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自転車で大阪から静岡まで「さわやか」のハンバーグを食べに行くライド【ハーフキャノンボール】

タイトルの通りです。

ちょっと静岡までハンバーグを食べに行ってきました。



ただそれだけの記事ですが、キャノンボール的な要素も多いのでルートを含めてノウハウ的なことも書き記しておこうと思います。


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いわゆる大阪〜東京キャノンボールの中間地点にあたる静岡県浜松市のさわやかを目的地としました。


そもそも「さわやか」というのは静岡県内にのみ展開するファミリーレストランの名前で、看板メニューのハンバーグがめちゃくちゃ美味しい。さわやかでしか食べられないと言っても良い美味しさで、静岡県民のソウルフードのひとつです。

過去に一度だけ食べたことあるあの味が忘れられずいつかまた食べたいなあと思いつつなかなかその機会が訪れなかったので、強攻策と出たわけです。



今回はキャノンボールと思って準備をしたので、最短距離でルートをとりました。

私が調べた中ではこれが最短コースです。

「大阪〜静岡って240kmで行けるんだ!」という声をたくさんいただきましたが、このコースだからこそです。普通に走ったら260〜70kmはかかるかと思いますのでご注意を。





大阪→清滝峠→木津川→伊賀→亀山→四日市→桑名→弥富→名古屋→知立→安城→岡崎→豊川→豊橋→湖西(浜松)ゴール



いわゆるオール1号線ではなく、伊賀の山中を越える国道163号線ルートを今回は採用。理由としては1号線ルートに比べて距離が30km弱短いのと、信号がとにかく少なくてストレスフリーで走れるから。

多少のアップダウンはあるものの、そこまできつい峠もないので、ヒルクライムが苦手じゃなければお勧めできるコースです。


私のタイムは以下の通り。


9:00 0km 大阪

10:10 32km 木津川

11:37 62km 伊賀市


13:00 100km 亀山市


14:15 120km 四日市


16:00 160km 名古屋


17:00 180km 安城


18:40 220km 豊橋


19:20 240km 湖西


移動タイム:8時間50分

走行距離:240km

av:26.7km/h

獲得標高:1,796m



今回のライドは静岡県まで走るだけという大変シンプルなもの。目的もそれだけ。

ツーリングという気分でもなく、ただただ目標地点に向かって進むだけ。



ルートについては事前に作成してGARMINにインストールしておいたので迷うこともありません。どこかで書いた気もするけれど、GARMINを使う最大の理由がここにあるのです。私が使っているモデルはedge510というモデルで表示されるのは地図というよりは矢印程度だけれど、それで十分だ。次の交差点をどっちにいけばいいか分かるだけで、もう十分。コンビニがどこだとか郵便局がどこだとかいういわゆるカーナビ機能は蛇足だと思っているので、このシンプルさは好ましい!


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まずは大阪~奈良間にそびえる清滝峠を越えて木津川市に至るコース、国道163号線を東進!ここはもう走り慣れすぎたセクションということで、アップと思って走りきります。

四條畷までは交通量が多い幹線道路、車の流れに乗ってすいすい進みます。

清滝峠はいつもならそこそこのペースで登るけれど、今回は先が長い。フロントも迷わずインナーに入れて体重を乗せるダンシングで筋力をほとんど使わずに登りきる。13分くらいかけて登りきると、あとは奈良側に下って若干の登り返しをクリアーしつつ、木津川に至る。


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ちなみに今回のアセンブリはこちら。
再塗装したら色味が変わったので、合わせるためにクランクもNew REDに換装しました。それ以外はいつも通りです。

10:10 32km 木津川

まだまだ身体はアップ前。体温は上がってきたかも。半袖メリのベースレイヤーにモンベルの長袖ジオライン、長袖ジャージでベスト。


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ここまで来ると都会の景色は一切なくなり、目の前の景色の主役は山。そして川。

国道163号線、川沿いの快走路を伊賀方面まで走ります。

このあたりは夜中に通ることが多いのだけれど、昼間はのどかな風景が楽しめるツーリングコース。川沿いにそびえる桜の木を眺めて、「あと1ヶ月も経てば桜の季節かあ・・・・」としみじみ。季節の移り変わりの早さと言ったら・・・。

ただし交通量は決して少ない訳ではなく、大型トラックの流通路として使われることも多いため、そこそこの緊張感は残ります。

夜間走行時は特に注意!外灯は全然ないから最低でも300ルーメンのライトは必須。


それでもこちらを選んだのは、京都~滋賀ルートと比べて信号が圧倒的に少ないから。10km以上信号に引っかからない区間もあり、今回のようにイーブンペースで走るのにはもってこい。時速38km/h前後で駆け抜けることができました。これは信号が多いと絶対にできないペースで、ストップアンドゴーはとにかく体力を削る。ガソリンをもっとも消費するのは発進なのは間違いない。

