【香川県】ちょっと自転車で突発うどん巡りサイクリングして来た【ジャンボフェリー】
うどん旅, 自転車, 写真, 機材紹介, ロングライド, 近畿, 輪行, 島旅, 四国, オフ会,
GWの予定が一日ぽっかりと空いてしまった。
久しぶりに、本当に久しぶりにたまには家でごろごろするのも良いかしらね。と思っていた矢先にTwitterでリプライが「どこか行きたいな?」発信者はまつでぃ、毎度おなじみである。
私、ぽわんとこの1日でいけるところも思い描いてみる。あった、日帰りで、結構楽しいところ。
「香川とか?」「それだ」
そんなこんなで香川うどん巡りスタート
久しぶりに、本当に久しぶりにたまには家でごろごろするのも良いかしらね。と思っていた矢先にTwitterでリプライが「どこか行きたいな?」発信者はまつでぃ、毎度おなじみである。
私、ぽわんとこの1日でいけるところも思い描いてみる。あった、日帰りで、結構楽しいところ。
「香川とか?」「それだ」
そんなこんなで香川うどん巡りスタート
自転車で香川に向かうのは3~4回目だと思う。
関西圏から行くのであれば、兵庫県神戸市、三宮港から出ているジャンボフェリーを利用するのが一番だということは、前回の香川旅でも紹介した通り。

おすすめ理由①往復時刻
往路⇒三宮出港 1:30 高松到着5:00
復路⇒高松出港 16:30 三宮到着21:00
いいよね。日帰りでいける。寝てるうちに着く。動くホテル。
おすすめ理由②料金
大人1名 自転車込み 往復3,980円
素晴らしい。安い。
5月4日0時過ぎに三宮で待ち合わせて、フェリー乗り場へ。
敷地内に入り、二輪車待機所に向かうと………

突然の二輪祭り!
賑わいすぎワロタ。
今まで何度もフェリーは使っているけれど、こんなに人が多いのは初めてだw
さすがゴールデンウィーク。人、移動しすぎ。
自転車を置いて、切符を購入。
往復切符3980円也。
ちなみに復路は2週間以内であればいつでもいいとされているから、四国連泊ツーリングするときなんかも助かると思う。


しばらく談笑した後に、乗船開始のアナウンスが。
さて、毎度おなじみのわくわくする時間である。
自転車で車両甲板に乗り込む時のわくわく感。プライスレス。
それにしても自転車が多い。

そしてこの有様
いつも閑散期しか利用していないからこんなのがあるとは知らなんだ。
船内に侵入。
客室フロアに入って、異変に気付いた。
人が多い。多すぎる!
いつもなら二等客室の雑魚寝スペースのどこかは空いているのに、この時すでに満杯。
貸出用のゴザがあることからも、嫌な予感しかしなかった。
船内を一通りまわって、やはりどこにもスペースが無いことを確認し、結局通路で寝ることに。

いやー、さすがGWね。仕方ないね。
幸い、私は割とどこでも寝られる人。屋根があるだけでも贅沢だな、と思える程度のとこでも寝られる。

横になって5分も経たないうちに就寝。
すやぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
………風が………海を渡り…♪…つなぐ……ジャンボフェリー……♪
どこか遠いところでいつか聴いたことのある歌が流れている……!
起きる。
そうだここは船の上。そしてこの歌は……
ジャンボフェリーの歌だあああああああああああひいいいいいいいいいいいいい
いただきました洗脳ソング。
ジャンボフェリーに一度でも乗ったことがある人なら、耳に残っているであろうこの歌。
乗船から下船までフルコーラスで5回は聴かされるっていうね。いやでも覚えるよね。
荷物をまとめて甲板に上がる。空はすこし明るい。

目をやれば薄暗い海の上にいくつかの島のシルエットがおとなしく溶け込んでいる。
瀬戸内海らしい風景だ。
車両甲板に降りて自転車と合流。
いつもちゃんとあるか不安になるw

そして上陸、四国。
ひゃっほい。
時刻は5:00
目的のうどん屋は6:00開店だったから、しばらく高松市内をくるくるまわる。

と言っても暇だから、下見もかねてお店をまわっていると……
なんともう開いているお店が!

