私、神楽坂つむりは自転車に出会い、この世界から抜け出せずにいた・・・!旅のこと、写真のこと、山のこと等を綴り連ねます。

【ホイール】MAVIC R-SYS SLR(クリンチャー) 導入してみての感想

2013年03月18日
自転車パーツ、小物 6
コルナゴを組む時に合わせて購入したのがこちら

ac5.jpg

aa1.jpg

MAVIC R-SYS SLR
いわゆる飛び道具である。
新たにホイールを購入するにあたって決めていた条件がこちら
・クリンチャ― (ツーリング、ロングライドにも使うなら絶対クリンチャ―)
・アルミリム (カーボンクリンチャ―でも可、だったけれど、まだまだ種類が少ない)
・そこそこ軽量 (前後1,400g以下)
・黒リム (これ重要)
・かっこいい
選ばれたのは、R-SYSでした。


ちなみに他の候補としてはレイノルズあたりだった。

しばらく乗り込んだので、感想をまとめてみようと思う。
ちなみに私スペックは身長173cm 体重54kg
kyy7.jpg

乗り方は、踏みもするし、回しもする。シチュエーションと体調による。
けれど、どちらかというと回すタイプかしら。
ダンシング大好き。400mくらいの峠なら全部ダンシングでクリアすることもある。

使用用途は通勤、ロングライド、ヒルクライムで、まあ要するにレース以外。
レースこわい。
キャノンボールを走り切る程度の脚力。(1,000km 49時間)

ホイール比較対象はつまり私のホイール遍歴ということで。
結局比較でしか評価できないのよね、機材って。
色んな機材を試して、いろんな経験を積んで、何か見えてくる。
変化があって初めて機材効果が実感できるというもの。

主なホイール遍歴は
・SHIMANO WH-7900 C24
・EASTON EA90 TT
・CAMPAGNOLO カムシン
・BONTRAGER RACE Lite
・ROVAL Rapid 50mm
・MAVIC GP4手組
・EASTON EC90 AERO
とどのつまりアルミクリンチャ―大好き!って感じです。
チューブラーの性能にももちろん惹かれるけどね…。


■見た目


かっこよすぎワロタ。
このホイール、発表された時からカッコいいなーと思っていた。
あのころはでも憧れだけで、実際に購入するとは思ってもいなかった。
ハハハッ
なんというか、精悍で、スマートで、スレンダーで、でもどこかしら力強くて……
はい、感性だけで買ってすみません。
見た目で購入決定⇒スペック調べる

黒リムいいね……足元がぐっと引き締まる。
しかも太めの黒スポークで、さらに精悍なスタイルに。
フレームが黒ベースだから、似合わないはずがないけれど、実はこれ、いろんな人のフレームと合わせてみたけど、どんな自転車にも合うと思う。
リムハイトは24mmだけれど、専用タイヤと相まって、そこまで低く見えないのが素敵かも。
なにより、真っ黒だけれど、中華カーボンのような雰囲気はないのは、挿し色のMAVIC特有の黄色が効いているからだろうか。
もちろんシルエットの良さも大いに貢献していると思う。
よくよく見ると、リムもニップルも、セクシィなんだよね。
ad6.jpg

細部の作りは申し分ない。ちゃんとフラッグシップを思わせる作り込み。
プラシーボ効果で自転車は進むから(真顔)、このカッコよさは武器になる

■振動減衰性能

この項目を2つ目に持ってきた理由は、その振動減衰性が高く評価できたから。
最初はC50のフレーム特性かなと思ったけれど、他のフルカーボン、フルクロモリ車でもその性能の高さを実感することができた。
ニュアンスで言うと、「乗り心地が良い」というやつで、例えば他の車輪と比べて、ちょっとした段差を越える際の衝撃が少ない。
適当にバニーホップをしても、トン、トンと気持ち良く接地できた。もちろんタイヤは適正空気圧の8ber。(する必要ないじゃんという突っ込み)
まあこれはあれだ、カーボンスポークのおかげだ。間違いない。
なるほどいいじゃねーのカーボンスポーク。もっと普及すればいいのに。

