【2018そらちGF】ニセコで送る濃厚な一日〜フラインググルメライド〜【裏々】 

知らない天井だ。

相変わらずどこでも熟睡してしまうのは我ながら良い体質だなあと思う。
屋根と壁があればそれだけで十分。
だけれどこの日は札幌にあるけーすけさんの家で一泊していたことを、身体を起こして10秒くらい経ってから思い出した。
ふと部屋の隙間から廊下の奥を見るともうみんな起きて出発の準備をしている。なんとまあお早い!!友人や家族で旅行に行くとなんだかんだ一番遅くまで寝ている私である。
「寝る子は育つ」ということにしておこう。睡眠は大事!'`,、('∀`) '`,、

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各々準備を整えて出発。今日はニセコ方面を走るとのことで、まずは現地まで車で移動。
初対面同士な人もいたりして、フレンドリーな雰囲気ながらもどこかまだ距離感を計っている様な何とも言えない一同、なーんてのは一瞬でなぜかやたらと打ち解けるのが早い。なんなんだ、みんな共通のDNAでも持っているんだろうか。自転車乗り特有の空気感。初めましてのはずなのに初めましての感じがしないのはきっと普段から絡んでいるせい()  

SNSってばあらゆる「距離」をなきものにする。
住んでいる場所や仕事、家族構成、そんなことを全部取っ払った距離感。
垣根無しのダイレクトなコミュニケーションはこういう時に力を発揮するんだなあと実感する。


さてさて!みんなの自転車を降ろして〜〜〜
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これがまあ見たこともないスケールの車載で全員分の自転車がけーすけさんのゴットハンドによってあれよあれよという間に積み込まれて行く。車も持ってないし普段は自走か輪行の私だけれどこんなの見せられたらちょっと車載に興味が湧いてくる。(やるとは言ってない)


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4+14輪スタイル。ちなみに写真の通りこの日は朝から雨で現地の様子はどうなのか、多少の雨なら走れるけれど流石に土砂降りでは・・・・と心配(´・_・`)

しつつも車内ではひたすら談笑モードで自転車乗りが同じ車内に集まればそれはもう話題に事欠かない。機材の話、全国各地の道の話、グルメの話、服装の話、トレーニングの話、ノウハウの話・・・・振り返れば今回のそらちで得た知見だけでも相当な財産だと思う。実際に会って話をして繰り広げられる会話の中でこそ得られるものがある。そういうことがよく分かった。

ちなみにこの時は2台の車にメンバーが分散(1台はけーすけさん、もう一台はそらちグルメフォンド公式カメラマンを取りまとめる偉大なる西野さん)したのだけれど、「グーっぱ〜で〜分かれましょ」としたらなんとなく関東(篠さん、ふぃりりん、ポニックさん、BOOBYさん)と関西(つむり、こーへーさん、ぢろうさん)で分かれた'`,、('∀`) '`,、


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北海道ならではの光景!!そうそう見られるものじゃない。

現地に到着したところ幸いにも雨は上がっており、午後に向けて天候は回復するとの情報をキャッチした一同はテンションが変に上がった状態で走り始める準備。

「補給食はいらないんですか?」
「今日はある意味グルメフォンドですよ」
という意味深な言葉に私は思わずニヤリとしてしまった。けーすけさんが言うのだから間違いない。期待せざるを得ない!

何よりけーすけさん、ふぃりりん、篠さん、ポニックさん、コーヘーさん、ぢろうさん、BOOBYさんという超濃厚なメンバーと一緒に走られるってだけでもうプレミアムデイ。内心めちゃくちゃ舞い上がっていたのはここだけの話。特にロングライダースとして名高い人たちばかりだから、これは良い勉強になるはず。ふひひ。

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携帯の電波さえ入ればどれだけ離れてても通話ができるトランシーバーを全員が装備。実際使って見るとこれがまあめちゃくちゃ便利で、実はそらちグルメフォンド本番ではサポートライダーさん達がこれを使いまくってて参加者のトラブル情報や道路状況、天候について逐一情報共有されていた。正直無線免許なしでここまでのことができるのかと驚いた。


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きゃー!こーへーさん!(突然
白い悪魔。とんでもなく格好良い。