事前情報では祝日は休みと言うことだったのだけれど、なぜか開いている。
お腹も空いていたし早速飛び込んで、ぶっかけうどんを注文。ついでに魚の天ぷら。

うまあああああああああああああああああ
こしが!こしが!
この歯ごたえが唯一無二なのよね、さすが香川、うどん県。
空っぽの胃袋を幸せで満たしてお店を後に。

さて、この日の行程はあってないようなもの。
フェリーの中で作ったうどん屋リストを元に、時間と胃袋と相談しながら、なんとなく回るだけの簡単なツーリング。
というわけで、次のお店にふらっと。
どどん!結構混んでいるww

人気店なのかしら。朝からすごいねー。
そう、高松のうどん屋は朝から開いているのだ。
6時くらいからのところが多く昼前には閉店するところも多い。
だからこそあのフェリーの時間が助かるのよね。
お腹を空かす狙いもあって、ここは並ぶことに。
喋りながらだとあっというまだよね。
1人旅だと、たぶん列に並ぶことすらしないw
待機しながらお店の情報を調べると、なるほど、変わったメニューがあるとのこと。
食べるしかない。
15分ほど待って、店内へ。
思っていたより座席数が多い。回転もはやそう。
さっそく例のメニューを注文して出てきたのがこちら

釜揚げバターうどん!
釜揚げうどん+バター+卵+黒こしょう
つまり、カルボナーラうどんである!
勢いよくかき混ぜて、やはりコシのある麺を持ち上げて、口に運ぶ。
これは素晴らしい。って思いましたね。はい。
しっかりコシのある麺、おそらくかけでいただいても美味しいだろう。
そこに絡まる濃厚バターと、新鮮さが感じられる卵、そしてぴりっと存在感をアピールする黒こしょうのコラボレーションいただきました。
まつでぃは肉うどんを注文。こちらも肉汁が出汁になって美味しそうだ。
大満足でお店を出る。相変わらずの長蛇の列だけれど、確かに並ぶ価値はあると思った。

朝から二軒連続で、お腹はまずまず。

日も昇ったということで、高松の海を、瀬戸内海を見るために港へ。
四国の主要港ということで、たくさんのフェリーが停泊&運行していて、見ているだけでも楽しい。

二人ともやや寝不足だったから、海に挟まれた波止場の芝生でしばし休息……

とても良い雰囲気だった。
まつでぃも私も、行ったことがある、長崎港に似ているという結論に。
穏やかな空気、港を見る人々の背には、同じく行儀よく並んだ小さな建物達。



海と街を堪能した後に、南下開始。
是非食べたいうどん屋が、南方7kmの場所にあったから、観光しながら移動する。

それにしても………往来する車の運転が荒い……w
Twitterの地元民の方からもやはり高松は車に気をつけてくださいとのこと。
そうだったのか、うどん県。がんばれマナー啓発。いい場所なのにもったいないぞ。
目的のうどん屋に到着。
うどんの田!

胃をあたためたかったから肉うどんを注文。
まつでぃは冷やしうどんを。
うまあああああああああああ
ここのうどんは出しが本当に美味しい。
こちらはすっかり夏気分。
お店を出るも、まだ11時前。
ここから一気に北上し、屋島へ。

自転車で高松うどんめぐりをするなら、おすすめのスポットである。
四国から突き出すような形で海に向かって飛び出している半島で、もちろん陸続きなのだけれど、海沿いのアップダウンコースを、ゆるゆる走ることができる。
だいたい5kmくらい。
腹ごなしにもってこい。
穏やかな気持ちで走ることができる。そう思っていた時期が私にもありました。
最初は楽しく登っていたものの、途中から、何やら小さいものがちらちらと、視界に入ってくる。
ちょうど木々があるところの下あたり。
風に揺られてゆらゆらしている。数メートルおきに。
そう、毛虫だ。
ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
ちょうどそういう季節なのだろうか、木々から毛虫が垂れ下がっている。
バンジージャンプでゴムがのびきった後みたいに、ある一定の高さでふらふら…ふらふら…
これは気持ち悪い……!!
しかもその高さがアトランダムで、或る時ははるか3m上、或る時は地面すれすれ、またある時は私たちの顔のあたり……
つらみ。
しかもかなり注視しないと見えない彼らの全長は3cm程度。
下手にスピードを出すと発見しても除け切ることができない。
10km/h程度の低速で、目玉が落ちそうなくらい開眼して、毛虫を見つけては除けるの繰り返し。
クソゲーすぎる()
なんとか進んで、途中、けもの道に逸れて、好きな場所へ。
完全に道路から離れて、森を抜けて、小道を進むと、素敵に海が臨める場所が。

