【山陰ツーリング】伝説の寿湯と白兎海岸からの鳥取砂丘自転車旅
自転車, 写真, 機材紹介, ロングライド, 山陰,
さて、国道9号沿いを走るといったけれど、しばらくは広域農道を走った。
広域農道
農村地域に散在する農地を一つの団地と捉え、集出荷・加工プロセスの一元化などにより産地としての市場競争力を高めることを目的とした農道。都市に対する環状道路もしくは幹線道路に対するバイパスとしての機能を持つこともあり、農村における生活水準の改善に資するとされる。この事業を「広域営農団地農道整備事業」と言い、その道路を一般に広域農道と呼ぶ。また、富山県などスーパー農道の呼称が主として用いられている地域もある。(参照:wikipedia)
旅の途中で広域農道があると必ず走るようにしている。
と言うのはこの道、地図にはほっそーくしか書かれていないけど、実際は中々に広く、道路も綺麗で、眺めが良くて、交通量が少ないまさに自転車乗りの為に作られたような道路なのだ。
(実際は農業を頑張る人たちのための大切な道路です。)


広域農道
農村地域に散在する農地を一つの団地と捉え、集出荷・加工プロセスの一元化などにより産地としての市場競争力を高めることを目的とした農道。都市に対する環状道路もしくは幹線道路に対するバイパスとしての機能を持つこともあり、農村における生活水準の改善に資するとされる。この事業を「広域営農団地農道整備事業」と言い、その道路を一般に広域農道と呼ぶ。また、富山県などスーパー農道の呼称が主として用いられている地域もある。(参照:wikipedia)
旅の途中で広域農道があると必ず走るようにしている。
と言うのはこの道、地図にはほっそーくしか書かれていないけど、実際は中々に広く、道路も綺麗で、眺めが良くて、交通量が少ないまさに自転車乗りの為に作られたような道路なのだ。
(実際は農業を頑張る人たちのための大切な道路です。)


しばらく走って道の駅で休憩

紅茶ソフトクリームをいただくなど

あとついでに牛乳も。
そして国道9号に合流
そろそろご飯が欲しいにゃーというところでちょうど良さ気な海鮮定食屋が!!
突入!



イカ刺しうんめええええええええええええええええええええ
柔らかい!箸でつかめる弾力はあるけれど口に入れると舌の上でとろけるような食感
噛んでみると甘い、イカってこんなに甘かったっけ?
最初は何もつけずに食べて
次に醤油
そしてワサビ醤油
ほっぺが!ほっぺが!
ふっくんさん(@fukkunmania )の仰ってたとおり、日本海側の海鮮にハズレはないのだろうか?
ご馳走様でした。
そして到着、湯梨浜町
その名のとおり、温泉と梨と海を兼ね揃える美しい町だ。
さらに自動車学校まである!

2年前、私はここで6人の仲間と3週間弱の免許合宿生活を送った。
あの夏の思い出は今でもはっきりと記憶に残ってる。
そして私が自転車に夢中になるきっかけのようなものを掴んだのもこの時だった。
合宿中、講習の合間合間はどうしても時間が空くから、暇があっては辺りを散策していた。
学校には貸し出しの自転車があったのだ。
あまり整備されて無いママチャリだったけれど、歩くよりはずっと速い。
何も知らない初めての土地を走るのはワクワクして楽しかった。
───幼い頃の話だ
誕生日に初めて自転車を買い与えられた。ジュニア用の6段変速付きのMTBだ。
今まで数百メートルだった行動範囲が一気に広がった。その気になれば隣町までいけるようになった
知らない場所を走るのはなんとも言い難いワクワク感があった
ペダルに足を乗せる、回す、回す、進む、進む、進む
気付いたらそれまででは考えられない程、遠くまで来ていた
それも自力で。
この時の感動は今でも覚えてるし、2年前のレンタサイクルでの散策も同じような感動があった
自転車っていいな、と素直にそう感じたし、ロードバイクという自転車だともっと遠くまで行けるということも何となくは知っていた。
帰宅して早速調べて、貯金をして2ヶ月後にはなけなしの7万円で中古のロードバイクを買っていた。
あのときから時間が経って今、こうしてまた湯利浜町にいる
確かな実感が胸にこみ上げて来るのが分かった。

ちょうど脚も疲れてきていたから温泉に入ることにした。
というかこれは旅の前日、ふっくんさんから
「東郷にイイ温泉アルヨ!秘境温泉アルヨ!」
と聞いていたので予定に組み込んではいた。
が、いかんせん場所が分かりづらい。
名前は“寿湯”
立派な温泉ではない、昔ながらの銭湯のようなところであると聞いている
しかしお湯は立派な温泉で旅の疲れを癒すにはもってこいだとか


とりあえず最寄り駅といわれる松崎駅を背に右数百メートル、コープが見えたらその近くの路地裏と聞いていたので注意深く探す。

あった

分かりにくいってレベルじゃねーぞ!