ちなみにこーへーさんとは本当に色んなところで会う。なんだかんだエリートさんや白風の次くらいに会っているんじゃないだろうか。毎度、お世話様です。本人は人見知りとか話をしているけれど、どう見てもコミュ力高いし背も高いし、何より機材センスが抜群。
 

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けーすけさんを先頭にいよいよ裏々そらちグルメフォンドスタート!(ふぃりりんの貴重な靴増し締めシーン。


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「まずはこの先にあるパン屋さんに向かいま〜す」
「この先って・・・・(北海道感覚のすぐこの先は信じたらダメってインターネットに書いてある)」
「3kmくらいです」
一同「近すぎワロタ」


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はい!というわけでいきなりパン屋さんです。
北海道虻田郡真狩村にあるBOULANGERIE JINさん。どうやらここは北海道一美味しいクロワッサンが食べられるのだとか。この地の大自然が生んだ豊かな水、空気、小麦のエッセンスが詰まりに詰まった絶品のパンを求めて毎日売り切れ必須、遠くからでも足を運ぶ人が絶えないのだとか。

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木造の店舗はなんともオシャレで道路沿いにひっそりと佇むその様相はぱっと見じゃあお店とわからないかもしれない。


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みんなで店先でmgmgといただきます。


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正直ここまで美味しいとは思っていなかった。
半端ないです。私も割とパンは好きな方で一週間に一度は必ずベーカリーショップの焼きたてのクロワッサンを求めて朝から走り回ることもあるくらいだけれど、ここのはぶっちぎりで人生一位の美味しさだった。もうね、クロワッサンの密度というか濃度というかおいおいそんなにサクサクしているくせに層を成してると思わずむせちゃうぜってくらいには食感がサクパリ。そして口の中に広がる小麦のかおり。100点です。


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食べ終わるころには青空がちらり。

再スタートというかまだ全然走ってない!w


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地面はまだ濡れている箇所が多い。
さすが上級者揃いなだけあって多少のウエット路面程度では動じない模様。


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羊蹄山
日本百名山、その中でも一際存在感を放つ標高1,898mの独立峰で通称「蝦夷富士」。
この山が育む水、空気、風景の素晴らしさと言ったら一度でもこの地を訪れたら分かる。私はこの山をいつか絶対に登ると心に決めている。その為だけに飛行機で北海道にやってくる価値がある。けどせっかくなら北海道の山、色々登って見たいところがある。この先10年程度でどこまで制覇できるか分からないけれど挑戦したいと思う。

「ピピー・・・ザザッ
・・・・・・ポニックさん、チェーン切れ・・・っ!」

という無線が聞こえてきた。

まじか、と思いつつ、ああでもサポートカーがいるしあのポニックさんだし大丈夫だろう、という謎の安心感。

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そしてダチョウ牧場に到着!

えっ、ダチョウ牧場?

ナチュラルに出て来たけれど、いやいやダチョウ牧場て。


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めっちゃダチョウやん・・・・。

人懐っこい(餌を欲しているともいう)ダチョウがわらわらと群がっていて、まあ可愛いようでよくよく見たら結構きつい顔しているのがダチョウだよね。熟年コメンテーターみたいな表情、悪くない。

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篠さんの謎の踊りでダチョウが寄ってくる。なんだこれ。


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サイクルラックもあるので、サイクリスト歓迎ムード。
この後、食べることになるのだけれど、簡単な軽食、デザートをいただけるようで、そのメニューがね、ダチョウの卵を使ったプリンでめっちゃ美味しい!タンパク質的な意味でも美味しい補給食としてぜひお勧めしておこう'`,、('∀`) '`,、


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ちなみにこいつら結構攻撃力高くってグローブが毛羽立つ程度の損害が覚悟をしなければならない。


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で、これが例のプリン。ダチョウの卵を使ったプリン。
気になるお味は一般的なちょっとお高いプリンを3つ足したくらいには濃い。超濃厚。旨味凝縮。北海道って何食べても美味しいとしか言わないからどんどん説得力が下がってくるんだけれど、実際めちゃ美味しいのだから仕方ない。ニセコの大自然が育んだ食材、最高です。(元気に走り回るダチョウを眺めながら)

