでもさっといける。
もちろんロードバイクでもできるのだけれど、気軽さという点では、折り畳み自転車には及ばない。

新大阪から輪行。
最近、なにかとお世話になる駅だ。



この省スペースっぷり!
これがロードバイクなら、一番前か後ろの車両の壁際を陣取って、自分も横で立ったり、色々気を遣わないといけない。
電車内でのプレッシャーがまったくないのも魅力的。他の人の迷惑にもなりにくい。
それでも、車内状況に気をつける必要はあるけれど。


JR和歌山駅から加太方面へ10km強の移動。
もう8月ということもあってあっついあっつい。
すこし漕いだだけで汗がふきでる。
それを想定して、サイクルジャージな私。
といっても折り畳み自転車だし、デザインはなるたけシックなやつ。K2T2じゃいけない。
これくらいの移動ならこのORiBIKE、なんなとこなしてみせる。
20km越えるとちょっとしんどいかしらね。
で、今回はとある島にいきたくて、加太くんだりまで来たのよね。
一日に5便くらいはあって、せっかくだからと一番早い9:00の便を狙っていったのだけれど

どういうことだおい………
なんですかなんですかこの人の数は……!!!
想定外だ。
私のイメージではもっとこう最果てというか誰も来ないというか
「おやまあ珍しい、お客さんが来たようで」
みたいな声が出るくらいのところだと思っていたのに。。
そして乗船券売り場の人に聞くと、なんと今並んでる人だけで、次の次の便まで埋まるかもしれないとのこと。
とてもじゃないけど、そんなに待てない(待つの大嫌いな私
はい、予定変更!
いい雰囲気の港町だなあと感じていたから、カメラもあることだし、ゆっくり見て回ることにした。
家族連れの人とかちょっとかわいそうだった。
遠くからはるばる来たのに島にすらいけないとか、ね。
現地の人に話しを聞くと、8月はやっぱり人が多いけれど
9月以降は空いてくるとか。
というわけで、9月以降に行って来ます。
さて、散策開始。
ここからは写真メインで。





今まで色んな港町を見てきたけど
共通してどこか寂れている印象がある。
それはきっと、若い人がいなくなって、高齢化が進んで、活気がなくなって云々の話だとは思う。
潮風によってあらゆる金属がさび付いているのも、寂しいと思わせる要因になっているんだろうな。


漁船。やっぱり錆がついてしまって。
キレイな漁船って見たことないものね。




船がまるごと家のようなつくりになっている。
いや、これは船じゃないか。
動力もついていないようだし、ただ浮いてるだけ。
これ、中にいたら物凄く酔いそうな気がするけど…
どういえば漁師さんも船酔いってするのかしら。
三半規管って鍛えられるものか………?

あら、かわいい。


潮風を浴びながら写真を撮っていると漁師さんに話しかけられる。
どこから来たとか、それはいくらするのだとか。
逆にこの周辺の見所を聞いてみると、あまりないとのこと。
「神社が一番有名かなぁ、ほら、そこ、見えてる」
指をさす方向に目をやると、なるほど、見えてる。気づかなかった。
お礼をいって、移動する。


淡島神社とかいうところ。
人形供養で有名らしく、予想を上回る量の人形が飾られていた。
さすがに撮影するのは気が引けたから、見ただけ。
日本人形をはじめ、天狗のお面、西洋の仮面、カエルの銅像、熊の置物、竜の彫り物などなど
あらゆる人形がものすごい数であった。
これくらいなら許されるかしら


しっかり手をあわせてきました。
すこし小腹が空いたから、神社入り口にあったご飯どころに入った。

漬けまぐろ丼!
潮騒と蝉の鳴き声を聞きながらオープンなお座敷で美味しくいただきました。
看板猫、可愛かったです。

腹ごしらえが済んだ所で、さて、もうない。
神社くらいしかないのだ。
実はビーチもあるし、シュノーケリングにもってこいな岩場とかもあったけれど
この日の私はそうじゃない。
汗をぬぐいながら、思いつくままに町を走ることにした。




やたらと路地が多いことに気づく。
大通りらしい通りもないし、どの道も基本的に細いんだけど
その細い道からさらに枝分かれするように路地が走っている。
緩やかにカーブしていたり、行き止まりだったり。少し入って覗いてみないと分からない。
路地裏散策は面白い。
通りから一歩、踏み入れるだけで、音も光もにおいも変わる。
壁との距離が近いから、何かに包まれているような感覚になる。
振り返るとさっきまでいた通りが、小さく切り取られた挿絵みたいだ。
夢心地…というとちょっと語弊があるかもしれないけど、そんな感じがする。
路地に入ったとたんに、世界がくるっと反転するような……
なーんて、今書きながら装飾したけど、でも実際路地裏は面白い。

こんにちは。

進め進めー

足元。

リアまわり。

ハンドルまわり。


1時間ほど路地裏うろうろして脱出。
この脱出する瞬間が気持ちよかったり。
走っていると突然道路わきに石の階段があらわれて、神社でもあるのかと思って登ってみると

かーみーちゅー(違
海の見える町、いいなぁ。
電柱と、電線と、屋根瓦と、海と。いい景色。



これが大多数の人の楽しみ方なんだよなぁ……
どうも住む世界が違うようだ。(私は川の方が好き。海はあまり…



帰りは南海和歌山市駅まで輪行することに。あつい!
和歌山市駅からJR和歌山駅まで自走して、そこから大阪まで輪行。ややこしい。





なんちゃって撮り鉄。


久しぶりの写真ポタリング。たまにやると面白いなぁってなる。
ちなみに写真はサイズ調整以外の加工は一切していない。
今までは少しすることもあったけど
フィルム時代を思い返して、撮影時にすべてキメる方向でしばらくやってみようと思う。
おわり
使用機材
カメラ本体:CANON EOS60D
カメラレンズ:EF-S 17-55mm USM IS
自転車:ORiBIKE(オリバイク) M10
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