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【北海道】NISEKO GRAVEL|ニセコグラベル2023秋に参加してきた話

今年も参加してきましたニセコグラベル。


2022年の秋に初参加して以来、1年ぶり2回目の参加。


同じイベントなのは間違いないけれど、中身がガラッと変わって様々な面でめちゃくちゃ良くなっていた2023年秋ニセコグラベル!


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その様子をつらつらと。





ニセコグラベルとは?


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私はこれまで北海道で自転車はもちろんトレッキングや登山、カヤック、ウインタースポーツ、乗馬等、様々なアクティビティを経験して来ました。「試される大地」とも称されるこの地は、今や国内外から注目される世界有数のアクティビティエリアへと進化している最中だと実感します。


一言で北海道と言ってもその表情は様々。エリア毎に、そして季節毎にその表情は大きく変化し、楽しみ方も多種多様です。自転車はもちろんアウトドアを趣味にしている人にとっては、まさにアクティビティの楽園と言っても過言ではないポテンシャルが北海道にはあると感じます。自然との距離が近いので美しさや綺麗さだけではなく、時には厳しさや激しさを浴びることもありますがそれも含めて「試される大地」であり、身を投じて体感する価値があると思います。


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そんな北海道、その中でも自転車アクティビティにとってポテンシャルの高いニセコの魅力を発信したい、と言う想いからニセコグラベルは開催されました。つまり「ただグラベルを走るだけでは無い」と言う点がポイントです。走ることも含めて地域の魅力をグラベルイベントと言う手段を通じて参加者やレポートを見た人に届けるのが目的です。


実際に本イベントにはニセコと言う土地そのものに興味を持って参加する人達が大勢いますし、その人数は回を重ねるごとに増えています。ニセコと言う土地がきっかけでイベントが生まれ、イベントを通じて人が集まり、回数を重ねて、文化が形成されていく。ニセコグラベルはそんな未来が見えて来ます。


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#nisekogravel #ニセコグラベル


旅の始まり

遠征旅の定石として、今回も前泊&後泊で参加。
特に北海道ともなればイベントだけのために訪れるのは勿体無い。
そらちグルメフォンドでその旨味を知って味を占めてしまった私は、イベント自体を「旅のきっかけ」と捉えてその前後で周辺の土地を巡ることが定番になった。

と言うわけで旅の始まり。
ニセコグラベル本番は日曜日だったけれど、金曜日のお昼頃、私は秋田県上空を通過していた。

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秋田県と言えば何を思い浮かべるだろう。
お米、お酒、きりたんぽ、温泉…いろいろあるだろうけれど、私にとっては「和菓子」と「強風」のイメージがあまりにも強い。

去年の東北旅で秋田県を訪れた際に、地元の人におすすめされて立ち寄った「旭南高砂堂」と言う和菓子店のごま餅の美味しさに衝撃を受けた。一般的なごま餅とは明らかにごまに対するこだわりが違うと一口食べて感じたことを覚えている。風味も食感も素晴らしく際立っていて、またお餅自体も当然のようにクオリティが高く柔らかでお米の旨味を感じられて、なるほどこれが米どころ秋田県の底力かと思い知らされた。

「強風」についてはそのままで、旅をしたときは5月だったのだけれど、春一番と呼ぶにはあまりにも強すぎる風速10m/sクラスの風が吹いていて、秋田市内から男鹿半島へ向かっていた私は見事に逆風に遭遇して初日から体力を削られてしまった。「どうしてこんな時に限って…」と思ってペダルを漕いでいたけれど、全くもって限った話ではないことを思い知らせるように、風車群が現れた。なるほど、風力発電をするくらいにはそもそも風が強い地域なんだ…と、その時に理解した。その日、能代で泊まった民宿でその話をすると、2割くらいは聞き取れない程度の秋田弁でご主人がこの辺りの天候について話をしてくれた。あまりにも風が強い日には電柱や電線も揺れてゴウン…だとかヒュンッ…だとか不気味な音が街に響き渡るのだと。

当時の旅の様子はこちら

飛行機に乗っていると、そんなことをよく思い出す。つまり上空からかつての旅を思い出すーーーと言うことが私にとってはもはや常となっていて、この時間が結構好きだったりする。なにせ全国津々浦々旅をしたおかげもあって、思い出のない土地がない。大阪から北海道までの約2時間のフライトだったけれど、そのうち1時間半くらいは窓から見える日本列島を眺めながら思い出回想タイムに浸っていた。


北海道上陸

ただいま北海道。


いつしか北海道はそう言う場所になっていた。
きっかけは間違いなくそらちグルメフォンド。あの素晴らしいイベントがきっかけで北海道にいろんな縁が出来たことはけーすけさんに感謝しかない。
冬の厳しさを知っていてもなお、いつか移住することを訪れるたびに考えてしまうくらいには、北海道の魅力に惹きつけられている。
外様の贔屓目で、訪れると住むでは大違いなんだろうけれど。

ニセコは新千歳空港からはおおよそ100km。
車で2時間程度でアクセスすることができる。
北海道基準では近いのでは?と思っていたけれど、立地のせいか心理的には「少し遠く感じる」と言うのが私が話をした道民の答えだった。
同じ100kmでも深川や日高へ行く方が近く感じるんだろうか。何度訪れても道民の距離感は計り知れない。

と言うわけでレンタカーでニセコまで移動することに。
今回は今田イマオさんと茶玄さんと同じ一台の車で現地入りする手配になっていた。
自転車と人を同時に一台で運べるハイエースさんさすがハイエースさん。