なんとなく、離島に来たような錯覚、行ったことないけれど沖縄ってこんな感じじゃないのかなと勝手に思ってる。
ここで、猫に遭遇。戯れる。
さらに、亀を発見。戯れる。


ひととおり楽しんだ後、半島の残りを一気にダウンヒル。
したいところだけど、やはり毛虫。むやみに速度出せないつらみ()

なんとかクリアーして、その後は、この屋島のてっぺんを目指そうということに。
その前におひるごはん!
時刻は12:30がっつりお昼時。
向かうは香川高松さぬきうどんの定番、わら家へ。

めっちょ並んでいたけれど、店内がばかみたいに広い故に、回転がはやい。
あっという間に店内に入って、注文して、席に着く。

生醤油ぶっかけうどん!
ここもコシ重視だけど、弾力というか粘り気がつよめ。
そこそこお腹が空いていたから、いっそう美味しくいただけた。
満足満足。
席数もさることながら、大桶にうどんが複数玉入った名物うどんがあるせいか、家族連れに大人気な模様。複数人で来るならおすすめ。
お店を出て、向かうは屋島のてっぺん。
車であればドライブウェイがあって、そこを登るだけでいけるのだけれど、自転車は通行できない。
ということで、地図を見ながら、それっぽい道を探る。

道中見つけたロープウェイ。
錆びれ具合がもうたまらない。
それにしても、ロープウェイの斜度すごいなあ(フラグ
住宅街の間の小道を抜けて、それらしい登り区間へ。
お遍路さんもちらほら、どうやら、頂上に札所があるらしい。84番か、85番だったかな。
いきなり10%越えで、きついなぁと思っていると……

突然の20%越え

石畳!
やばい。これはやばい。
確かに、この半島の広さと、そびえる山の高さ的に、ゆるゆる登る道があるとは思えない。
300m~級の山を、たぶん、これ、2~3kmで登りきる。
予想どおり、ここから20%越えが続く続く。
しかも石畳。
まるでくっくらがりとうげぇ……!
ひいひい言っている内に階段が。
なるほど、ずっと坂道が続くという訳ではない模様。
この階段、続き具合によっては、自転車を置いて行った方が良くないか?と思って、下りてくる人に聞いてみると、
「階段はところどころあるけれど、基本的に坂だよ」
とのこと。
自転車をかついで、階段クリア。
どうみてもシクロクロスです本当にありがとうございました。


さて、ここから頂上までこれの繰り返し、
こんなに辛いクライムはいつぶりだろうか……
暗峠みたいに、足を着くほどでもないが、一瞬でもためらうとこけるレベルの、ぎりぎり、本当にぎりぎり。
平均勾配15%、最大斜度27%、距離3km。
しかもこの日のギアは53-39T × 11-25T 。

さらに、フラットペダル()
あほかと、ばかかと。
ぷるぷるしながら坂を登っては階段を駆け上がる。
特に階段クリアした後の漕ぎ出しがきつかった。
助走なしの斜度10%スタートで石畳でフラペでギア比が………あはぁん。
徒歩で登っている人を抜くたびに
「おほっすごいなー」「がんばれー」
の声。
そんな声にこたえる余裕もない!
虫の息で何とか坂の終わりと思われるところに到着。
すごい、本当に一気に登ってきた。

お寺
境内に入ってみると、おお、思ったよりも人がいる。
みんなドライブウェイから楽々登ってきたんだろうな……!

展望台があるとのことなので、それらしい方向へ。
お土産や、工芸品を取り扱うお店が並ぶ。

いいね、こういう雰囲気。ローカルな感じがして。
そして到着展望台!