■登坂性能

飛び道具と称されるだけあって、その性能はピカイチ。
今まで使ったどのホイールよりも、登りやすい。
この登りやすいというのはつまり、力を入力してから反応するまでのタイミングがいい塩梅だということ。
車輪はリム、スポーク(厳密に言えばタイヤ、チューブ等も含め)の重量、かたさ、形状、組み方によって、その性格ががらっと変わる。
例えばイーストンなんかはスポークテンション高め、かつ張力を均一化することで、きびきびとした反応をみせてくれるのは、よく聞く話で、入力から反応までのタイムラグがほとんど、ない。
一方であえてそこにタイムラグを設けて(狙ったのか結果としてそうなったのかはさておき)バネ感のある踏み心地を提供してくれる車輪もあったり。
このR-SYSはスポークテンションはやや柔らか目で、踏み込んだ瞬間にスパーン!と反応するタイプではなく、すこしウィップな感じ。もたっとしている訳ではなく、時間差がある(ごくわずか)
私は登坂はいつもダンシングだけれど、クランクが3時半くらいの位置で、ぐぐぐっと加速するのを感じることができた。これが、合ったというわけだ。
スポークは柔らかく、テンションもやや緩め。昨今の剛性モリモリのフレームとは合うんじゃないかしら。
リムは測れないから分からないけど、かなり軽いと思う。


■巡航性能

ad8.jpg

△。
デュラエースやEA90に劣る。
よく「30km/hからの伸び」とかいうけれど、このホイールには期待しない方が良いかしら。
漕ぐのをやめると、速度がすとんと落ちる。そのあたりは、デュラハブの方が上。残念。

■ブレーキング

かなり効く。
エグザリット2と呼ばれる、リムに洗濯板のようなぎざぎざ処理がされているのが、このホイール最大の特徴の一つ。
このぎざぎざがブレーキシューとがっちり噛み合って、制動力を確保してくれる。
面白いのが音鳴りで、「ひゅ~るるるるー」と
ロケット花火の出来損ないのような音が鳴る。
ただこれは最初だけのようで、リム面がなれてくると、音鳴りはマシになっていくらしい。
確かに300kmを過ぎたあたりから少し大人しくなった。
独特の音がして面白いから私は好きなんだけどねえ。

ちなみに本来は専用のシューが必要なのだけれど、私は無視している。
だって高いもの(4〜5千円)
あと最初の方はシューがかなり削れる。そりゃあ洗濯板だものね。
ブレーキアーチがゴムくずだらけになったよ。

■専用タイヤ
ad7.jpg

このホイールは、最近のMAVICの考え方である、ホイールとタイヤをトータルで設計する思想に基づいて、専用のタイヤが前後にセットされている。もちろん他のタイヤも付くけれど。
なかなかよく出来ていると思う。軽量だし、グリップも良いし、pro4に似ている。
耐久性はどうかしら。これは乗り込まないと分からないけれど、トレッド面を見ていると、ちょっと寿命が短そうな気がしないでもない。

とまあ、色々書いたけれど、総評としては今までで一番、満足度の高いホイール。
MAVICはなにかと独自な技術が大好きいい!なブランドらしくこのR-SYSもホームページによると

エグザリット2
高いブレーキ性能 アルミリムのためのマヴィック独自のエグザリット2テクノロジーは、あらゆる天候条件で非常に高いレベルの耐久性と、ブレーキ性能を発揮するように改良されました。

Tracomp(トラコンプ)
軽量性と優れた剛性 トラクションとコンプレッション 超軽量カーボンファイバースポークは、トラクション(引っ張り)とコンプレッション(突っ張り)の両方の力に作用し、どんな状況でも非常に高い剛性を維持します。
さらに詳しく

GripLink(グリップリンク)
グリップ力とコントロール性能 フロントタイヤは、クリンチャー、チューブラーの区別なく、ホイールの性能に依存せずに地面をとらえ、バイクをコントロールする必要があります。 そのため、優れたグリップ力を備えたグリップリンクタイヤはフロントタイヤに最適です。

PowerLink(パワーリンク)
低い回転抵抗 リアタイヤは、クリンチャー、チューブラーに関わらず、動力を伝達し、ホイールの性能に依存せずにスピードを生み出す必要があります。 そのため、回転抵抗を最小限に抑えるパワーリンクタイヤはリアタイヤ用に最適です。

ISM 3D
超低慣性化 インタースポークミリング3D。 ISM3D では、ISMのコンセプトをさらに進め、各スポークホール間のリムの下部ブリッジだけでなく、サイドウォールまで切削します。


FTS-L
軽量な動力伝達システム- 主要な動力伝達コンポーネントの強化: 爪とハブボディ間の接触面を2つのステンレススチール製インサートで補強することにより、フルアルミ製ハブボディの使用が可能になりました。


QRM SL
Qualité de Roulements Mavic Super Light(マヴィック軽量型高性能ベアリングシステム)。 QRMの精密な仕様を踏襲し、設計された超軽量ベアリング。 極めて狭い公差内で加工され、非常に高い精度で1つずつ丁寧に組み付け調整されたQRM適合ハブアクスル。