狭いってレベルじゃねーぞ!!
動画 寿湯
あまりに狭くてバッグパックがひっかかってます。
動画撮影許可済み
昔ながらの銭湯である。
暖簾を潜ると受付らしきところが。けれど誰もいない。
よくよく見るとインターホンがあったので押してみると遠くから「はぁーい?」という声が。
しかし暫く待っても来ない。
1分位してそわそわしているとおじいちゃんが現れた。
\ゆっくりでいいよ/
200円を渡して脱衣所へ上がる。



さっそく入る。
あつい^q^
超あつい^q^
50℃は越えてるよね^q^
さすが源泉掛け流し。
ひいひい悶えながらなんとか湯船に浸かる。
はい2分もちませんでした。
これじゃあ疲れを癒しに着たのか身体をイジメに着たのかわからんちんだよ・・・
と思ったけれど上がってみるとあら不思議、なんだか身体が軽いじゃないの・・・!
寿湯、おそるべき
あとの予定は鳥取まで走って大阪まで輪行するだけ。
けれどフォロワーさんと会う約束があったから少し急ぎ気味に再び走り出す。
せっかく流した汗が復活したけれど、身体の芯の疲れは取れている。





身体が軽い…こんな気持ちで山陰を走るなんて初めて…
鳥取駅に到着

伊音(@forwardlook970 )と合流してココスでご飯食べて鳥取砂丘に向かった
ちなみに梨をもらったよ!ありがとうね伊音!

砂丘なう
夕暮れ時に行ったせいかものすごく綺麗だった
朱色に染まる空と、立体感のある砂丘によって出来た大きな影のコントラストに心奪われた



サボテンダーの真似をしてたらちょっと帰りの電車に遅れそうになったのはここだけの話
ちなみに砂丘に落書きをすると罰金が課せられるらしい。
私はもちろん何も書いてませんよ、何もね・・・
鳥取駅まで戻って伊音と別れて電車に乗った。

あとはこいつが勝手に大阪まで私を連れて行ってくれる。
もう旅は終わったのだ、と思った瞬間に急に惜しくなった。
もっと走りたいという感情
今回は一泊二日だったけれど、コース的には一週間くらいかけてもいいものだった。
それくらい山陰は魅力が溢れていたと思う。
できればテントを積んで野宿をしながら走りたい。
ふっくんさんが言っていた、山陰地方の星空を気の済むまで見てみたいと思った。
今回は無理だ
だけど次がある
旅ってのはまた行きたいと思えるくらいがちょうどいいのだ
焦ることは無い
数年後、もしかすると数十年後にまた走ろう。
その時にまたこの記事を見返して、未来の自分への参考になるといいなぁ
と思いつつ、完。
P.S
この記事を見た皆様の旅路の参考にもなればこれ幸いです。
走行距離 148.4km
獲得標高 1516m
自転車,
写真,
機材紹介,
ロングライド,
山陰,

紅茶ソフトクリームをいただくなど

あとついでに牛乳も。
そして国道9号に合流
そろそろご飯が欲しいにゃーというところでちょうど良さ気な海鮮定食屋が!!
突入!



イカ刺しうんめええええええええええええええええええええ
柔らかい!箸でつかめる弾力はあるけれど口に入れると舌の上でとろけるような食感
噛んでみると甘い、イカってこんなに甘かったっけ?
最初は何もつけずに食べて
次に醤油
そしてワサビ醤油
ほっぺが!ほっぺが!
ふっくんさん(@fukkunmania )の仰ってたとおり、日本海側の海鮮にハズレはないのだろうか?
ご馳走様でした。
そして到着、湯梨浜町
その名のとおり、温泉と梨と海を兼ね揃える美しい町だ。
さらに自動車学校まである!

