fc2ブログ

【広島県】広島駅から竹原まで江田島経由でサイクリング【竹原憧憬の路】

神楽坂つむり

山陽, オフ会, 聖地巡礼, イベント, 1day, 輪行, ロングライド, 写真, 自転車,
広島駅に降り立った。
いつぶりだろうか。

一時は活動拠点にしていた思い出の地。


竹原ツーリング-1
 
ここではそれが当たり前と言わんばかりに路面電車がひっきりなしに入線と発車を繰り返している様子を見て懐かしい気持ちで胸がいっぱいになった。




広島は面白い場所だと思う。

竹原ツーリング-5

市街地はTHE繁華街とも呼べるエリアがあり大変に賑わっている。
東京や大阪には無い活気とちょっとした危うさもあり、戦後広島が復興するにあたって抱えざるを得なかった必要悪と光を垣間見ることが出来たり。

だけど少し離れたらローカル感たっぷりの街が広がるけれど、他の都市と違うのは、本当に細かいところまで路面電車のレールが伸びているところ。

竹原ツーリング-3

「こんな狭いところに?」と思わず面食らうような場所を路面電車が通過して行く様を見ることが出来る。
南北方向には複数の川が市内を縦断しており、おかげさまで東西移動をするには何度も橋を通過することになる。GPSログを取得しながらすべての橋を渡ればあみだくじのような軌跡が描けるはず。

住宅街らしい住宅街は思いのほか少なくって、住居が点在している。いわゆるマンモス団地やマンションの集合というよりは、小規模の住居エリアが市内全域に広がっているイメージ。どこに住んでも「駅近」なのはちょっとした罠で、蓋を開けてみれば路面電車の駅であることが大半だ。未だに路面電車を使いこなせる自信がない。そもそも広島市内の移動は自転車の方が圧倒的に速い。

竹原ツーリング-4
 
広島駅から宇品港に向かった。

距離にして5㎞ちょっと。これも面白いところだと思う。市街地から海までの距離が物凄く近い。路面電車でもアクセスできるけれど所要時間は30分ちょっと。やはり自転車の方が速い。先述した通り、南北方向に川が流れているから、これを辿れば海に辿り着く。広島市内ではラストワンマイルは迷ったり地図を開く必要があったりするけれど、大まかな移動は川と山、海を意識すれば問題ない。
 
広島は中国地方最大級の都会でありながら自然と隣り合わせで、朝の通勤通学や夕方の帰り道ではふっとその自然が織りなす情景に癒されることができる。絶妙なバランスが心地良い町だと思う。
 
宇品港で友人と合流した。今回は二人旅。


竹原ツーリング-6

今まで何度か一緒に遊んだことのあるかとしょさんと。
初めましてはそらちグルメフォンド。
二回目は三浦半島。
三回目は瀬戸内海。
四回目は九州。
思えばたくさん一緒に旅をしてきた。
彼も自転車を愛し旅を愛し、海外経験もあると言うことで、旅人レベルは非常に高い。
なので毎回、とても心地良い。テンポが良く、フットワークが軽く、柔軟性がある。
 
今回もこの日の朝に急遽プラン変更をした。広島市内から自走で呉を経由して竹原を目指す予定だったけれど、ふと思い立った。
 
「広島市内から呉まで自走して観光するのも良いけれど、せっかくこんなに天気が良いのなら宇品港からフェリーで江田島に渡ってそこから島を繋いで竹原方面に向かえばいいのでは。広島市内~呉区間の交通量の多い区間をパスできるし、呉観光は出来なくなるけれど、それ以上の快適さと楽しさが島ライドにはあるはず…」
 
と言うことを簡潔に彼にDMで連絡したら二つ返事で「OK」と帰ってきた。さすが!
そういうことで宇品港で合流する運びとなった。乗船予定のフェリーだけはしっかりと時刻表も調べて乗り遅れないように調整をした。旅のプランは緩い部分もあれば、しっかりとおさえるべき場所はおさえるようにしなければ。
 
宇品港からフェリーで江田島まで30分の船旅。

竹原ツーリング-7竹原ツーリング-8竹原ツーリング-9

天気が良くて瀬戸内海特有のゆったりとしたクルージングが最高に気持ち良く、そして久しぶりに会う友人とゆっくり話をする時間が確保できたと言う点でこの選択肢は大正解だったと思う。

竹原ツーリング-10
この上陸する瞬間が最高にワクワクする! 

