【北海道】ヴェルサイユファームリゾート〜桜舞馬公園〜自転車どこぉ!?【2023年そらちグルメフォンド参戦記】
北海道, イベント, オフ会, 馬, 聖地巡礼,北海道の朝といえばこれだよなぁ!?
と言うことでソフトカツゲンで始まる朝。
正しい北海道の朝。
素晴らしい。
前回の記事はこちら
本日も晴天。
素晴らしく北海道らしい爽やかな天気…
だけれど今年はなんだか暑い北海道。日中ともなると大阪や東京と変わらないくらい暑い時もあったりして、これがまぁ普段から暑いならいいけれど、基本的に涼しい北海道的には相対的にかなりの厳しさ。
それでも朝晩はしっかり冷えるのだから北海道はあくまで北海道だったけれど。
とにかく寒暖差がものすごい。
国道235号線。
もうすっかり馴染みの道路になってしまった。
なんだかんだ毎年通っている気がする。
それもそのはず。北海道で「馬文化」に触れようと思えば避けては通れない道。
そしてこの日も例に漏れず馬まみれの1日になる予感しかしなかった。
エンジン付きだね。便利だね。
北海道のあちらこちらで昆布漁が盛んだけれど、ここ日高地方は昆布をブランド化してその魅力をアピールしている。
と言うことで沿岸部を走っていると昆布漁の様子を見られるのだけれど、とんでもない速度で海岸線をぶっ飛ばしている昆布満載の軽トラックがいて笑ってしまった。
美しい海沿い、昆布の気配を右手に感じながら走っていると、ちょうどとある人とランデブー。
ぽにっくさんおっすおっす!
これだけ広い北海道で普通にピンポイントで人と会うって考えたらおかしいけれど、そらちグルメフォンドに参加して以来、なんだか感覚が麻痺してそれも当たり前のように思えてしまう。
みんな旅人としてレベルが高すぎる。
どこにいてもおかしくないし、どこで会ってももはや驚かない。
きっと大阪とか東京とかの街中で会う方がよっぽど驚くとは思う。
毎年異なる自転車で参加しているぽにっくさん。
今年は折り畳み自転車で参戦。
当然、私たちがよく知っている折り畳み自転車ではない。
26インチだしカンチブレーキだし極太タイヤだしドロップハンドルだしダブルレバーにエンドシフターだしで何一つ現代自転車の常識が通用していない件。素晴らしい。
道中、小腹を満たすために日高三石昆布を使ったこんぶソフトクリームをいただくなど🍦
ネタ枠かと思いきや塩ソフトのような爽やかさと後味の良さ。
美味しい。
そして向かったのは桜舞馬公園(オウマイホースパーク)
この辺りは本当に馬文化関連の施設がたくさん。
とても静かな公園。
かつてターフを駆け抜けた優駿名馬たちのお墓が並んでいる。
どこか厳かでどこかゆったりとしていて、数多くの熱狂と感動、ドラマを生み出した競走馬達が静かに眠る。
馬文化に触れれば触れるほど競走馬の世界の厳しさを知る。
新馬戦に出るだけでもどれだけ大変か。未勝利クラスも十分すごい馬達。
グレードレースに出るなんてもうそれだけで大拍手。
G1で勝つなんてもう…夢のまた夢。
そんな世界で第一線を駆け抜けた優駿達が眠ると言うこともあり、やはりただの公園とは異なる雰囲気が流れていた。
大雨の中の無敵。最強マイラー。タイキシャトル。つい昨年に眠りについた。
93年。日本ダービー。瞬きさえ許されない熱狂の2分25秒を駆け抜けたウイニングチケット。
まさに勝利への特急券。デビュー24年目、19回目の騎乗となる柴田政人ジョッキーに念願のダービー勝利と言う栄冠を届けた。
この年の日本ダービーは1番人気ウイニングチケット。2番人気ビワハヤヒデ。3番人気ナリタタイシン。
単勝オッズは3.6倍、3.9倍、4.0倍だったのだから、まさに3強対決。
「本当に長生きしてくれたと思う。一生忘れられない盟友、心に残る馬だった」
ウイニングチケットが眠りについたことを知った柴田ジョッキーはそう語っていたのだとか。
3頭共に長い命を授かり、ビワハヤヒデとナリタタイシンは30歳まで生きた。2020年没。
そしてウイニングチケットは今年、33歳でその生涯に幕を下ろした。
