【山陰ツーリング】自転車で行く山口旅!絶景の角島と秋吉台を巡るサイクリング
自転車, 写真, 機材紹介, ロングライド, 輪行, 山陽, 山陰,
今回は一泊二日で山陰地方を旅してきた。
前回の山口キャノンボールした時はまったく観光できないまま終わったのでリベンジの意味を込めて。
それにフォロワーさんに色々良さ気なところ教えてもらったしね!
今回の装備!

はい前回のキャノンボールと同じですね。
ただ今回はこれにプラス、バッグパックを背負っていった。
滅多に身体に背負ったりはしない派だけれど、ちょっと思うところがあってね。
それはまた後ほど
自転車:FELT F1SL
カメラ:EOS 60D
レンズ:SIGMA 18-200mm
輪行バッグ:タイオガコクーン
写真のモンベルサイクルフロントバッグの中に一眼レフカメラをin
ただそのままじゃ入らない。
標準レンズなら入るけれど今回は望遠ズームだしカメラ本体もKissDより一回り大きい。
だから全部で三室あるポケットの右サイドポケットを犠牲にして(真ん中との仕切り布を破って)
すっぽりカメラが入るように改造(破壊)
なんてったってカメラだけは諦めるわけにはいかないからね!
サドルバッグには輪行バッグが詰まってます。
ツール缶にはパンク修理キットやら替えのチューブやら。なるべく開けたくないところ。
ちなみに服装は私服
ハーフパンツにタンクトップ、七分丈シャツ。
レーパンもジャージもなし。
ヘルメットだけはしていったけどね!

出発日の朝、5:00に目が覚める。
山口までは新幹線ということで新大阪駅へ。
6:50発の“さくら”に乗車して旅が始まった。
ちなみにこのさくら、降車しなければ鹿児島まで行けるらしい。
自転車で遠くまで行くのも良いけれどこうして文明の利器と組み合わせることで、旅の可能性はぐっと広まることに最近気付いた。
なにも自走だけが自転車旅ではない。


電源確保おおおおおおおおおおおおおおお
そして新山口に到着。
駅前のようこそ!の旗が揺れている。どうやら風が強いみたいだ。





まず向かうは秋吉台!日本最大のカルスト台地である。
カルスト地形(独: Karst)とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)である。化学的には、空気中の二酸化炭素を消費する自然現象である。(参照:wikipedia“カルスト地形”)



すげえええええええええええええええええええ
思わず一人で叫んじゃったよ
初めての動画うp 撮り方へたくそすぎワロタwww
http://www.youtube.com/watch?v=jfpxnZdepyw
こういう風景を見ると理屈では分かってるけれどやっぱり
なんでこんな景観ができるのだ?と疑問に感じてしまう。
何百年何千年と~と説明されたところで私の人生なんてせいぜい長くても100年だ。スケールが違いすぎる。
とにかくすごい、とその景観を目の当たりにして感じるより他に無い。
理屈で考えてなんとかその圧倒的スケールに立ち向かうことは出来るけれど。




そのまま北上すれば萩へ。
萩もいいところだと聞いていたけれど、次に向かうは角島というところ。
これはフォロワーさん(@usagi_sato さとうさぎ)情報で前回のキャノンボール中に教えていただいた。
そこまでの道のりが中々ハードというか、なにせ向かい風だったから体力使う使う。
しかもその日の夜には汽車に乗って米子までワープする予定だったから気持ちもやや焦り気味。
だけれど道中の自然に圧倒されてなんども足を止めた。
山口の自然はなかなかに魅力的だ。





ちなみに山口ほどコンビニエンスストアが少ない都道府県も久しぶりだった。
油断すると10km近く商店すらないところもある。
自動販売機はあるけれど、気をつけないとハンガーノックになってしまう予感がしたので、コンビニを見つけてはいつもより多めに食糧を確保しておいた。
ここでバッグパックが役立ったのだ。

そして角島に到着である。
正確には角島大橋が目的だった。

見晴らしの良さそうな坂をかけあがる。
この先に間違いなく良い景色が広がっているという確信
雰囲気?空気感?
ついペダルを踏む足に力が入る
心拍数が少し上がる
すでに顔は笑っていたかもしれない
そして


まさかこんな僻地にこんな素晴らしい風景が広がっているとは。
動画 角島大橋
透き通るようなオーシャンブルー
それは空の青を反射してるだけとは思えない青さ。
水色と白と青と、とにかく美しい。
その水面上を容赦なく貫く人工物、角島大橋。
自然と人工物。本来対立するものだ。
が、組み合わせによってはこれほどまでに美しい景観を演出してくれる。
しばし波と風の音に耳を済ませて目に青を焼き付けることにした。