2年前、私はここで6人の仲間と3週間弱の免許合宿生活を送った。
あの夏の思い出は今でもはっきりと記憶に残ってる。
そして私が自転車に夢中になるきっかけのようなものを掴んだのもこの時だった。
合宿中、講習の合間合間はどうしても時間が空くから、暇があっては辺りを散策していた。
学校には貸し出しの自転車があったのだ。
あまり整備されて無いママチャリだったけれど、歩くよりはずっと速い。
何も知らない初めての土地を走るのはワクワクして楽しかった。
───幼い頃の話だ
誕生日に初めて自転車を買い与えられた。ジュニア用の6段変速付きのMTBだ。
今まで数百メートルだった行動範囲が一気に広がった。その気になれば隣町までいけるようになった
知らない場所を走るのはなんとも言い難いワクワク感があった
ペダルに足を乗せる、回す、回す、進む、進む、進む
気付いたらそれまででは考えられない程、遠くまで来ていた
それも自力で。
この時の感動は今でも覚えてるし、2年前のレンタサイクルでの散策も同じような感動があった
自転車っていいな、と素直にそう感じたし、ロードバイクという自転車だともっと遠くまで行けるということも何となくは知っていた。
帰宅して早速調べて、貯金をして2ヶ月後にはなけなしの7万円で中古のロードバイクを買っていた。
あのときから時間が経って今、こうしてまた湯利浜町にいる
確かな実感が胸にこみ上げて来るのが分かった。

ちょうど脚も疲れてきていたから温泉に入ることにした。
というかこれは旅の前日、ふっくんさんから
「東郷にイイ温泉アルヨ!秘境温泉アルヨ!」
と聞いていたので予定に組み込んではいた。
が、いかんせん場所が分かりづらい。
名前は“寿湯”
立派な温泉ではない、昔ながらの銭湯のようなところであると聞いている
しかしお湯は立派な温泉で旅の疲れを癒すにはもってこいだとか


とりあえず最寄り駅といわれる松崎駅を背に右数百メートル、コープが見えたらその近くの路地裏と聞いていたので注意深く探す。

あった

分かりにくいってレベルじゃねーぞ!

狭いってレベルじゃねーぞ!!
動画 寿湯
あまりに狭くてバッグパックがひっかかってます。
動画撮影許可済み
昔ながらの銭湯である。
暖簾を潜ると受付らしきところが。けれど誰もいない。
よくよく見るとインターホンがあったので押してみると遠くから「はぁーい?」という声が。
しかし暫く待っても来ない。
1分位してそわそわしているとおじいちゃんが現れた。
\ゆっくりでいいよ/
200円を渡して脱衣所へ上がる。



さっそく入る。
あつい^q^
超あつい^q^
50℃は越えてるよね^q^
さすが源泉掛け流し。
ひいひい悶えながらなんとか湯船に浸かる。
はい2分もちませんでした。
これじゃあ疲れを癒しに着たのか身体をイジメに着たのかわからんちんだよ・・・
と思ったけれど上がってみるとあら不思議、なんだか身体が軽いじゃないの・・・!
寿湯、おそるべき
あとの予定は鳥取まで走って大阪まで輪行するだけ。
けれどフォロワーさんと会う約束があったから少し急ぎ気味に再び走り出す。
せっかく流した汗が復活したけれど、身体の芯の疲れは取れている。





身体が軽い…こんな気持ちで山陰を走るなんて初めて…
鳥取駅に到着

伊音(@forwardlook970 )と合流してココスでご飯食べて鳥取砂丘に向かった
ちなみに梨をもらったよ!ありがとうね伊音!

砂丘なう
夕暮れ時に行ったせいかものすごく綺麗だった
朱色に染まる空と、立体感のある砂丘によって出来た大きな影のコントラストに心奪われた



サボテンダーの真似をしてたらちょっと帰りの電車に遅れそうになったのはここだけの話
ちなみに砂丘に落書きをすると罰金が課せられるらしい。
私はもちろん何も書いてませんよ、何もね・・・
鳥取駅まで戻って伊音と別れて電車に乗った。

あとはこいつが勝手に大阪まで私を連れて行ってくれる。
もう旅は終わったのだ、と思った瞬間に急に惜しくなった。
もっと走りたいという感情
今回は一泊二日だったけれど、コース的には一週間くらいかけてもいいものだった。
それくらい山陰は魅力が溢れていたと思う。
できればテントを積んで野宿をしながら走りたい。
ふっくんさんが言っていた、山陰地方の星空を気の済むまで見てみたいと思った。
今回は無理だ
だけど次がある
旅ってのはまた行きたいと思えるくらいがちょうどいいのだ
焦ることは無い
数年後、もしかすると数十年後にまた走ろう。
その時にまたこの記事を見返して、未来の自分への参考になるといいなぁ
と思いつつ、完。
P.S
この記事を見た皆様の旅路の参考にもなればこれ幸いです。
走行距離 148.4km
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