【2017そらちグルメフォンド参戦記3】色んな意味でお腹いっぱい120kmコース

次から次へと現れるエイドステーションをちぎっては投げちぎっては投げ・・・
もとい堪能しつつも、まだまだメインではない。あくまでサブエイドしかまだ登場していない・・・・。

メインエイドに到達して理解した。
“本当の”グルメフォンドはまだ始まったばかりなんだ・・・!

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岩見沢から三笠山沿いを走り北海道の空気を胸いっぱいに吸い込んで早くもテンションが上がりっ放しのまま、私たちの集団は美唄へ。

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「美しい唄」と書いて美唄。学生の頃、初めてこの土地を訪れたときはその地名の響きの良さだけで好きになった記憶がある。それくらい地名というのは旅をする人にとって大きな意味があると思う。
思い出せば印象に残っているのはやはり印象に残りやすい地名であることが多い。特に海外と違ってひらがなの「響き」と漢字の「意味」を併せ持つ日本の地名は、調べてみると様々な蘊蓄が含まれていて、それだけで研究のテーマとなり得るくらい奥深い。特に北海道はアイヌ語を語源としている地名が多い。
一つ一つ解説しだすとキリがないけれど、この空知エリア専用のマップを見ればその由来について勉強できるかもしれない。気になる方は現地の観光案内所へ!
 
そして名前も知らない人たちとあれこれ話をしながら「そろそろですかね〜〜〜」と話しているうちに到着第一エイドステーション!ここで距離としては40km程度。最初の休憩としてはベストな設定。

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第一メインエイドステーションはアルテピアッツァ美唄
ここは彫刻公園といえばいいのか・・・自然公園といえばそれまでなんだけれど、ただの自然公園ではない。
敷地内にはかつての炭鉱町として栄えていた頃の美唄を物語る、今はもう閉鎖してしまった旧栄小学校がある。自然の中にひっそりと佇む木造校舎を見たとき私は何ともいえない懐かしい気持ちになった。
大阪の鉄筋コンクリートの校舎で育ったにもかかわらず懐かしさを感じるのはなぜだろう。山間の田園風景、寂れた漁港、狭い路地に連なる木造住宅。どれも都会育ちの私には無縁のはずなのに。
きっとそれは「憧れ」でもあるんだと思う。思い出補正、ではなく妄想補正、とでもいえば良いのか。そう言った情景を映画や漫画で眺めているうちに記憶の底に溜め込まれて言ったのだと思う。


ここは安田侃という彫刻家が手を加えているこの施設。いたるところにその作品を垣間見ることができるという。


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絵画みたいな空間。

残念ながらゆっくりみることはできなかった!機会があれば再訪してじっくりとその世界を堪能したい。

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小学校の校舎内でご飯をいただく

焼きそば、お餅とジュースもいただいてお腹がいい感じに落ち着いた。腹持ちの良いメニューを出してくるあたりよく分かってらっしゃる。

腹ごなしをした後は、しばし談笑タイム。

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こんにちは〜〜〜

急ぐようなイベントでもない。頃合いを見て好きなタイミングで小集団でどんどんリスタートして行く感じ。


ここから先、美唄から田園エリア、宮島沼を抜けるコースは本イベントのハイライトと言っても良いくらいの素晴らしい景色の連続。
なんかもう私はこれぞ北海道!っていう景色に笑いっぱなしだったと思う。
周りのみんなを見ると、同じようにテンションが上がっていて、そんな集団で走るのだから楽しくないわけがない。

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IMG_9932_20180228170248f85.jpg ぜっけーかな!!!


北海道の隅々まで知らないと、意外とこういうところをスマートに見つけるのは難しいと思う。
おっきな道路だけ選んで旅をしているとどうしても交通量が多かったり景色もそれなりで終わってしまうことが多いし、かといってよく知らないまま細い道をチョイスするのはそれはそれでリスクが大きい(ハイリターンなこともあるし、私個人としてはそういう挑戦も大好きだけれど)
この辺りはさすが地元のことをよく知っている方がコースを組んだだけある。
本州から参加して「絶対に北海道らしい景色を見たい!」と思っている参加者にとってはこれ以上ないくらいのプレゼント。

集団もこのセクションばかりはペースが落ちてみんながみんなそれぞれ景色を堪能している様子。
私に至ってはもう自転車降りるは歩いて写真撮り出すわで同伴ゲストライダー
さんには申し訳ないことをした'`,、('∀`) '`,、


写真を撮っているときに思い出すのは過去の自転車旅の数々。

「あっ、こういう景色(あるいは構図)(空気感)、あそこに似ている・・・・」

というような感覚に陥ることが良くある。
でもしばらく考えて観察するとやっぱり全然違うことに気づく。
一緒だ、いや微妙に違うか、いやいや全然違う、それぞれの良さがある、という風にディディールに目を凝らせば凝らすほど、あるいは五感をちゃんと使うほどにその違いがつかみ取れる。
ボーッと過ごしているだけでは見つからないものが、日本全国各地にある。そういう違いを認識することが、自転車旅の醍醐味の一つと言っても過言ではないと思う。


なので、美唄の良さというものは、やっぱり美唄にしかない。


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70km地点にある月形皆楽公園エイドステーションでは豪華メニューが続々。
じゃがバター、ジンギスカン丼、トマトジェラート、まんまるトマトジュース。
ありがとう試される大地、ありがとう北海道の大地の恵み。
いや全部が全部美味しすぎたんですよね。許されるならお代わりしたいくらいに。
お土産にトマト、買って帰りたいとしか'`,、('∀`) '`,、


