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【北海道】NISEKO GRAVEL|ニセコグラベル2023 前日ライドや会場の様子

神楽坂つむり

北海道, イベント, グラベルライド, アウトドア, バイクパッキング, 自転車, 写真, 機材紹介,
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ニセコグラベル2023。

今年も前泊入り。例年にも増して前日から盛り上がる様子を見せていました。
前回の記事はこちら

昨年の記事はこちら



せっかく北海道までの来たのだから、イベント当日だけで終わらせるのは勿体無い。
と言うのもあるし、イベントとして前日から色々と催し物をしていたので、それに参加するためにも本番前日の土曜日の朝から行動開始。
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拠点となる宿があるととても楽。
普段は自転車旅、ツーリングが好きなので、毎日宿泊地を転々とすることが珍しくないけれど、一つのイベントを基軸として楽しむときにはこうして同じ宿に連泊することも。三泊ともなれば立派な拠点となり、そこをベースにあちこちへ出かけられるので、簡易的な家代わりのようなイメージ。今回もMacBookを持ち込んで滞在時間の隙間で色々と調べ物をしたり書き物をできるようにしていった。

イベント会場に到着したときにはあいにくの雨が降っていたけれど、お昼頃には雨も上がって一気に晴れ。この晴れは明日も終日続くこととなり、結果として2023年秋のニセコグラベルは一番晴れて欲しいタイミングがずっと晴れていた。本番翌日には薄雲がかかっていたので、まさにイベントのタイミングだけドンピシャ晴れていたことになる。春のスプリングライドはなかなか厳しいレイニーコンディションだったらしいけれど、昨年に引き続き秋のニセコは晴天ということで、来年もこれは晴れが期待できるのではないだろうか…。それにしてもここ最近、北海道で雨に降られることがまずないように思える。

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会場の雰囲気も昨年より断然良くなっていて、単なる提供されるイベントと言うよりは様々な人が交流するイベントになるようなレイアウトだったりタイムスケジュールが組まれていたと思う。

9月23日(土)内容
12:00受付開始
12:30ニセコの森xグラベルライド (ニセコ雪森考舎x渡辺洋一) トークセッション
13:00Dance performance / Max Kids&FLASH
15:00Panaracer x NISEKO GRAVEL / 竹下佳映 トークセッション
15:20SPECIALIZED / 未公開新型Bikeお披露目
15:40DAVOS / 落合友樹&三船雅彦 トークセッション
16:10SHIMANO / 日本初展示の新型GRXを紹介!
16:30NISEKO GRAVEL Riders Meeting
18:00受付終了 / 会場CLOSE
ここに記載されていないオフィシャルとアンオフィシャルの間のようなグラベルライドも散発的に実施されていて、時間が合えばそれにさっと参加するようなこともできた。思うにイベント一発じゃ勿体無い。せっかくここまで来たのだから色んなアプローチでグラベルを楽しむのが良いと実感した。私はパナレーサー主催の竹下さんと行くグラベルシェイクライドと、Canyon主催のスモールライドに参加したけれど、どちらも本番とはまた違った楽しさがあったと思う。

思ったのはこういうミニライド形式だけのイベントがあっても良いのでは?とさえ思えた。運用はミニマムかつコンパクトだけれど満足度は想像以上に高い。距離を重視するライダーには物足りないだろうから、あくまでオプション的な域に留めてもいいけれど、逆にそうじゃないライダーにとっては1〜2時間で終わるライドがいくつか用意されている方が気軽に楽しめるかもしれない。4時間を超えるライドなら無理でも、これくらいなら楽しめると言う人もきっと多いはず。会場滞在時間や交流する時間も多いから、図らずとも会場や周辺グラベル上での会話に花が咲いている光景をたくさん目にした。

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グラベルイベントの楽しみの一つ。機材チェック。ロードバイクのような一辺倒にはまずならない。個人個人の趣味趣向が色濃く現れる。高い機材=素晴らしいにならないのがグラベル機材の面白いところ。それに毎年変わる新陳代謝っぷりもすごい。まだまだ進化している最中というのがよく分かる。グラベルってとてもじゃないけれど一言でまとめられないくらい色んな種類のグラベルがあるので、今後もさらに機材は細分化していくんだと思う。楽しみ。

パナレーサー主催の竹下さんと行くシェイクライドは、ローカルライダーによるコース設計ということもあってとても満足度の高い内容だった。

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中規模集団でスタート。すでにこれだけでイベント感。明日が本番なのに、なんだかすでに気分はとても良く、満足感に包まれてしまった。コースはオンロードでアプローチして、美味しいところをオフロード、グラベルでいただく感じでバランスもとても良かった。難易度も決して高すぎず、正直なところこれ以上難しいとライダーを選ぶから、全てのグラベルイベントはこれ以下の難易度にすることで間口を広げられると思う。難しいことと面白いことは全く別物…と個人的に思う今日この頃。

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パナレーサー主催ということでちょっとビビってたけれど()ペースも決して速すぎず、終始会話しながら走られる程度。(時折「かかって」いたけれど)これくらいの緩さがまたちょうどいい。思えばイベント期間中、交流をする機会が例年以上に多かった気がする。これもイベントの中身が全体的良くなったことと関係しているだろうか。色んなことが「ちょうどいい」サイズに収まったのが印象的な2023年オータムライド。

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最後は記念撮影。

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photo by @nobuhiko_tanabe


さて、会場に戻ったら腹ごしらえ。今年はキッチンカーもたくさん出ていてよりどりみどり!というかここでしかご飯食べるところないくらいには周りに何もないから、滞在中は何度もお世話になることに。全てのキッチンカーを制覇する勢いで食べていたと思うし、美味しかったガレットは3回も食べてしまった( ˘ω˘ )

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そしてそしてついでにCanyonの試乗会にも参加することに。

オールCanyonでのグラベルライド!

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新旧グレイルが並ぶことに。乗り比べても明らかにレース寄りになっているのがよく分かった。グリズルもあるし棲み分けはよりはっきりとした。

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新型グレイル。ちなみにこれが私のツーリング仕様になると…

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こうなります。新型グレイルの詳しいレビューはこちらをどうぞ。



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こうしてライドあり、交流あり、グルメあり、新機材ありの目白押しの1日が幕を閉じた。
さて、日中はそれなりに暑く、本州はまだまだ30度を超えるような夏日が続くけれどここはニセコ。

日が暮れると…

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さっむい!!

日中との気温差が15度以上も珍しくないのが北海道の夏クオリティ。
北海道の冬は凍えなくても、北海道の夏は凍えることが多い。この寒暖差に毎年震えている気がする。何より本州から訪れるものだから落差がものすごい。

まだまだお腹が空いていたので、ニセコの街外れにある「ルーキーズキッチン」を訪れてみることに。
ちょっとご飯食べに行くだけで高低差200mのダウンヒル。
もちろんそのあとまた200m登らないといけない…。


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北海道らしいスープカレーをいただいて冷え切った身体を温めた。

続く

 
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