そこからダウンヒルをこなして次のステージへ。
ちなみにこの日は篠さんがいらっしゃることもあって、山岳ステージ的な位置づけ。いやいやステージレースをこなしているわけじゃないんだけれど、でも振り返ってみるとそらちグルメフォンド本番に向けて毎日違うコースを適度な強度で走っていたものだから、ステージレースといっても間違いではない。そこにはグルメがありドラマがあり達成感がある。だからこそこうして記事でまとめている。10年先の自分が見返したときでも絶対に楽しいと思えるような日々を少しでも留めておきたい。

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改めて写真で見ると今年の夏の肌の黒さに自分で笑う。


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そしてニセコ!
観光地として世界的に人気の高い、むしろ日本人よりも外国人の方が多いと言われているニセコ。実際にお店の看板なんか眺めていると先に英語が書いてあって、その次に日本語があったりする。気候的にも治安的にも景色も食材も空気も確かに日本国内トップクラスのクオリティ。アクティビティも多いしそういった「レジャー」については残念ながら日本人はまだ不得意な人が多いのも事実。


でも大丈夫。


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見てくださいこのふぃりりんの笑顔!
楽しいってもう見ただけでわかる。わかる。楽しい。めっちゃ楽しい。そりゃ笑顔になりますよ。

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篠さん、ウエアの着こなしめっちゃ上手くないですか。羨ましい。


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ニセコ駅の美しさに一同テンションアップ!
面白かったのが、よくある走行オフ会と違ってなんか気になる景色があったら迷わず全員停車していたところ。思う存分景色を楽しんで写真を撮ってケラケラ笑ったり。周りの景色を楽しむ余裕というのはやはり大事だなあと実感。もちろん私も普段からそうしているけれど、意外と人と走るとスルーされちゃうことが多かったりするから嬉しかった。(多少のタイムロスは余裕で取り返すことができるメンバーだったというのも大きな要因の一つだと思う)

走力は余裕を生む。速いことが正義なんて思わないけれど、走る以外のことを楽しむための武器になることは間違いない。


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再び山岳地帯へ突入。
北海道らしく道は広く長い。
文字で満たされた看板も、
歩行者であふれた横断歩道も、
信号も、タクシーも、
電車の騒音も何もない。
ニセコの大自然があって、わずかな直線に道路が敷かれているだけ。
そこを自転車で走る。
これを贅沢と言わずしてなんと呼ぼうか!


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そして突然の雨

いやいやいやいやちょっと待って結構寒いんだけれど身体濡れたらまずいでしょこれは。
ということで一人集団から遅れて雨具を装着しているうちにみんなどんどん先に行くものだから一人必死で追走する神楽坂つむりの図(写真は西野カメラマンが車の中から撮影)たった2分ほどのビハインドでこれだけ離されるって・・・・。
登り基調だったけれど35km/hくらいでぶん回す。ひたすら回す。少なくとも後ろを捉えるまで回す。いいトレーニングだ。


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待って〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
見えてからが遠い。回す回す。





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いやマジでみんな速くない???なんなのこれレース?



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無事に追いついたの図。

やれやれ'`,、('∀`) '`,、



そして雨が降れば晴れ間も出るというのが世の理。


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青空!

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このような道がたくさんあるのだからロードバイクの性能をフルで発揮させるのに環境としても申し分ない。ツーリングはもちろん本格志向のレーサーから写真大好きなフォトサイクリストまで守備範囲が広いのがニセコ周辺の道だと感じた。


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ニセコアンヌプリ ニセコ高橋牧場で休憩。

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こちらでは北海道小麦を使ったパンケーキやバームクーヘン、牧場ソフトクリームなど北海道の酪農的グルメを堪能することができた。北海道と言ったら海産物!な節もあるけれど、個人的には北海道の酪農、野菜グルメが大好き。昔、北海道を一周しているときに食べた「木かげ」さんのピザの味が今でも忘れられない。あんなに美味しいピザは後にも先にも食べたことがない。