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11:37 62km 伊賀市
悪くないペースだと実感する。足が良く回る。40km/hくらいまで引っ張っても大丈夫かしらね。

このあたりで一番おもしろいのがバイパス回避ルートで、交通量は皆無に等しく、目の前に広がる景色はどこか侘しく荒涼としていて、自転車旅の醍醐味みたいなものを感じることができます。

多少のアップダウンはあるし、一部路面に砂が浮いていたり、見通しの悪いダウンヒルがあったりと、結構テクニカルなコースレイアウト。

安全運転かつ最速運転で突き進む。ここさえ抜ければあとは大した登りもないし平野部に入るということで、体力を使うことにしました。



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今回のライドは終始、登りは体重を乗せるダンシング、下りは重いギアを踏み込む感じでペースを稼ぎました。

私にとってはこれが最も体力をセーブすることができる走り方。使う筋肉もふくらはぎとかではなく、太もも。太ももというよりはお尻というか骨盤の根元あたりを意識してぶん回す!登りと下りでは意識的にフォームを変えて、肩をリラックスさせて血流に滞りがないように。

このリラックスというのがやっぱり重要で、身体がリラックスしていると視野が広くなってたくさんの情報を処理することができるし、それは段差の発見や車の動きの察知、勾配状況を読み取るなど、あらゆるリスク回避や準備に繋がるなあと実感します。あと当然身体の痛みもない!腰が痛い、肩がこる、お尻が痛い、膝が痛い、足がつる、手がしびれるetc。どこかに必ず原因があり、原因が分かるのなら必ず改善できるものです。時間はかかるかもしれないけれど。



亀山バイパスあたりではウォーミングアップが完了してきた!

ということでエンジン全開愚直走り。

下り基調ということもあって50~55km/h巡航で10km区間を駆け抜けた。アウタートップでがんがん回す。

フルクラムレーシングゼロとグランプリ4000SⅡ25Cの組み合わせはこういう時にでも生きてきます。まるでディープリムホイールを履いているような空力効果を実感することができるのです。


「ワイドリムは意味があったんだ・・・・・!」と。

私がBORAを手放した理由はここにある。



ここでの貯金は後の強烈な向かい風で使い果たすことになったけれど、当の本人は無敵状態。

東京まで余裕でいけるな・・・・と頭の中で思う。

鈴鹿を過ぎたあたりから、そう、強烈な北風に吹き晒されました。もうね、ありえん強風くそったれ勘弁してくれと頭の中で悪態付く。踏み込んでも20km/h出るかどうかという風。真向いなら良いもののたまに真横から思い切り吹くせいでまっすぐ走るのもままならない。

ここは無理しても良いことがなさそうだったので、コンビニで休憩をすることに。そういえば100km、一度も休憩をしていないことに気づく私。



休もう休もう!と思ったところでとんでもないことに気付いた。

ない。いつもなら後ろジャージポケットのセンターかあるいはフレームバッグの右側に入っているはずの


財布がない


やってしまった。家に忘れてきてしまった。

こんなところまで来てから(もうすぐ愛知県)気付くなんて馬鹿ですねはい。

でもないものは仕方ありません。あるものでなんとかするしかありません。


幸いにも私のスマートフォンケースはカード収納も備えていて、なんとそこには一枚のクレジットカードとnanacoカードが。「助かった・・・・!」心の中で安堵しました。さらには冷静に考えたらiPhoneもあるんだから、お財布ケータイなり、JRのeチケットなり使えるのでなんとかなる。キャッシュレスツーリングが可能な時代、きてます。


13:00 100km 亀山市

絶好調。脚があたたまった。上半身もほぐれてきた。力は込められるけれど、脱力も出来ている。



亀山バイパスあたりでは下り基調ということもあって50km/h前後で一気に駆け抜けた。

そしてその後に待っていたのが地獄のような逆風区間。

四日市あたりから名古屋までは北に進路をとるのだけれど、ここで強烈な北風に襲われる。必死に踏んでも20km/h出るかどうかというところ。

それに横風も結構吹いていて、軽量級の私にはとてもつらい。まっすぐ走るのもつらい。一気に体力を削られた。



これ以上体力を削られては後半に響くと判断し、セブンイレブンでパスタとオレンジジュースを補給して超回復。結局これが1回目の休憩だった。名古屋まであと40km弱。

14:15 120km 四日市
つらい。脚に乳酸が一気に溜まった。チャンスを見つけてほぐさなければ。
風のせいか目も痛い。20km/h。

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再び逆風の中を突き進みます。この時が一番つらかった!