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ちなみにこの2時間の移動時間、車内でのトークは途切れることなく、延々と続いた。
同じ趣味の人間が3人集まれば(しかもトーク好きかつネタには困らない)まぁそうなる'`,、('∀`) '`,、
茶玄さん曰く「車内の会話の様子をそのままポッドキャストにしたい」とおっしゃっていた。
そのうちそう言う機会があっても面白いかもしれない。




ラバッジョの事前配送サービスで手ぶら遠征

と言うことで、実は今回、飛行機輪行をせずに最低限の荷物だけで北海道入りをした私。


私のブログでも何度か登場している自転車の洗車専門店、ラバッジョさんが提供していサービスで内容は以下の通り。

・自転車預け時の洗車
・自転車の分解と梱包
・現地までの発送
・現地での組み立て、整備

さらに帰りも上記と同様のことをしてくれる。走り終わってそのまま自転車を預ければ、またラバッジョ店舗で洗車された状態で自転車を受け取ることができる。つまり完全に手ぶらで遠征移動ができると言うことで、これは実際に体験してみるとものすごく楽で効率的で低コストな旅ができると感じた。

まず旅前後での洗車と言うのは、それだけでリスクヘッジだ。洗車を通じて異常やトラブルを発見できることは、自転車を趣味にしている人なら誰しも分かることだと思う。それにシンプルに漕ぎも軽くて気持ちが良い。それに今回はニセコグラベル。泥や砂などの汚れがついた後の洗車を丸投げできるならこれは最高としか言いようがない。

また、移動がとにかく楽だった。自宅から空港までも輪行する必要がない。車でアクセスして遠征中の駐車場代を払い続ける必要もなければ、現地空港から会場までの移動に大きなレンタカーを手配する必要もない。空港内での移動もストレスフリーで、ちょっとした寄り道やショッピングも気軽にできると言うことで、いろいろと見えないコストも節約することができた。

先述した「大きなレンタカーを借りる必要もない」ことは具体的な利用料金として節約につながることだと思う。飛行機輪行での破損リスクや傷リスクを抑えることができる安心感もある。自転車と一緒にヘルメットやシューズ、その他着替えなどもまとめて発送してもらえるから、とにかく荷物を減らせて楽だった。


自宅近くにラバッジョがないと利用できないだとか、どんなイベントでこのサービスが展開されるだとか(ここはラバッジョさんの今度に期待!)私は運良くバシッと利用できる条件にあったけれど、この手のサービスがもっと増えれば、遠征のハードルがグッと下がるなぁ…と感じた次第。素晴らし!


ニセコでの日々

金曜日の夕方頃にニセコに到着した。

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この日から三泊、この地にお世話になることになる。
予想していたけれど、予想以上に気温は低く、9月末のニセコははっきり言って秋〜冬だと感じた。
と思えば日中はしっかりと涼しめの夏になったり、日陰では一気に秋になったりと、とにかく寒暖差が激しい。特に夕方以降の冷え込みは凄まじく、この日も慣らしのために軽くサイクリングしたけれど、長指グローブを用意していなくて本気で後悔した。



メリノウールインナーに長袖ジャージ、ウインドブレーカーは最低限で必要で、寒がりな人は薄手のダウンベストなどがあれば安心だと思う。そして日中は暑いので、やはりレイヤリングが大事になってくる。今年の北海道は夏が暑すぎただけに、改めて北海道らしい気候を感じることができたと言う点では大歓迎だったけれど。

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そう言うわけもあって、今回の遠征は妙に荷物が増えてしまった。夏〜初冬までの服をあれこれと持参してしまった。結局30%くらいは出番がなかったけれど、備えあれば憂いなしと言うことでよしとしよう。北海道で憂いあり側に傾いた時の辛さはなかなかなものだから。

そしてニセコの食事事情だけれど、あまりよろしくない。飲食店が思っているよりは少ないことに留意いただきたい。車があれば倶知安や京極まで足を伸ばせばいいけれど、自転車だけの場合は食事付きの宿に泊まるのがベターだと思う。もしくはちゃんと調べてから現地入りすること。泊まるホテルがコンビニ近ければいいけれど、ニセコエリアだと平気で5km近く離れていたり、さらに高低差が150m以上あったりで、ほんの少しの買い出しもヒルクライムになる可能性がある。ちなみに私が今回滞在したホテルもそう言う場所にあって、毎日行動する度にとりあえず獲得標高150m以上のヒルクライムをすることになった。ニセコの空気は美味しく景色も良いからむしろ気持ち良くはあった。


機材

今回の自転車と装備を備忘録として残しておく。

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Ribble Gravel AL(size:S) 
weight::9,512g(装備、アクセサリ類なし)
コンポーネント:SHIMANO GRX
ホイールセット:SHIMANO GRX
タイヤ:Panaracer GRAVEL KING SK 43C
ハンドル:Gravel Riser Alloy Bar Flared (42cm - 51cm)
ステム:Level Carbon Look Road Stem 31.8 Black 90mm
シートポスト:ZIPP SERVICE COURSE SEAT POST
サドル:FabricSCOOP ULTIMATE FLAT

イベントレポートは次回以降にて。

続く。

写真
アールニーゴーマル(R250) 縦型軽量輪行袋 ブラック エンド金具、フレームカバー・スプロケットカバー・輪行マニュアル付属

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オルトリーブ サドルバッグ2 ブラックマット

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パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST DURO (アジリスト デューロ)

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キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト VOLT800 HL-EL471RC USB充電式 自転車

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