ブログパーツ つむりの悠々自適ライフ ちょっと自転車で大阪から白川郷までサイダー飲みに行ってきた【金沢〜白川郷】






ちょっと自転車で大阪から白川郷までサイダー飲みに行ってきた【金沢〜白川郷】

2016年6月30日 12:27

大阪の自宅を出発した。

目指すは岐阜県、白川郷。

長い長い旅路が始まった。

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同日 23:40 

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金沢にたどり着いた。ここまでの距離が300km。
大変に良いペースで自分でも驚いた。
12時間弱で300kmというのは、鹿児島〜大阪キャノンボールをした時並みのペーシングが出来ていたということで、あの頃のコンディションに身体が戻ってきたのかもしれない・・・!
「4時間100kmの法則」を当てはめたまま走り続けられたのもきっと今年は随分ハイペースでツーリングをこなしていたからだと思う。
思えば今年はすでに大阪〜茨城キャノボだったり、大阪〜新潟キャノボだったり、一方で長野県山岳ツーリングだったり、隠岐の島キャンプツーリングをこなしていた。そういうわけで自然と身体が出来ていたのかもしれない

よくよく、「トレーニングしてるのか?」という質問を受ける。
あるいは、「どうやってロングライドの練習をしたの?」という質問も。

答えは「ツーリングしたら慣れました」です。これに尽きます。
そもそも私はトレーニングできるような人種ではありません。
どちらかというとグータラしたい人なのです。楽をしたい。楽に楽しいことをしたい。もしくは楽しいと感じるために楽でいたい。
トレーニングは性に合わない。せっかちだから、すぐに結果を求めてしまうのです。
ツーリングは結果がすぐに返ってくる。走りさえすれば、得られるものが、即得られる。この即効性が癖になるのかなあと自己分析してみたり。

とにかく、「ロングライドはロングライドしたら慣れる。」ということです。
きっとレースでも同じようなことがいえるのではないでしょうか。知らないけど。


ちなみに大阪〜金沢は前回の大阪〜新潟ゆるぽたキャノンボールでまとめているので
ルートはそちらをご覧ください。(というわけで今回は思い切って割愛


さて、当面の問題として時間が余った。ここから白川郷までは山岳込みの80km弱だ。4時間あれば大丈夫。この季節の日の出が5時くらいだから、深夜の1時にここを出ればいい。今はまだ12時前。

首尾よくお腹が空いていた。
ということで、腹ごしらえをしながら時間を潰すことに。

なんとなく目に付いたラーメン屋にIN!
ラーメンほくしんとかいう、地場チェーン店。
味はどうなんだろう・・・・と、ワクワクしながらチャーシュー麺を注文。

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優勝。
なんだこのチャーシューの柔らかさは・・・・!


たっぷり腹ごしらをしたところで、再スタート。
ここから先の道も全部知ってる。
交差点の曲がり方も、どれくらいの坂があって、何メートルまで登るのかも大体分かっている。
それを「つまらない」と感じることも、正直ある。
でも、もはやそれは避けられないくらいには、全国を回ってしまったのだから仕方ない。

知らない土地を走るというのは、知らない土地を減らすということ
このジレンマはどうしたって避けられない。

けれど、その時々でやっぱり同じ道を走っても感じることが全然違う。
時間帯、季節、そう言った要素もあるけれど、その時の自分次第で受け取り方が違う。
だから、楽しい(^ω^三^ω^)


富山県の南砺市に入ったあたりにある道の駅、福光で少し休憩をすることに。
ここは昔に来たことがあるな・・・とよくよく見て気づいた。
そうだ、あの夏の、中部山岳ツーリングの最終日に確か同じように休憩するために立ち寄ったはず。あの時はうだるような真夏の昼間だった。店内で蕎麦を頂いて、それ以上に水をたくさん飲んだ・・・。


自動販売機の前にあるベンチで仮眠をとることに。
ほんの少しでも目を瞑ればある程度は回復させることができる。そういう身体になっていることに隠岐の島あたりで気づかされた。
目をつむって10分くらいしたところで、駐車場にパトカーが一台入ってきた。
どうやらパトロールらしい。ご苦労様である。
なんとなくこっちにも来そうだったから、とりあえず靴を履いた。なぜ履いたのかわからないけれど、履いたほうがいいと思ったからだ。

お巡りさん「何してるの?」
わたし「ちょっと休憩を」
お巡りさん「休憩って、えっと、何してるの?」
わたし「サイクリングです」
お巡りさん「どこまで?」
わたし「白川郷まで」 
お巡りさん「こんな時間に???どこから来たの??」
わたし「大阪です」
お巡りさん「???」

なんだか色々混乱をさせてしまった'`,、('∀`) '`,、
最後にはトラックに気をつけて、無事に走ってね。と声をかけてくれた。優しい。

なんだか目が覚めてしまったから、再スタートすることに。
真っ暗世界をひた走る。
街灯の「が」の字もない。
山に入るとその暗さは、信じられないくらいの、暗さになる。
ハンドルを持っている手が見えないくらいに。
地面よりも空が明るい。星空だ。