うおーなかなかの景色。
高松がひたすら見渡せる!
高い建物がないから、本当によく見える。
はるか遠くには、大きな山がどんとそびえたっている。
あれが、四国を南北に分断する山脈の一部だろうか………
その景色を見ながら去年の四国カルスト旅を思い出した。

勝利のソフトクリーム!
こちらからは瀬戸内海が。

山と街のスケールの違いを感じる。自然、おっきいなあ。
あたりを軽く散策してみるとなぜか水族館がw

なんでこんなところに……でも結構人気があるようで、人がわらわら。
イルカショーの声が聞こえた。
時間も時間だったから、下ることに。
下りがまたスリリング。
なにせ斜度がすごいし、路面は石畳だし、突然階段があるしで。
最後に一軒、うどん食べようと思っていたけれど、お目当てのお店に着いたタイミングでちょうど閉店時間だったっていうね()
15時にもなると開いているお店はごくまれなようで。
仕方ないから高松駅あたりをぷらぷらしようと行ってみると……

お祭り騒ぎ!
さすが祝日と言うこともあって、この日は各地で催しがあった模様。
ここではだんじり祭りが。なかなかの迫力。
屋台のB級グルメに惹かれて

餃子コロッケ。
美味しい。
帰りも混むだろうし、はやめにフェリー乗り場へ移動。

出港50分前に到着すると、何人か二輪車の待ちが。
切符は往復で買っていたから手続きなしで乗船できるね。いいね。
乗船時刻になると、結構な人だかりが。さすがGW………

行きと違って、今回はなんとかゆっくりできるスペースを確保することができた。良かった。
例のごとく、寝不足も手伝って、就寝。
すやぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
………風が………海を渡り…♪…つなぐ……ジャンボフェリー……♪
どこか遠いところでいつか聴いたことのある歌が流れている……!()
ふと目を覚ますと、港に着いた模様。
えっ、はやすぎない?と思ってみると、どうやら小豆島経由だったようで。
そしてここでものっそい人が乗ってきて、状況としては、行きと同じように、密入国船状態。
気にも留めず再び就寝。
すやぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
………風が………海を渡り…♪…つなぐ……ジャンボフェリー……♪
どこか遠いところでいつか聴いたことのある歌が流れている……!()
無事に神戸、三宮港へ着いた模様。
荷物を整えて、トイレで顔を洗って、甲板に出る。目が覚める。



海の上から眺める神戸の街に光るパトカーの赤色灯が綺麗でした。(ナニカアッタノカナ


車両甲板に降りる。
あれっ、自転車ない???
と思ったら、甲板の対角線側にありましたとさ。
フェリーあるある。
帰りは三宮から輪行で帰宅。
まつでぃは自走ということで、駅前でお別れ。
充実したうどん巡りだた。
基本的に香川うどん巡りは日帰りだけど、強行軍度数もそれなりにあって、旅した感が強いっていうね。
また夏ごろに、冷やしうどんを求めて、行く予感。
おわり。
うどん旅,
自転車,
写真,
機材紹介,
ロングライド,
近畿,
輪行,
島旅,
四国,
オフ会,
関西圏から行くのであれば、兵庫県神戸市、三宮港から出ているジャンボフェリーを利用するのが一番だということは、前回の香川旅でも紹介した通り。

おすすめ理由①往復時刻
往路⇒三宮出港 1:30 高松到着5:00
復路⇒高松出港 16:30 三宮到着21:00
いいよね。日帰りでいける。寝てるうちに着く。動くホテル。
おすすめ理由②料金
大人1名 自転車込み 往復3,980円
素晴らしい。安い。
5月4日0時過ぎに三宮で待ち合わせて、フェリー乗り場へ。
敷地内に入り、二輪車待機所に向かうと………

突然の二輪祭り!
賑わいすぎワロタ。
今まで何度もフェリーは使っているけれど、こんなに人が多いのは初めてだw
さすがゴールデンウィーク。人、移動しすぎ。
自転車を置いて、切符を購入。
往復切符3980円也。
ちなみに復路は2週間以内であればいつでもいいとされているから、四国連泊ツーリングするときなんかも助かると思う。


しばらく談笑した後に、乗船開始のアナウンスが。
さて、毎度おなじみのわくわくする時間である。
自転車で車両甲板に乗り込む時のわくわく感。プライスレス。
それにしても自転車が多い。