ご飯を食べながら周りの参加者の皆さんと談笑。
ペダリングやフォームについてのアドバイスを求められるも竹谷さんみたいに理論的に科学的にアプローチしているわけではない私なのでフィーリングでの解説になる。
けれどそれはそれで伝わったらしく安心した。
自分の自転車に関する色んなことをもっとわかりやすく人に伝えられるように言葉にすることも大切だなあと実感。
文字だけじゃなくてね。

どこから参加しているか?って話になったときには周りの皆さんバラバラで北海道の人ももちろん多いけれど、距離が遠すぎて同じ道内といえどもはや他県のような感覚という言葉になるほどな〜〜〜〜と思わされた。
確かに北海道の距離感からするとむしろ本州の密集具合には違和感があるかもしれない。

北海道の人に「大阪から名古屋までいうて180kmしかないですよ」というとものすごく驚いていた。
確かに北海道感覚だと隣の隣の町くらいの感覚かもしれない。
大阪-京都-滋賀-(奈良)-三重-愛知なんて近い近い!
私の普段の感覚もあながち間違っていないようだった。


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月形からはゴールまでは残り45km程度。




なのだけれど、ここでそらちグルメフォンド名物!?の「坂バカ」オプションコースが登場。

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お昼ご飯を食べた後にこんなのを設定するなんてなんて鬼畜なんだ・・・・!
1kmもない800m程度の距離の坂。標高差は70m程度。
だから一瞬で終わるといえば終わるけれど、斜度が15%はくだらない。

「狂ってやがる・・・・・!」

と一同、怖気つきながらもなんだかんだ登って行くあたり自転車乗りのマゾっ気が垣間見える。
(みんな楽しそうでした)

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登りきったところでは坂バカ認定スタンプがもらえます。
私ももらったのでこれで坂バカと名乗っても良いのでしょう。


あとは岩見沢までの40km少しを走り切るのみ!
ここまで来るとみんな走りについては満足しているようだったけれど、どこか名残惜しい雰囲気も出ているのはそれだけ良い場所だからだろうか。
思いの外向かい風が強く、小集団を形成しながら、時折先頭後退をしながら突き進む。

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最後の最後までしっかりとエイドステーションがあり、場所によっては牛乳ラーメンなるものをいただけるともあって、抜かりないなあ・・・・・・と感心するしかない。
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もちろんしっかりといただいた!


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最後は街中をゆっくりと走って、いつの間にかミドルコース・ビギナーズコースの参加者の人たちとも合流したりして和気藹々とした雰囲気でスタート地点兼ゴール地点であるキタオンに到着!!!


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いやあ〜〜〜〜大満足。
景色もグルメも堪能しまくった!

ステージでインタビューに答えた後は・・・・・・


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またしてもグルメづくし
ここメイン会場でもいろんな物が食べられるというか、ここが一番種類も豊富。
リカバリーのことも考えてくれるなんてなんていいイベントなんだ!と一緒に回った人たちと感動。


「もうお腹いっぱいと思ったのに不思議と食べられる」
「私設エイド含めたエイドステーション全部回ってたら時間が足りない」
「摂取カロリーの方が多い気がする」
「ダイエットしたくて自転車始めたのに減る気配がない」
「北海道の素材ずるい」
「そもそも景色が良すぎた」
「本州帰りたくない」
「そらち地方、地元に持って帰りたい」

といったこのイベントならではの名言がたくさん生まれました。
いやあ、面白いイベントだ。
関係者の方たち、参加者の方たちと談笑をしているうちに日が暮れてきた。
そらちグルメフォンドがいよいよ終わる。


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自転車の楽しみ方って本当にいろいろあって 
仲間と走るもよし、 
ひたすら山を登るもよし、 
超長距離に挑むもよし、 
エクストリームライドをするもよし、 
人と違うことを求めるもよし。

だけれどやっぱりグルメとは切っても切れない関係にあるなあと。 

美味しいものを求めて自転車で走るというのは、愚直だけれど、シンプルで、幸せになれる良い組み合わせ。

北海道らしい美味しい食材、ご飯、
北海道らしい雄大な景色、
そこに集まるサイクリスト、
彼らが織りなす文化、交流。

それら全部がこの「そらちグルメフォンド」に詰まっていた。


お誘いいただいたけーすけさん、サポートライダーとして支えてくれたたぬぷんさん、その他運営に関わる全てのみなさんに感謝しかない。
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これは2018年も楽しみでしかない。


そう、なんと2018年も私、神楽坂つむりはそらちグルメフォンドにゲストライダーとして参戦します!

しかも今回は私だけでなくTwitter、SNS界隈の有名人多数ゲスト参加。
いやあ、毎年成長するイベントって素晴らしい。ただただ開催するだけじゃあこうはいかないもの。その努力を尊敬してしまう。だからこうして宣伝したくなる。



2018年8月19日 
北海道でお会いしましょう。



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ちなみに今回の旅はまだ続きます。
せっかく北海道に来たのだから!ということでアフターライド。
それはまた別の記事で。


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自転車写真ロングライド北海道

Comment

Name - hira  

Title - 

ブログがリニューアルされており、見やすく、オシャレになっていて驚きました。

またそらちグルメフォンドの魅力があふれており、おもしろく読ませて頂きました。

2018.03.02 Fri 23:20
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