【ジャンボフェリーで】ちょっと自転車で香川うどん巡りして来た【弾丸日帰り旅】
自転車, 写真, 機材紹介, ロングライド, 1day, 輪行, 四国, うどん旅,思い立った夜の内に出発して神戸三宮のフェリー乗り場へ。
香川県高松市へのアクセスは色々あるけれど自転車ならこれが一番手っ取り早いと思う
出港時刻は深夜1:00AM。
仕事終わりでも間に合うね!嬉しいね!
寒さに震えながらフェリー乗り場に到着

乗船手続きを済ませる
今まで何度かお世話になっている。
航路と手軽さから気に入っているのに加え、なんといってもその良心的な金額設定には頭が上がらない。
基本料金が安い上に各種割引が豊富だからもうね、使わない手は無い。
ちなみに今回は大人+自転車で3,980円。往復で(!!)
往復割引が適用されてのこの料金
安 す ぎ る
ちなみに往路と復路は違う日付でもいいので、ぐるっと四国まわる人にもオススメかも


フェリーキマシタワー
寒い寒いはやく乗せてくれと願うものの積荷の降ろし作業が押してる模様。
トラックが何度も往復している様子が見える。
二輪車用の乗船場には私以外にも3人の自転車乗りがいた。
特になんてことない世間話に華を咲かせる。こういう一期一会いいね、すきだよ!

そして乗船、さっさと自転車を停めて足早に客室へ向かうことにした。
翌日のうどん巡りに備えて眠っておかなければ・・・
と言いつつ、つい船内巡りをしてしまうのはもはや逃れることの出来ないイベント。
フェリーってわくわくするよね

無駄に綺麗だぜ・・・

散策も程ほどに就寝。エンジンの音が心地良い・・・zzz
目覚めると時刻は5:00AM
高松港に着いたようだ。
一度でもジャンボフェリーに乗ったことのある人なら分かるだろう、“あの”テーマソングが流れだす。
もはや洗脳である。
私は歌詞を全部覚えてしまった。
気になる人は乗ってみるも良し、YouTubeで検索するも良し(驚くことにアップロードされている)

高松市内、未だ誰そ彼時だ
でもそんなの関係ないらしい、うどん屋の朝は早い
早いところでは5時から開店しているのが香川クオリティ!
まだ車も走っていない道路を地図で調べながら進んでいく
事前に調べていた場所に着いてみると・・・

“さか枝”
なんでもうお客さんこんなにいるのwww
こうして写真を撮っている間にも続々とお客さんがお店に吸い込まれていく
真っ暗な道から現れ、お店に吸い込まれていく。
うーん、すごいな香川。さすがうどん県。
私も腹ペコだったから、早速入店。
勿論セルフサービス、前の人に習ってトッピングして天麩羅もつけちゃう

うまー!うまー!
この一杯の為にきたのだよ私は!
さすがのコシと喉越し。ちゅるちゅるんと口に入ってくる。
タコの天麩羅も絶品、しっかりタコの味がするし、衣があっさりうどんと良く合う。
ぺろりと平らげお店を出る。
次の店に向かって走る
少し空が明るくなってきた、朝だ
こうして知らない土地で朝を迎えるのが自転車旅の楽しみだったりする
なんともいえない非日常感、昨日までの日常とのギャップにちょっと優越感
さっきまで私しかいなかった道路に車が走り出す。人々が歩いている
みんな仕事に行くのだろうか、これから帰るような人もいる
あれこれ想像するのが何だか楽しい
私の街にも朝が
遠く離れたこの地でも朝が
街が少しずつ目覚めていく様を横目に自転車で走る
途中に造船所があった。何もかもが大きいせいで距離感が狂う。



そして二軒目到着!

ご丁寧にお店の前に看板が。
シンプルにかけを注文。
あたたかいのが欲しかったから自分で湯通ししてみる。
ラーメン屋の主人みたいに思い切って湯きり湯きり!
そしてトッピング。
一連の流れがもはや儀式のようなものに思えてくる
ねぎ、大根おろし、天かす、レモンを添えて・・・

イタダキマスワー!
うまうま、温かいのも嬉しいでござる。
やっぱり店によって全然違うのなー
これだからうどん屋めぐりは楽しい。
店を出た後はちょっと胃を空ける為に高松散策。
ちょうど出勤時刻だろうか、スーツ姿のサラリーマンが足早に駅に吸い込まれていく
ちょっと川辺の公園があったので休憩。
あ、愛車紹介