そしてこの有様
いつも閑散期しか利用していないからこんなのがあるとは知らなんだ。
船内に侵入。
客室フロアに入って、異変に気付いた。
人が多い。多すぎる!
いつもなら二等客室の雑魚寝スペースのどこかは空いているのに、この時すでに満杯。
貸出用のゴザがあることからも、嫌な予感しかしなかった。
船内を一通りまわって、やはりどこにもスペースが無いことを確認し、結局通路で寝ることに。

いやー、さすがGWね。仕方ないね。
幸い、私は割とどこでも寝られる人。屋根があるだけでも贅沢だな、と思える程度のとこでも寝られる。

横になって5分も経たないうちに就寝。
すやぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
………風が………海を渡り…♪…つなぐ……ジャンボフェリー……♪
どこか遠いところでいつか聴いたことのある歌が流れている……!
起きる。
そうだここは船の上。そしてこの歌は……
ジャンボフェリーの歌だあああああああああああひいいいいいいいいいいいいい
いただきました洗脳ソング。
ジャンボフェリーに一度でも乗ったことがある人なら、耳に残っているであろうこの歌。
乗船から下船までフルコーラスで5回は聴かされるっていうね。いやでも覚えるよね。
荷物をまとめて甲板に上がる。空はすこし明るい。

目をやれば薄暗い海の上にいくつかの島のシルエットがおとなしく溶け込んでいる。
瀬戸内海らしい風景だ。
車両甲板に降りて自転車と合流。
いつもちゃんとあるか不安になるw

そして上陸、四国。
ひゃっほい。
時刻は5:00
目的のうどん屋は6:00開店だったから、しばらく高松市内をくるくるまわる。

と言っても暇だから、下見もかねてお店をまわっていると……
なんともう開いているお店が!

事前情報では祝日は休みと言うことだったのだけれど、なぜか開いている。
お腹も空いていたし早速飛び込んで、ぶっかけうどんを注文。ついでに魚の天ぷら。

うまあああああああああああああああああ
こしが!こしが!
この歯ごたえが唯一無二なのよね、さすが香川、うどん県。
空っぽの胃袋を幸せで満たしてお店を後に。

さて、この日の行程はあってないようなもの。
フェリーの中で作ったうどん屋リストを元に、時間と胃袋と相談しながら、なんとなく回るだけの簡単なツーリング。
というわけで、次のお店にふらっと。
どどん!結構混んでいるww

人気店なのかしら。朝からすごいねー。
そう、高松のうどん屋は朝から開いているのだ。
6時くらいからのところが多く昼前には閉店するところも多い。
だからこそあのフェリーの時間が助かるのよね。
お腹を空かす狙いもあって、ここは並ぶことに。
喋りながらだとあっというまだよね。
1人旅だと、たぶん列に並ぶことすらしないw
待機しながらお店の情報を調べると、なるほど、変わったメニューがあるとのこと。
食べるしかない。
15分ほど待って、店内へ。
思っていたより座席数が多い。回転もはやそう。
さっそく例のメニューを注文して出てきたのがこちら

釜揚げバターうどん!
釜揚げうどん+バター+卵+黒こしょう
つまり、カルボナーラうどんである!
勢いよくかき混ぜて、やはりコシのある麺を持ち上げて、口に運ぶ。
これは素晴らしい。って思いましたね。はい。
しっかりコシのある麺、おそらくかけでいただいても美味しいだろう。
そこに絡まる濃厚バターと、新鮮さが感じられる卵、そしてぴりっと存在感をアピールする黒こしょうのコラボレーションいただきました。
まつでぃは肉うどんを注文。こちらも肉汁が出汁になって美味しそうだ。
大満足でお店を出る。相変わらずの長蛇の列だけれど、確かに並ぶ価値はあると思った。

朝から二軒連続で、お腹はまずまず。

日も昇ったということで、高松の海を、瀬戸内海を見るために港へ。
四国の主要港ということで、たくさんのフェリーが停泊&運行していて、見ているだけでも楽しい。

二人ともやや寝不足だったから、海に挟まれた波止場の芝生でしばし休息……

とても良い雰囲気だった。
まつでぃも私も、行ったことがある、長崎港に似ているという結論に。
穏やかな空気、港を見る人々の背には、同じく行儀よく並んだ小さな建物達。



海と街を堪能した後に、南下開始。
是非食べたいうどん屋が、南方7kmの場所にあったから、観光しながら移動する。

それにしても………往来する車の運転が荒い……w
Twitterの地元民の方からもやはり高松は車に気をつけてくださいとのこと。
そうだったのか、うどん県。がんばれマナー啓発。いい場所なのにもったいないぞ。
目的のうどん屋に到着。
うどんの田!