どうやら自転車も橋を渡ることが出来るみたいだったのでせっかくだし渡ってみた。

これは気持ち良い。
眼下にはやはりオーシャンブルー。

橋はひたすらに真っ直ぐ、そして緩やかな左カーブを描きながら斜度をあげていく。
橋の頂点で引き返すことにした。残念ながら角島めぐりをしている時間はなかった。
ここでサイクリストに遭遇。
道路の反対車線で信号待ちをしていた。
装備を見ると野宿旅をしているよう。話しかけようか、と思ったけれど先を急いでるしまぁいいか、と思った。
相手も同じように思ったのか、特に話をしようという素振りもなく走り出そうとした。
けれどその瞬間、彼は笑顔で手をふって最後にピースサインを私に送ってくれた。
これだ、これだけで十分だ。
お互い自転車ツーリストだ。願うは仲間の旅の安全、成功、素敵な旅路
旅先でサイクリストに会うときはかならず私も全力で手を振っている。
なんだか嬉しくって。
あとはひたすら日本海側を東に走って萩駅から米子駅まで輪行するだけ。
ちなみに萩18時過ぎ出発の電車が米子行き最終だ。
しかしここでトラブルが。
想定外の強い逆風である。

自転車という乗り物は風にとにかく弱い。
例えば追い風なら45km/hは出るような風が逆から吹くとそれは20km/hにまで落ち込む。
それが1時間続くだけで到達距離に25kmもの差が出る。しかも体力も減り方も異常にはやくなる。
早々に予定を変更して長門市駅から輪行することにした。

もしかして:長門ファンの聖地(ないない?
長門市駅発17時27分。米子駅着は23時11分。

5時間強もの間、電車に乗る自転車旅なんて初めてだ。
けれど電車旅もできると思えばこれもまた一興。
お菓子とジュースを買い込んで家から持ってきた小説を読みながらガタンゴトン揺られて米子へ。

ここで宿を予約してなかったことに気が付く。
困ったときはツイッターだ。
フォロワーさん(ふっくん @fukkunmania )情報で良さ気な宿を電話で予約。
翌日に備えて深い深い眠りに付いた。
走行距離153.8km
平均速度26km/h
獲得標高2,000m
次へ
自転車,
写真,
機材紹介,
ロングライド,
輪行,
山陽,
山陰,
前回の山口キャノンボールした時はまったく観光できないまま終わったのでリベンジの意味を込めて。
それにフォロワーさんに色々良さ気なところ教えてもらったしね!
今回の装備!

はい前回のキャノンボールと同じですね。
ただ今回はこれにプラス、バッグパックを背負っていった。
滅多に身体に背負ったりはしない派だけれど、ちょっと思うところがあってね。
それはまた後ほど
自転車:FELT F1SL
カメラ:EOS 60D
レンズ:SIGMA 18-200mm
輪行バッグ:タイオガコクーン
写真のモンベルサイクルフロントバッグの中に一眼レフカメラをin
ただそのままじゃ入らない。
標準レンズなら入るけれど今回は望遠ズームだしカメラ本体もKissDより一回り大きい。
だから全部で三室あるポケットの右サイドポケットを犠牲にして(真ん中との仕切り布を破って)
すっぽりカメラが入るように改造(破壊)
なんてったってカメラだけは諦めるわけにはいかないからね!
サドルバッグには輪行バッグが詰まってます。
ツール缶にはパンク修理キットやら替えのチューブやら。なるべく開けたくないところ。
ちなみに服装は私服
ハーフパンツにタンクトップ、七分丈シャツ。
レーパンもジャージもなし。
ヘルメットだけはしていったけどね!

出発日の朝、5:00に目が覚める。
山口までは新幹線ということで新大阪駅へ。
6:50発の“さくら”に乗車して旅が始まった。
ちなみにこのさくら、降車しなければ鹿児島まで行けるらしい。
自転車で遠くまで行くのも良いけれどこうして文明の利器と組み合わせることで、旅の可能性はぐっと広まることに最近気付いた。
なにも自走だけが自転車旅ではない。


電源確保おおおおおおおおおおおおおおお
そして新山口に到着。
駅前のようこそ!の旗が揺れている。どうやら風が強いみたいだ。





まず向かうは秋吉台!日本最大のカルスト台地である。
カルスト地形(独: Karst)とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)である。化学的には、空気中の二酸化炭素を消費する自然現象である。(参照:wikipedia“カルスト地形”)