FORE テクノロジー
剛性と強靭性の向上 リムの下部ブリッジに穴を開けるのではなく、素材を溶かしながら内側に押し込んで、ネジ山を造り、そこにスポークニップルを直接ねじ込める構造のため、リムの上部ブリッジは原形を保ちます。


SUP
より強靭でスムーズなジョイント SUP。 ベンディング(曲げ加工)の後、リムのジョイント部分はアーク溶接され、 溶接された継ぎ目は、続いて研磨され滑らかに仕上げられます。


ジクラル
スポークの重量を軽減しながら剛性を高め、ホイールをより強靭にする特殊アルミ合金


Maxtal(マクスタル)
軽量で優れた剛性 マヴィック独自の素材。この特殊アルミ合金は、従来の6106合金よりも重量/強度比が優れています。

はい。とにかく独自なんですね。


何より見た目!見た目に惹かれて私は買ったのだよ。
良い道具ってのは、性能だけじゃなく、所有欲や使う楽しさも提供してくれる(IYHの心得)

なんだかんだ使い勝手良いのもポイントというか、そこを犠牲にした機材ってのは、やっぱりいただけない。少なくとも私は。プロレーサーならまだしもねえ。
と、まあこれはツーリング・ロングライド勢の意見で、もっと違う視点で物を選ぶのもね、あり。ありあり。

あと30mmリムハイトが高くて、同じ重量なら最高だった(無茶ぶり)

とりあえずこれ1本で、いろいろ試してみよう。


(平地がアレだから1,500kmライドには使えないのが残念)()
関連記事
神楽坂つむり
Author: 神楽坂つむり






Comment(6)

There are no comments yet.

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2013/08/05 (Mon) 17:27

神楽坂つむり

>ごぼさん

> はじめまして
> R-SYSいいですね、自分も購入を考えてるんですが、専用シューって高すぎるんですよね…
> しかも減りが早いという…そのシュー問題で購入するかどうか迷ってるんですが、専用っシューじゃなくても大丈夫なんですかね?リムにダメージが及ぶとか?

専用シューじゃなくても使えないことはないです。
制動力に関しては全く問題ありません。

エグザリットはリム強度がかなり高いので
むしろたいていのシューはリムに負けますね。どんどん削れて行きます。洗濯板です。
おかげでリムの寿命が延びるのだと思います。
私は走行場面に合わせてシマノだったりスイスストップだったり使い分けています。
専用シューに近いタッチを得るならカーボンブレーキシューがおすすめです。柔らかさも似ていますし。

もちろん専用シューが制動力とリム寿命を最も高めるのだとは思いますが
私は実用上、他のシューでも問題ないと判断しています。

ご参考までに。

2013/08/07 (Wed) 22:44

ギルド

こんにちは

購入を考えてるんですが、タイヤはやっぱり専用タイヤがいいですか?

2013/10/04 (Fri) 15:51

神楽坂つむり

>ギルドさん

> 購入を考えてるんですが、タイヤはやっぱり専用タイヤがいいですか?

こんにちは。
いえ、正直なところ、何でもいいと思います。
私もpro4と組み合わせましたが、なんら問題ありませんでしたし
専用タイヤというのはデザイン的な意味かなと・・・w