BH PINO
実は今回のうどん巡りが処女走行だったりする。
先日組みあがったばかりの可愛いやつ。
ポジション調整しながらのうどん巡りでございます。
次のお店が実は本命、10:00オープンを狙って移動開始。
なんでも1日10食~限定のメニューがあるらしい。
地図で見る限りちょっと分かりにくい場所にありそうだった。
まぁiPhoneさんがある限り、問題ない。
昔の人は地図とコンパスを両手に旅をしていたと思うと便利になったものだ。
今ならグーグルマップ開いて“うどん”と入力するだけで何十店ものお店が表示されるのだから。

どうみても住宅街です。
でもそんな一角に・・・

あった。うどんの田。
ちょうど開店したところらしい。いいタイミングだ!
早速お店に飛び込んで注文する。

アットホームないい雰囲気
5分ほど待っていると呼ばれてお盆を片手に取りに行く

角煮うどん!
これが食べたくて来たのだよ私は!
さっそく角煮を頬張る。おう、角煮らしい角煮だ。期待した通りの角煮っぷりに感動した
そして出汁、これがやたらと美味しい。
昆布だしだろうか、これだけでお金取れるレベルじゃないか・・・
冷えた身体には最高だった。麺ももちろんちゅるちゅる美味しい。

地元のお客さんも続々と。
ここらでだいぶお腹が一杯になってきた。
割と満足、でも帰りのフェリーは15:00、まだ4時間もある・・・
ってことで屋島に向かうことに。
屋島は高松市から東に6kmほどのところにある半島である。
島ではない。
かつては島だったらしいけれど。
半島の中心にはどーんとおっきな山があってそれを囲うように道路が走っている。
陸に近い側には住宅街があるけれど、海側の道路は本当に道路だけで、走るにはもってこい。
くるっと周っても10kmにも満たない短いコースだけれど適度なアップダウンがある。食後の運動にいい感じ。

右手に見えるのがその一部。こうしてみると中々迫力ある。

瀬戸内海を眺めながらヒルクライム。
うーん、PINO中々面白い!
聞いてた通りクロモリらしい粘りッ気のあるフィーリングがある
ずっとフルカーボンロードに乗っていたのだけれどそれと比べるとワンテンポ遅れて進む
ベンドしたステーの影響なのか素材の影響なのかわからないけれど、バイーンって感じ
バイーンって分かりにくいかもしれないけど、でも確かにそんな風に感じる
特にダンシングのフィーリングが面白い!
これからのロングライドが楽しみだ。

道路脇から森の奥へと続く小さな小道を発見、海に向かって伸びている
これは・・・行くしか無いだろう・・・・

森林浴気持ち良い
ベタだけれど森の中で深呼吸すると本当に気持ちが良いのだ
和歌山の山奥のじっちゃんの家を思い出す。
しばらくいくと予想通り


海ー!海ー!瀬戸の海ー!
森の小道を抜けて、ということで自然の音しかしない。
風の音、草木がこすれ合う音、波の音しか聞こえない
地べたに座ってそのまましばらくぼーっと。。

お腹も空いてきたってことでいったん戻って再びうどん屋巡り。
この後は結局2軒ほどまわって、もう満足!ってところで時刻は14時過ぎ。
フェリー乗り場に向かって帰り支度をすることに。
屋島の前を通過、こうしてみると面白い形してるなー

往復切符を買っていたから乗船手続きは無し、待合室で本を読みながら時間を潰す
乗船10分前のアナウンスを待って乗船開始



毎度自転車ってば扱いが・・・w
帰りのフェリーは爆睡だった
途中目が覚めた時、窓の外に目をやるとちょうど夕焼けが。
初めてこのジャンボフェリーに乗った時を思い出した。
ツーリングバイクでの3泊4日旅。
思えばあれが初めての本格的な自転車旅だった。
瀬戸内海をぐるっと一周するもので、岡山、広島、しまなみ海道とまわって四国に上陸し、高松まで走ってフェリーで帰るというもの。
けれどしまなみ海道を走っている時にシフターが壊れてしまい、後ろの変速がまったく出来ない状況になった。
あれですっかり落ち込んでしまった私は、しまなみ海道を渡りきるや否や電車で高松まで輪行し、うどんも食べずにフェリーで帰った。
四国に何しにいったんだ、と。
その時に船の上から見た夕焼けは、もう、覚えていない
神戸港から自宅まではまったり帰宅。
たった1日だったけれど、密度の濃い1日。
たまにはこういう強行軍もいいかしら

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