すげえええええええええええええええええええ
思わず一人で叫んじゃったよ
初めての動画うp 撮り方へたくそすぎワロタwww
http://www.youtube.com/watch?v=jfpxnZdepyw
こういう風景を見ると理屈では分かってるけれどやっぱり
なんでこんな景観ができるのだ?と疑問に感じてしまう。
何百年何千年と~と説明されたところで私の人生なんてせいぜい長くても100年だ。スケールが違いすぎる。
とにかくすごい、とその景観を目の当たりにして感じるより他に無い。
理屈で考えてなんとかその圧倒的スケールに立ち向かうことは出来るけれど。




そのまま北上すれば萩へ。
萩もいいところだと聞いていたけれど、次に向かうは角島というところ。
これはフォロワーさん(@usagi_sato さとうさぎ)情報で前回のキャノンボール中に教えていただいた。
そこまでの道のりが中々ハードというか、なにせ向かい風だったから体力使う使う。
しかもその日の夜には汽車に乗って米子までワープする予定だったから気持ちもやや焦り気味。
だけれど道中の自然に圧倒されてなんども足を止めた。
山口の自然はなかなかに魅力的だ。





ちなみに山口ほどコンビニエンスストアが少ない都道府県も久しぶりだった。
油断すると10km近く商店すらないところもある。
自動販売機はあるけれど、気をつけないとハンガーノックになってしまう予感がしたので、コンビニを見つけてはいつもより多めに食糧を確保しておいた。
ここでバッグパックが役立ったのだ。

そして角島に到着である。
正確には角島大橋が目的だった。

見晴らしの良さそうな坂をかけあがる。
この先に間違いなく良い景色が広がっているという確信
雰囲気?空気感?
ついペダルを踏む足に力が入る
心拍数が少し上がる
すでに顔は笑っていたかもしれない
そして


まさかこんな僻地にこんな素晴らしい風景が広がっているとは。
動画 角島大橋
透き通るようなオーシャンブルー
それは空の青を反射してるだけとは思えない青さ。
水色と白と青と、とにかく美しい。
その水面上を容赦なく貫く人工物、角島大橋。
自然と人工物。本来対立するものだ。
が、組み合わせによってはこれほどまでに美しい景観を演出してくれる。
しばし波と風の音に耳を済ませて目に青を焼き付けることにした。



どうやら自転車も橋を渡ることが出来るみたいだったのでせっかくだし渡ってみた。

これは気持ち良い。
眼下にはやはりオーシャンブルー。

橋はひたすらに真っ直ぐ、そして緩やかな左カーブを描きながら斜度をあげていく。
橋の頂点で引き返すことにした。残念ながら角島めぐりをしている時間はなかった。
ここでサイクリストに遭遇。
道路の反対車線で信号待ちをしていた。
装備を見ると野宿旅をしているよう。話しかけようか、と思ったけれど先を急いでるしまぁいいか、と思った。
相手も同じように思ったのか、特に話をしようという素振りもなく走り出そうとした。
けれどその瞬間、彼は笑顔で手をふって最後にピースサインを私に送ってくれた。
これだ、これだけで十分だ。
お互い自転車ツーリストだ。願うは仲間の旅の安全、成功、素敵な旅路
旅先でサイクリストに会うときはかならず私も全力で手を振っている。
なんだか嬉しくって。
あとはひたすら日本海側を東に走って萩駅から米子駅まで輪行するだけ。
ちなみに萩18時過ぎ出発の電車が米子行き最終だ。
しかしここでトラブルが。
想定外の強い逆風である。

自転車という乗り物は風にとにかく弱い。
例えば追い風なら45km/hは出るような風が逆から吹くとそれは20km/hにまで落ち込む。
それが1時間続くだけで到達距離に25kmもの差が出る。しかも体力も減り方も異常にはやくなる。
早々に予定を変更して長門市駅から輪行することにした。

もしかして:長門ファンの聖地(ないない?
長門市駅発17時27分。米子駅着は23時11分。

5時間強もの間、電車に乗る自転車旅なんて初めてだ。
けれど電車旅もできると思えばこれもまた一興。
お菓子とジュースを買い込んで家から持ってきた小説を読みながらガタンゴトン揺られて米子へ。

ここで宿を予約してなかったことに気が付く。
困ったときはツイッターだ。
フォロワーさん(ふっくん @fukkunmania )情報で良さ気な宿を電話で予約。
翌日に備えて深い深い眠りに付いた。
走行距離153.8km
平均速度26km/h
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