2013/10/27 (Sun) 20:53

まぁ

シュー

はじめまして。
シューは、アルミリム用の物を使用されていますか?
カーボンリムとの併用が出来たら、、、と思ったのですが。

2014/07/26 (Sat) 08:34

神楽坂つむり

>まあさん

> はじめまして。
> シューは、アルミリム用の物を使用されていますか?
> カーボンリムとの併用が出来たら、、、と思ったのですが。

はじめまして。
シューはアルミリム用ですね。普通のシマノシューです。
カーボンシューはどうでしょう、ゴムが柔らかいので
どんどん削れて行ってしまう予感がします。

2014/07/27 (Sun) 12:54
未分類 (11)
雑談 (0)
自転車 (53)
日記 (8)
写真 (48)
2010年7月 夏ツーリング (0)
2010年7月 夏ツーリング 実走録 (0)
2011年2月 瀬戸内海一周 (6)
2011年2月 九州旅 (6)
伊勢旅(随時追加) (13)
ORiBIKE (10)
ライト (0)
F1 (5)
2011年7月 大阪~山口 キャノンボール (4)
2011年9月 山陰ツーリング (3)
自転車パーツ、小物 (100)
2011年10月 大阪~九州 キャノンボール (2)
2011年12月 鹿児島ツーリング (3)
オフ会 (22)
自転車のある風景 (1)
2012年3月 和歌山ツーリング (1)
2012年4月 白川郷ツーリング (3)
2012年7月 鳥取ツーリング (1)
2012年10月 四国ツーリング (3)
2013年1月 伊勢志摩ツーリング (1)
1dayライド (21)
2013年5月 金沢旅 (2)
2013年8月 中部ツーリング (5)
2013年10月 関東遠征 (1)
2013年11月 青森ツーリング (4)
2013年1月 鹿児島〜大阪1,000kmキャノンボール (4)
2013年12月 広島~大阪festive500 (1)
登山 (24)
いなり、こんこん、恋いろは (0)
いなり、こんこん、恋いろは。 (2)
2014年3月中国地方ツーリング (4)
2014年5月長野群馬ツーリング (0)
2014年5月信州ツーリング (3)
自転車旅のあれこれ (26)
2014年8月 江ノ島〜富士ツーリング (3)
2014年9月大阪〜倉吉ツーリング (1)
ふぉたろぐ! (4)
カメラ機材 (12)
動画 (0)
2014年12月 鹿児島ツーリング (5)
2010年夏 北海道旅 (16)
2015年4月 香川うどん旅 (0)
香川うどん旅 (5)
2015年5月 大阪〜白川郷400km旅 (3)
TADAフレーム (13)
2015年7月 乗鞍ヒルクライム (0)
2015年7月 乗鞍ツーリング (2)
2015年7月 能登半島ツーリング (2)
MTB (2)
2016年2月 欧州旅 (11)
2016年3月 伊豆半島ツーリング (3)
2016年5月 大阪〜新潟キャノンボール (3)
2016年5月 信州山岳ツーリング (3)
2016年6月隠岐島キャンプツーリング (4)
2015年5月 大阪〜白川郷400km旅 (0)
2016年7月 大阪〜白川郷450km旅 (3)
グラベルライド (5)
2016年9月 乗鞍紅葉ライド (1)
2016年11月 徳島林道ツーリング (4)
2017年ホノルルツーリング (0)
2017年1月 ホノルルツーリング (3)
2017年2月 西九州ツーリング (3)
2017年3月 大阪〜静岡さわやかライド (1)
2017年4月 瀬戸内海ツーリング (2)
2017年8月 北海道そらちグルメフォンド (6)
2017年5月 四国カルストツーリング (2)
2017年6月 男木島旅 (1)
2017年6月 夏至ロングライド (1)
BikeupRiver (1)
2017年7月 大阪〜白川郷ライド (2)
2017年8月 瀬戸内牛窓ライド (2)
2017年9月 日間賀島旅 (2)
2017年9月 滋賀県湖西グラベルライド (2)
2017年11月 剣山スーパー林道 (3)
2017年12月下関〜大阪キャノンボール (2)
2017年12月 雪マキノツーリング (1)
2018年1月 広島呉〜江田島旅 (2)
グルメネタ (3)
2018年3月 周防大島旅 (2)
2018年3月 山口ツーリング (3)
2018年8月 北海道そらちグルメフォンド (6)
2018年4月 竹原たまゆら旅 (1)
2018年6月 うさぎ島 (1)
2018年7月 天草島原ツーリング (2)
2018年 7月シマノバイカーズフェスティバル (3)
2018年8月 房総半島ツーリング (4)
2018年10月 伊豆半島ライド (2)
2018年12月 Raphaプレステージ (2)
2019年1月 ゾンビランドサガ巡り (3)
2019年1月 似島ライド (1)
2019年2月 志賀島ライド (1)
2019年2月 関東遠征旅 (3)
2019年4月 RIDEAIDinASO (6)
2019年3月 フランシュシュライブ (1)
2019年3月瀬戸内海ライドオフ (3)
2019年4月 国東半島ツーリング (4)
ブロンプトン (1)
2019年5月 津和野旅 (2)
2019年6月 ファンライド鏡野 (2)
2019年7月 周防大島旅 (2)
2019年9月 ホノルルセンチュリーライド (1)
2019年6月 オホーツク遠征 (1)
2019年 8月瀬戸内海ライド (2)
2019年8月 北海道そらちグルメフォンド (2)
2019年9月 RIDE&CAMPin鹿児島 (2)
2019年7月 シマノバイカーズフェスティバル (1)
2019年11月 熱海「きにして」聖地巡礼 (2)
響け!ユーフォニアム (3)