江田島はコンパクトな島で、倉橋島、さらには先の本州とは橋でつながっている。
竹原ツーリング-13

竹原ツーリング-11
しびれ峠。対岸に呉を見ることができる風光明媚な峠。

竹原ツーリング-12
この看板が良すぎる。

江田島内の別の港からは呉までフェリーで渡ることも出来る。立地的に広島市内からこんなにアクセスが良いのに、見られる景色は離島そのもので、つい先ほどまで広島駅にいたのが噓のような長閑さを味わうことが出来る。こういった長閑さを味わうコストが低い土地に住むと幸せ指数が自動的に高くなると思う。

 
江田島内では久しぶりに濱口醤油さんを訪れた。
竹原ツーリング-15
これまで縁あって何度か訪れたりイベントでお世話になったこともある。

ここで作られる醤油を始めとしたものは全部美味しくって大好き。
代表の濱口さんの人柄の良さもあって、江田島に来たら必ずと言っていいほど訪れてしまう。
この日は残念ながらイベント出展の為に濱口さんは不在だったけれど、Twitterで訪れた旨を発信したらすぐに反応してくださって嬉しかった。

竹原ツーリング-14
せっかくなのでプリンとみたらし団子を買って軒先でいただくことに。濱口醤油を訪れたら絶対に食べて欲しい。
絶対に。本当においしいから!あと説明文章が癖になるから!
かとしょもお土産をしっかりと買い込んでいた。良き良き。
 

 
島内を走り抜けて倉橋島を経由して本州方面へ。
島景色は走っているだけで癒されるからずるい。


竹原ツーリング-16竹原ツーリング-17


心地良い。信号も無い。急かされることもない。マイペースで流すように進んで行く。


 
倉橋島から本州に渡る「音戸の瀬戸」は風光明媚な海峡だ。真っ赤は橋が二本かかり、その下を船が往来する様を眺めることが出来る。そしてこの海峡を渡る渡船があったのだけれど、残念ながらついに廃止されてしまった。

竹原ツーリング-19

とても残念だけれど、仕方ない。明らかに赤字だったし、後継者もいなさそうだったし。補助金や伝統でなんとか続いていたけれど、台風による船体の損傷やコロナをきっかけに長い歴史に終止符が打たれたのだそう。きっとこういうことは生きているとこれからもたくさんあるんだと思う。実際に旅をしていると珍しくないと感じる。明治維新~世界大戦~高度経済成長期に造られた様々な遺構や文化は、世代交代や老朽化と言ったタイミングがどんどんやってくる。いくつかは存続するし、いくつかはあっさり失くなっていく。だからこそその時その時代にあるものは、見たり聞いたり味わったりするべきだと思う。いつまでもあるとは限らない。
 
本州に渡って島旅が終わった。
ここからは竹原まで愚直走り。
右手に瀬戸内海を眺めつつのサイクリング。

竹原ツーリング-20
 
広から少し先位までは交通量が多いけれど、それ以降はぐっと交通量が減って走りやすくなる。アップダウンも比較的少なく走りやすい。竹原まではあっという間だった。
 
道中、気になっていたスポットにも立ち寄ることに。

竹原ツーリング-22

安武智丸は、太平洋戦争末期に建造された鉄筋コンクリート製の貨物船。
鋼材不足を補うためにコンクリートで船が造られ、軍需物資の輸送をしていたのだそう。
戦後、まさか防波堤に用いられるとは当時誰も思ってもいなかっただろう。
動くことはできなくなったけれど、スクラップされることと比べれば、結果としてその姿を後世に残すと言う点で寿命が伸びたとも言える。


竹原ツーリング-23
遠目では分かりづらいけれど、近づいてみると確かに船の形をしていた。
残念ながら立ち入りができなかったのでここからが一番近い距離だった。


竹原ツーリング-24
 
 
竹原に着くころにはなんだかんだそこそこの疲労感があり、しっかり達成感!