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こうして見ると微妙にみんなライディングスタイルが違っていて面白い。みんな違ってみんな良い、を体現しているメンバー勢ぞろいという感じ。走りにも現れていて、結局のところ勉強になるようでならなかった!というのが結論。それがわかっただけでも大きな収穫で、改めて自分の乗り方を見直す良いきっかけとなったのは間違いない。真似をしても効率が悪いこともある。つまみ食いみたいに物に出来そうなところだけかいつまんでいただく、程度のスタンスで良いのかもしれない。


ここから先は県道268号線をひたすら登って行く最後の山岳エリア。
新見温泉を抜けての神仙沼レストハウスが暫定ゴールとされた。

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程よく日差しもあってこれから登るにはちょうどいい気温。ちょっと寒いか。

登りセクションと言うことでみんなそれぞれのペースで登ることに。
ピークまでは篠さん、私、ふぃりりんの3人パックでヒルクライムすることになった。
これがまあ良いペースで、何が良いってちょうどいいペース。遅すぎず速すぎず最大公約数的な走りができるペースで、これならいくらでも登っていけそうな感覚。それにしてもふぃりりんのスタイルだけは真似できそうもなくってなんだろう、内に秘めたる強さと言うかタフネスというか・・・・一般的にわかりやすい「速さ」ではなくてとてもレベルの高いアベレージ走行とはこういうものかと驚く。ロードバイクが速いなんて嘘だったんだとさえ思ってしまう。違う、そうじゃない、結局は人がエンジンなんだと見せつけられた感じ。面白い。

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篠さんは坂バカという表現がぴったりくると思う。ほんと。楽しそうだもん。見てて楽しい'`,、('∀`) '`,、


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神仙沼レストハウスでは西野さんけーすけさんカーが待機していた。下りセクションはあまりにも寒いということでここでこの日は終了。いや実際気温は夏とは思えない本州の本格的な秋程度の気温で流石の私たちもこれ以上は明日以降に支障が出かねないということで大人しく車に乗り込む。ライドの満足度としてはとっくにメーター振り切れていたのでやりきった感がすごかった。良い景色、良いグルメ、良いコースでした。


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大人しく帰ることができない大人達'`,、('∀`) '`,、


この日のお宿はスペシャルエディション。
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ニセコのコテージ貸切です。
テントを渡されて「お前はこれで寝ろ」と言われてもまあしゃあないかくらいの気持ちでいたのにまさかのダブルベッドです。壁も屋根もある!コンセントもある!お湯も出るし家財一式揃っている!
おそらくここを一泊するようなお客はあまりいないのでしょう。一週間くらい、ホームステイ感覚でまさに家を借りるというイメージだろうか。本格的にこの地でバカンスをするならこれくらいの規模感があるといいのかもしれない。(けれど今回は一泊だけ)

みんなテンション上がってコテージ中を走り回った後は、疲れを飛ばすために温泉&ご飯!

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雪秩父という温泉地に連れて行ってもらいました。みんなが早く〜〜〜温泉〜〜〜〜って言っているのにも関わらず大湯沼を見た瞬間に条件反射で走り出したサイクリストが二名奥に写っています。私はその撮影のために走っただけなんです!

温泉自体はなんか体験したことないくらいどろっとした硫黄泉というか泥というか・・・・湯船の底の方に堆積してるのよ硫黄?が。手でこすりとったら手のひらに泥パックみたいなのがぬちゃあって付くレベルで、濃さが半端ない。湯船では裸同士ということでここだけの自転車本音談義。温泉に負けじと濃いトークでした。


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晩御飯は食工房旬彩さんでジビエ料理をいただきました。私はせっかくなので蝦夷鹿!疲れ身体に鹿肉って最高なんですよね。徳島のスーパー林道を走り終えた後、上勝町にある温泉施設併設のレストランで食べた時のことを思い出す。あれもこの上なく美味しかった・・・・そう・・・・やっぱり自転車に乗った後のご飯は格別。命あるものを命のためにいただいている実感が余計にそう思わせるのかもしれない。ごちそうさまでした。


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そしてこれが本日最後のグルメだああああああああああああああ!(セイコーマートを信じろ

そんなこんなで長い長い一日が終わった。
布団に入って5秒くらいで寝たと思う。
いやしかし・・・・まだ2日目・・・・・・おそろしく濃厚な日々のなんともエキサイティングな一日が終わった。

明日はどんな景色が待っているだろう。

続く。




   
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