胃をあたためたかったから肉うどんを注文。
まつでぃは冷やしうどんを。
うまあああああああああああ
ここのうどんは出しが本当に美味しい。
こちらはすっかり夏気分。
お店を出るも、まだ11時前。
ここから一気に北上し、屋島へ。

自転車で高松うどんめぐりをするなら、おすすめのスポットである。
四国から突き出すような形で海に向かって飛び出している半島で、もちろん陸続きなのだけれど、海沿いのアップダウンコースを、ゆるゆる走ることができる。
だいたい5kmくらい。
腹ごなしにもってこい。
穏やかな気持ちで走ることができる。そう思っていた時期が私にもありました。
最初は楽しく登っていたものの、途中から、何やら小さいものがちらちらと、視界に入ってくる。
ちょうど木々があるところの下あたり。
風に揺られてゆらゆらしている。数メートルおきに。
そう、毛虫だ。
ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
ちょうどそういう季節なのだろうか、木々から毛虫が垂れ下がっている。
バンジージャンプでゴムがのびきった後みたいに、ある一定の高さでふらふら…ふらふら…
これは気持ち悪い……!!
しかもその高さがアトランダムで、或る時ははるか3m上、或る時は地面すれすれ、またある時は私たちの顔のあたり……
つらみ。
しかもかなり注視しないと見えない彼らの全長は3cm程度。
下手にスピードを出すと発見しても除け切ることができない。
10km/h程度の低速で、目玉が落ちそうなくらい開眼して、毛虫を見つけては除けるの繰り返し。
クソゲーすぎる()
なんとか進んで、途中、けもの道に逸れて、好きな場所へ。
完全に道路から離れて、森を抜けて、小道を進むと、素敵に海が臨める場所が。

なんとなく、離島に来たような錯覚、行ったことないけれど沖縄ってこんな感じじゃないのかなと勝手に思ってる。
ここで、猫に遭遇。戯れる。
さらに、亀を発見。戯れる。


ひととおり楽しんだ後、半島の残りを一気にダウンヒル。
したいところだけど、やはり毛虫。むやみに速度出せないつらみ()

なんとかクリアーして、その後は、この屋島のてっぺんを目指そうということに。
その前におひるごはん!
時刻は12:30がっつりお昼時。
向かうは香川高松さぬきうどんの定番、わら家へ。

めっちょ並んでいたけれど、店内がばかみたいに広い故に、回転がはやい。
あっという間に店内に入って、注文して、席に着く。

生醤油ぶっかけうどん!
ここもコシ重視だけど、弾力というか粘り気がつよめ。
そこそこお腹が空いていたから、いっそう美味しくいただけた。
満足満足。
席数もさることながら、大桶にうどんが複数玉入った名物うどんがあるせいか、家族連れに大人気な模様。複数人で来るならおすすめ。
お店を出て、向かうは屋島のてっぺん。
車であればドライブウェイがあって、そこを登るだけでいけるのだけれど、自転車は通行できない。
ということで、地図を見ながら、それっぽい道を探る。

道中見つけたロープウェイ。
錆びれ具合がもうたまらない。
それにしても、ロープウェイの斜度すごいなあ(フラグ
住宅街の間の小道を抜けて、それらしい登り区間へ。
お遍路さんもちらほら、どうやら、頂上に札所があるらしい。84番か、85番だったかな。
いきなり10%越えで、きついなぁと思っていると……

突然の20%越え

石畳!
やばい。これはやばい。
確かに、この半島の広さと、そびえる山の高さ的に、ゆるゆる登る道があるとは思えない。
300m~級の山を、たぶん、これ、2~3kmで登りきる。
予想どおり、ここから20%越えが続く続く。
しかも石畳。
まるでくっくらがりとうげぇ……!
ひいひい言っている内に階段が。
なるほど、ずっと坂道が続くという訳ではない模様。
この階段、続き具合によっては、自転車を置いて行った方が良くないか?と思って、下りてくる人に聞いてみると、
「階段はところどころあるけれど、基本的に坂だよ」
とのこと。
自転車をかついで、階段クリア。
どうみてもシクロクロスです本当にありがとうございました。