この公園にはその他にも、数多くのドラマを生み出した優駿達が数多く眠る。
タマモクロス、サクラチトセオー、メジロライアン、サクラローレル…。合掌。
ほんの少しの街中移動をすればまたすぐに自然あふれるエリアになる。
北海道らしいこの場面転換は訪れるたびに実感するし、良いなぁと思う。
町と街の間には自然があるべきだと思う。
何キロも、何十キロもビル群が続くなんて、情報量が多すぎてちょっと疲れてしまうから。
日高地方は国道を外れたら馬に出会える、と言って良いくらい牧場もたくさん。
それも一つじゃない。
育成や調教や養老といった役割別の牧場があちこちに点在してるのだから、その規模感は計り知れない。
夏に訪れるたびに「春もいいぞ」「冬もいいぞ」と熱烈なプッシュを受ける。
そう言えば何十回と北海道には訪れているけれど、春だけは訪れたことがない。
来年あたり、頑張ってみるかぁ・・・。
そして次に訪れたのはyogiboヴェルサイユファームリゾート。
ここももはや定番スポット。
何度目の訪問だろうか…。
訪れる度になんだか人気が出ていて、最近ではすっかり観光客さんもたくさんに。
アドマイヤジャパンに500円で乗れたと言うと、今では自慢になるくらいには彼もアイドルホースになった。
あれは野生のフォロワー。
これはオリジナルのハンバーガー。
ちょっと高いけれど、訪れるとついつい頼んでしまう。味は間違いなし!
北海道、基本的に全てのものが美味しいからずるい。
レベルが高い。
これまでと違うなぁと思ったのがオジュウチョウサン推し。
新たなアイドルホースがやってきたと言うことで…
しかもただのアイドルホースじゃない。
その記録はまさに歴史に刻まれるもの。
主な勝ち鞍
2016年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ)
2016年 中山大障害(J・GⅠ)
2017年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ)
2017年 中山大障害(J・GⅠ)
2018年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ)
2019年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ)
2020年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ)
2021年 中山大障害(J・GⅠ)
2022年 中山グランドジャンプ(J・GⅠ)
とんでもない'`,、('∀`) '`,、
バックウインドウ越しに見る名馬。
これはオジュウチョウサン。
美しい…。
ヴェルサイユファームリゾートはふれあい牧場ってわけではないけれど、ゆったりと馬を眺めて過ごすのには素晴らしい施設。宿泊もできるしいつか泊まってみたいなぁと思う。
牧場に泊まる経験は#馬サイクリングの時に体験したけれど、あれは良かった…。
当時の記事はこちら
そんなこんなで馬を満喫したこの日は結局昨日に引き続きまたしても
自 転 車 に 乗 ら な か っ た
なんなら飛行機輪行してそのままの状態で車に積んでいる始末。
まぁそらちグルメフォンド遠征だからね仕方ないね。
毎年もはやこの旅全体が素晴らしい経験、体験、出会いということで自転車は一つの要素に過ぎないとさえ思えてくる。
この日は札幌に続々とそらちグルメフォンド仲間が集まり、夜は昨日に引き続き、肉!!
昨日の羊肉から今日の牛肉へ。
ああ〜〜〜申し訳ない〜〜〜〜
とは言え明日はいい加減(?)自転車に乗る人いうことで裏そらち!
北海道遠征は現在地を確認しておかないと一体いつ何をするのか分からなくなりがち…。
1日目 裏裏裏そらち
2日目 裏裏そらち←イマココ
3日目 裏そらち←明日
4日目 本番
5日目 未定
続く。
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