漕いでも漕いでも進まない。

愛知県の名物(?)である連続川渡りでは横風が強すぎて割と真面目に橋から落ちたらどうしよう・・・というシミュレーションまでしてしまった。


16:00 160km 名古屋
風がおさまったおかげで体力ゲージも回復しつつある。このまま全快まで行けば最後まで、あるいはそれ以上まで走れるはず。あえて軽いギアで回して身体の調子を無理やりリセットした。35km/hで安定。
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名古屋市内に入ると強烈な北風はなくなったおかげでペースを取り戻すことができました。

ここまでくれば心理的にはもうゴールしたようなもの。

距離こそまだ70kmあったけれど、ただの国道を走るだけなのだから何も杞憂はない!

これが島ツーリングだったり林道ツーリングだったらタフな道が待ち構えていたりするけれど

国道、それに天下の1号線。

それらの道に比べたらなんとイージーなことでしょう。

35~40km/hペースで駆け抜ける。足が面白いくらいに回る。

あたたまってきただろうか。

いつもこれくらいだ。200kmくらいで一番足が美味しい状態になる。


17:00 180km 安城

もはや何も案ずることはない。ハンバーグを美味しく食べられる程度に補給食をコントロールするくらい。肩の根元がこらないようにだけ気をつけよう。信号待ちの度にストレッチを挟む。


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「・・・まだまだいける」

というのが率直な感想。

今回はゴール地点をさわやかとしていたけれど、このまま東京あるいはその先まで行けるような気がした。というか確信していました。


18:40 220km 豊橋
今回はゴールが240km地点。体力を残す必要がないということで、ギアを2段上げた。40km/hまで巡航速度を上げる。


岡崎~豊川~豊橋あたりは自転車にとって走りにくい道で有名ですが

個人的にはそこまで走りにくいとは感じませんでした。

もちろん交通量も多いし路肩も広いとは言えないけれど、キープレフトあるいは

たまに歩道を走っていればそこまで問題はないかなーと。

17~19時の帰宅ラッシュと被って渋滞していたので、そのせいで若干のペースダウンはしたかもしれませんがノープロブレム。貯金はまだたっぷり!


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そしてキャノンボーラーの聖地であるところの岩屋キャノンボウルに到着。大阪から9時間50分。10時間切り。

良いペースで到達できた。


大阪~東京間を走るなら、この地点で誰もが判断することになるでしょう。

続行するかリタイアするか。成功するか否か。

約半分地点。

いわくつきの土地である。



ここまで来たらあとはウイニングラン。

最寄りのさわやかまではおおよそ10km。

溜めに溜めた体力を惜しむことなく全力疾走してさわやかにゴール!


【19:20 240km 湖西】


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移動タイム:8時間50分

走行距離:240km

av:26.7km/h

獲得標高:1,796m


大変良きライドでした。


やっぱり走行距離的にはたぶんこれが一番短いと思います。

まあその分、山越えはありますが。

それも良い刺激!



そして今回のメインイベントはもちろんハンバーグ。

ツイッターのフォロワーであるところのしろかぜとご一緒。というか誘っていました。

240km走って約束の時間の15分前に到着できたのは我ながら上出来。


噂通り大混雑するさわやか、30分ほど待って・・・・(これは短い方らしい)

注文をして・・・・

出てきたのが・・・


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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


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圧倒的肉。

一口入れた瞬間の圧倒的な肉感。
これはハンバーグだけどハンバーグじゃない。肉の塊。圧縮された肉爆弾。
噛むごとに溢れ出す肉汁、旨味、香り。それが鼻まで突き抜ける。
噛み応えがあるのに柔らかさもあってもう止められない。
250gあったお肉が一瞬でなくなってしまった。
ああ、幸せ・・・・。


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さらにハンバーガーも頂いてしまった。
これもまたジャンキーだけど野菜の旨味とかバンズの香りとかしっかりしていて、食べ応え抜群。
240km走った身体に染み渡る・・・・・!


食べ終わる頃には本当に大満足。
これが目的なだけあって、補給食だけで来たものだから、当然なんだけれど。
我慢していた分、旨味倍増。車で来ただけの人たちよりもずっと美味しく食べていた自信があります。
自転車は幸せの閾値を下げてくれる。


こうして無事に大阪〜静岡ハーフキャノンボールは終了。
ちなみにこの日はこのまま白風の家にお世話になりました。
お風呂も寝床も着替えも用意してもらってさらには翌朝ご飯やらお土産やら身銭やら・・・・それについてはまた別の記事、新城旅行記で。


静岡が近く感じるライドでした。


終わり。




    

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