さて、ここから頂上までこれの繰り返し、
こんなに辛いクライムはいつぶりだろうか……
暗峠みたいに、足を着くほどでもないが、一瞬でもためらうとこけるレベルの、ぎりぎり、本当にぎりぎり。
平均勾配15%、最大斜度27%、距離3km。
しかもこの日のギアは53-39T × 11-25T 。

さらに、フラットペダル()
あほかと、ばかかと。
ぷるぷるしながら坂を登っては階段を駆け上がる。
特に階段クリアした後の漕ぎ出しがきつかった。
助走なしの斜度10%スタートで石畳でフラペでギア比が………あはぁん。
徒歩で登っている人を抜くたびに
「おほっすごいなー」「がんばれー」
の声。
そんな声にこたえる余裕もない!
虫の息で何とか坂の終わりと思われるところに到着。
すごい、本当に一気に登ってきた。

お寺
境内に入ってみると、おお、思ったよりも人がいる。
みんなドライブウェイから楽々登ってきたんだろうな……!

展望台があるとのことなので、それらしい方向へ。
お土産や、工芸品を取り扱うお店が並ぶ。

いいね、こういう雰囲気。ローカルな感じがして。
そして到着展望台!

うおーなかなかの景色。
高松がひたすら見渡せる!
高い建物がないから、本当によく見える。
はるか遠くには、大きな山がどんとそびえたっている。
あれが、四国を南北に分断する山脈の一部だろうか………
その景色を見ながら去年の四国カルスト旅を思い出した。

勝利のソフトクリーム!
こちらからは瀬戸内海が。

山と街のスケールの違いを感じる。自然、おっきいなあ。
あたりを軽く散策してみるとなぜか水族館がw

なんでこんなところに……でも結構人気があるようで、人がわらわら。
イルカショーの声が聞こえた。
時間も時間だったから、下ることに。
下りがまたスリリング。
なにせ斜度がすごいし、路面は石畳だし、突然階段があるしで。
最後に一軒、うどん食べようと思っていたけれど、お目当てのお店に着いたタイミングでちょうど閉店時間だったっていうね()
15時にもなると開いているお店はごくまれなようで。
仕方ないから高松駅あたりをぷらぷらしようと行ってみると……

お祭り騒ぎ!
さすが祝日と言うこともあって、この日は各地で催しがあった模様。
ここではだんじり祭りが。なかなかの迫力。
屋台のB級グルメに惹かれて

餃子コロッケ。
美味しい。
帰りも混むだろうし、はやめにフェリー乗り場へ移動。

出港50分前に到着すると、何人か二輪車の待ちが。
切符は往復で買っていたから手続きなしで乗船できるね。いいね。
乗船時刻になると、結構な人だかりが。さすがGW………

行きと違って、今回はなんとかゆっくりできるスペースを確保することができた。良かった。
例のごとく、寝不足も手伝って、就寝。
すやぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
………風が………海を渡り…♪…つなぐ……ジャンボフェリー……♪
どこか遠いところでいつか聴いたことのある歌が流れている……!()
ふと目を覚ますと、港に着いた模様。
えっ、はやすぎない?と思ってみると、どうやら小豆島経由だったようで。
そしてここでものっそい人が乗ってきて、状況としては、行きと同じように、密入国船状態。
気にも留めず再び就寝。
すやぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
………風が………海を渡り…♪…つなぐ……ジャンボフェリー……♪
どこか遠いところでいつか聴いたことのある歌が流れている……!()
無事に神戸、三宮港へ着いた模様。
荷物を整えて、トイレで顔を洗って、甲板に出る。目が覚める。



海の上から眺める神戸の街に光るパトカーの赤色灯が綺麗でした。(ナニカアッタノカナ


車両甲板に降りる。
あれっ、自転車ない???
と思ったら、甲板の対角線側にありましたとさ。
フェリーあるある。
帰りは三宮から輪行で帰宅。
まつでぃは自走ということで、駅前でお別れ。
充実したうどん巡りだた。
基本的に香川うどん巡りは日帰りだけど、強行軍度数もそれなりにあって、旅した感が強いっていうね。
また夏ごろに、冷やしうどんを求めて、行く予感。
おわり。
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