時折、峠道の左右に連なる木々の隙間から、何かの視線を感じる。
何かに監視されているような・・・・・・
気のせいだ。
一度気になるともうダメだ。ペダルを踏む。
気になる。
風がない。木々の葉の擦れる音すらしない。
気のせいだ。
気のせいだ・・・・・


心細い時もある。
そういう時は、でも助けなんてないので、音楽を流したり、あえてハイペースで来いだりして、気を紛らわす。
アナログな乗り物だ。

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南砺から五箇山に抜ける峠、「人喰い谷」を越えて、長い長いトンネルを抜ける。
ここは本当に長い。上り坂なのに4kmくらいあるから、抜けるのに15分くらいかかった。
本当に真っ直ぐで、先が見えない。
こんなにも長いトンネルに夜に一人でいると、やっぱりちょっとこわくなることもある。
こればっかりはその時の自分にしか分からない感覚。
車すら通らない。それはそうだ、こんな真夜中に誰が通るのか。


トンネルを抜けて驚いた。
それまで真っ暗だったはず。進行方向左側の空が、徐々に深い群青色づいてきていた。
この時の時刻はまだ3:42。
なんとまあ・・・・季節が移り変わっているのがよくわかる。

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3:42の空

トンネルを抜けたところにあるトイレPAで軽く休憩をとることに。
喉が渇いた。
自販機があったのでコーヒーを買って、金沢市内のコンビニで買っていたパンと一緒に、朝ごはん。

静かだ・・・・。山の稜線がどんどんとはっきりとしてきた。

この時間は底冷えの時間。
いくら夏とはいえ、山間部のこの時間ともなると、結構冷える。12度くらいだっただろうか。
用意していたウインドブレーカーを着込む。
どんな備えがあればいいのかもすっかり分かってきた。
昔はこう言う事態を想定しておらず凍えることが何度もあった。


白川郷の手前にあたる五箇山にも合掌造り集落群がある。実は行ったことがない。
というわけで寄り道することに。
4:00ということもあって、人の気配がない。

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ここだけでも雰囲気としては申し分ない・・・・。
けれど白川郷と比べるとだいぶコンパクト。
その分、ゆったり静かに過ごせるから、繁忙期なんかは穴場ってことでお勧めできる。


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紫陽花全盛期。


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幻想的な雰囲気たまらない・・・・・!!



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もやがかかってなかなか晴れない。
山奥の朝によく見られる光景。
私はこの光景が
たまらなく好きです。


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不思議なガスも見られるしね。




ここから白川郷までは15kmほど。ノンストップで走り続ける。
金沢経由白川郷行きの最後の区間は主に「橋」「トンネル」これに尽きる。
理由は川が道路を何度も貫くように蛇行しているから。いや、蛇行して居る川を道路が貫いている、というのが正しい。
「飛越七橋」という7つの橋があって、橋を越えるたびに県が変わるという珍スポットでもある。
川の東が富山県で、西が岐阜県なんだろうか。
蛇行してる川を貫くから、確かにそうなるのね。




そして・・・いくつものトンネルを越えて・・・・

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到着ううううううううううう!!

走行距離375km 出発してから18時間15分が経過していた。

遠・・・かった!!


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このために来た。
(この時間だからもちろん売店は開いてないけれど、この村唯一のコンビニで買うことができます。)
400km弱走った後のサイダーの美味しさは異常。


それにしても、つか・・・・れた・・・・・!
時刻は6:00前。
誰もいない。
都会の喧騒を離れて、山奥の谷底に沈むように形成された小さな小さな集落、白川郷。
世界遺産に登録されてからというものの観光地化してたくさんの人が(特に外国人が)訪れることになったけれど、あくまでここは観光地というよりは、人々のリアルな生活が息づいている集落。
だから、ひっそりとした雰囲気がよく似合う。

こういう時、自転車でよかったなあと思う。
エンジン音も何もしないから。
その場の雰囲気を壊すことなく馴染むことができる。そういうのが結構大事だったりする。


以下、初夏の白川郷をご覧ください(^ω^三^ω^)


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朝日を浴びる合掌造り。


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朝露。



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「白川村をキレイにしたいので、ゴミを捨てないようにご協力お願いします。」



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地鶏。



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何がいいって合掌造りに泊まれるってところ。
ホテルなんてない。民宿のみ。(そのせいで予約取れずに野宿した思い出あり)



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夏、だなあ・・・・・。




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淡い紫陽花。



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レトロ感漂う。



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水のキレイさ・・・・・!!!



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水がキレイすぎて水がないように見える・・・・。



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新緑自転車部。


ああ、もう、ここは本当に写真欲がどんどん生まれて、
シャッターを切る手が休まらない。
何度きてもそう。
春夏秋冬、どの季節にもそれぞれの良さがある。



大阪から自走してきた疲れも吹き飛んでしまった。


さて、でも、冷静に考えたらここがゴールではないわけで・・・・・



続く。
    
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