竹原ツーリング-26

二人して市内に入った瞬間にガッツポーズ。
思い入れの深い場所だ。竹原と言えば「たまゆら」。
何を隠そう私達は二人ともたまゆらファンで、作品を愛しているゆえに、その舞台、聖地である竹原にいるだけで特別な感情が生まれてしまう。

竹原ツーリング-31
 
そしてこの日は「竹原憧憬の路」イベントデー。
何を隠そうこれが今回の旅のメインイベント。
とは言えまずはこのどうしようもない空腹をなんとかしないとロクに観光もできない。
竹原ツーリング-30
いい感じのお店でピザをいただいて復活!
 
竹原は観光地だけれど普段はとても人が少ない。
平日なんかに訪れたら、地元の人しか歩いていないなんてことも珍しくない。
けれどこの日は年に一度の竹原最大のお祭り日。
15時前に到着したけれど、あれよあれよと言う間に人が増えていった。
 
竹原ツーリング-35
竹原ツーリング-28竹原ツーリング-29
竹原ツーリング-27
たまゆら同人誌即売会もあったので立ち寄ることに。
しっかりとグッズを買い込むオタク。

竹原ツーリング-37竹原ツーリング-36
ああ〜〜〜〜^ 


時間が思ったより余ったし、さっきのピザくらいでは100㎞近く走った身体には全然足りなかったので「ほり川」さんへ。こちらも竹原を代表する飲食店であり、たまゆらファンにとっては定番聖地の一つ。
この日はお祭りだったからか、回転率重視でメニューは一つに絞られていた。それが普通のお好み焼きとか竹原焼かと思いきや、まさかのたまゆらファン向けメニューの「ほぼろ焼き」で笑ってしまった。たまゆらファンはいいけれど、知らない人からしたら訳が分からないよ!状態だったと思う。

竹原ツーリング-39竹原ツーリング-38
 
さらに結婚祝いカードまで渡されるのだから、「たまゆらファンにはたまらないけれど、一般の人からしたら訳が分からないよ!」が加速してしまった。いいぞもっとやれ。
 
お店を出ると夕暮れ時。
ここからが憧憬の路のハイライト。
やっぱり暗くなって灯篭に明かりが灯されてこその憧憬の路!
それはそれは素晴らしい情景を見せてくれました。

竹原ツーリング-34
竹原ツーリング-40
竹原ツーリング-41竹原ツーリング-42竹原ツーリング-43

 
なんだかんだで竹原に5時間近く滞在することが出来た。

朝一で新大阪を出発して広島駅からライドを楽しんだ上でここまで出来るなんて。充実した一日とはまさにこのこと。
そして満足したらあっさり帰るのがいつものスタイル。

最後は竹原駅まで2㎞程度走って、そこから輪行で帰路へ。三原駅で新幹線に乗り換えてしまえばあとは新大阪駅まで寝ているだけで帰ることが出来る。
竹原ツーリング-44
かとしょはと言うと、そのまま三原に宿泊して、瀬戸内海旅をつづける模様。
今回もありがとう、良い旅でした。
 
こうして今年も広島旅、竹原の憧憬の路を堪能することが出来た。
やはりいいものだ…、と訪れるたびに思う。
今は満足しているけれど、またいつかふとした拍子に訪れたくなるんだろう。
 
次は、どこへ行こうか。

終わり。
写真
アールニーゴーマル(R250) 縦型軽量輪行袋 ブラック エンド金具、フレームカバー・スプロケットカバー・輪行マニュアル付属

写真
オルトリーブ サドルバッグ2 ブラックマット

写真
パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST DURO (アジリスト デューロ)

写真
キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト VOLT800 HL-EL471RC USB充電式 自転車

山陽, オフ会, 聖地巡礼, イベント, 1day, 輪行, ロングライド, 写真, 自転車,

Comments 0

There are no comments yet.

バイクパッキング関連はこちら

FC2カウンター