ブログパーツ つむりの悠々自適ライフ 【冬の青森自転車旅】1日目 雪中大移動【新青森〜よこはま町】






【冬の青森自転車旅】1日目 雪中大移動【新青森〜よこはま町】

目を覚ます。
出発日の朝だ。
胸の奥の方で何かがくすぶっているのが分かる。
旅の朝はいつもそう。

自転車は前日の夜に、しっかりと準備しておいた。
最後に充電していたカメラ、モバブー、iPhone、ライト等をそれぞれ然るべきジップロックに入れて
パニアバッグに押し込む。

まだ外は暗かったけれど
始発の時間が迫っていた。
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新大阪駅から新青森駅まで、およそ6時間の旅だ。
6時台の始発、東海道新幹線のぞみに乗って、まずは東京へ。
東京でさらに東北新幹線に乗り換える手筈。

さすがに荷物が多いから、行動には余裕を持つことにしていた。
輪行してみるとこれは重いw
それはそうだ、クロモリロードな上に、キャンプツーリング装備をすべて用意しているのだから。

自転車とは別に、テントをくくりつけたパニアバッグを持って歩く。
改札付近で駅員さんに止められた。

駅員「あのー、サドルしまえますか?」
私「あっ、すみません。これ出てるとまずいんですか?」
駅員「そうですね。突起物はすべて収納していただく必要があります。」
私「あーそうなんですね・・・。しまえないことはないですけど・・・(少し面倒)」
駅員「では、袋をお持ちしますので、少々お待ち下さい。」
私「(^ω^三^ω^)」

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今回初めてコクーンタイプ輪行でサドルが飛び出していることについて指摘を受けた。
うーん、今まで100回近く輪行してきて指摘されたこと無かったけれど
ずばり言われるとね、今後は対策しなければ。

輪行は本当に便利なシステムで、だからこそルールがあるなら
それに従わなければならないなーと。
マナーが悪いと禁止されかねないしね。

それはそうとわざわざ袋を持ってきて下さったJRさん惚れる。
どこかでお返ししましょうか?って聞くと
「いえ、お持ち下さい。帰りもいるでしょうし。」とのこと。やっぱり惚れる。

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新大阪〜東京は自由席。
東京〜新青森は、いままで知らなかったけれど、指定席しかないのねー。
おかげで乗り換えを急ぐ必要がなかったから助かった。

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6時間って長いような気もするけど
Kindleで小説読んでると、あっという間だった。
ふだんこれだけの読書時間を確保できることはあまりないから、これはこれで有り難いかも。

東京を出発して2時間程すると、窓から見える景色も様変わりしてきた。
窓から見える山々は赤く色づいて、関西ではまだ見ることができない、秋の景色が広がっている。
徐々に北上していることを、実感した。

いよいよ青森県に入るという頃には、ところどころ雪が見えた。
おう、ニュースで言っていたことは本当なのね。
これまた大阪では見ることが無い雪景色に、期待と不安がつのる。

新青森駅に着く頃には、もうすっかりテンションが上がりきってしまっていた。
はやく走りたい!!
時刻は12時40分。
もうお昼をまわっていることを考えると、この日はあまり遠くまでは行けないなーと頭の片隅で、思う。

輪行解除し、自転車を組み立て、荷物をセット。
後輪と荷物やそれらの紐が接触していないか、入念にチェックしスタート!!!

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雪!!!

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雪!!!

うっはwこれはw
さすが東北、さすが青森、レベルが違う。
人がよく通るところをのぞき、しっかり雪が積もっている。
大阪でこんなに積もったら大パニックだろうなあ・・・・

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とりあえず、下北半島方面に向かって、東進する。
しばらく市街地を走る。

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泥まじりの溶け水が、道路を覆っていて、少し走っただけで、自転車が泥だらけになってしまった。
なんという洗礼。

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ただ、思ったよりも寒くはない。
手袋がなくても走れるくらいには暖かかった。
きっと日中の気温は10℃くらいはあったと思う。
それでも、ふだん大阪にいる身としては、この季節にしては、十分寒いのだけれど。

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荷物満載だからか、さすがにいつものように軽快さはない。
特に登りはものすごく重たく感じる。
斜度が2倍くらいに感じる。
慣れるまではちょっと足に来るかもなあ・・・

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30分程走ると、交通量もだいぶ減り、左手にはちらちらと海が見えた。
陸奥湾だ。

陸奥という地名は、とても古く、
遠い昔は「道奥」(みちのおく)と記されていたらしい。
道とは、古い時代には“国”と同じ意味で使われていて、
つまるところ「道奥」とは、「国の奥」すなわち、「都から見て遠い国」という意味で、その名称が付けられていたそうな。

そういう意味でも、やはりこの青森県、陸奥は、ずいぶんと最果てなんだなあ、と実感するばかり。

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しばらく走ると雪がなくなってきた。
一応、北上しつつあるのだから雪が逆に増えるのでは?と心配していたし、疑問にも思っていたから
途中、コンビニで休憩しているときに話す機会があった地元の人に質問してみると
「北とか南というよりは、日本海側か太平洋側かが重要なんだよ」
と言われてなるほどなー、と思った。
確かに、島根や鳥取でも、冬は雪が積もる。
一方で、より北に位置するはずの東京では、雪が積もらない。

日本海ぱねえ。

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30km程走ったところで、初日のメインイベント、お昼ご飯!!
実は今回の旅の前に、ツイッターで「東北のおすすめグルメ」を募集していたのだけれど
その中でおすすめされたマグロ丼のお店があって、それがこちら
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ドライブイン鶴亀食堂

一見するとただの定食屋だけど、ここの海鮮、特にマグロ丼が絶品とのこと。
せっかく青森に来たのだから!
マグロは食べないといけないということで入店。
ここはマグロ丼を、小・中・大の三種類のサイズから選ぶことができる。
何も知らなかったら、きっと中か大を選んでいたと思うけれど、事前の情報収集もあったので
小サイズを注文した。
5分程待ってでてきたのがこちら

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マグロどーん!!
高い、高いよ。
積もってるよ、マグロが。
これでも小サイズである。ありえん。
いわゆる大盛り系が楽しめるお店である。

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大トロ、中トロ、赤身がのってやがる・・・!
醤油皿にワサビを移して、マグロを一枚すくって、ワサビ醤油につけて一口・・・
美味しすぎる・・・
今まで食べたどんなマグロ丼よりも美味しい・・・
なかなかご飯が見えてこないから、最初の五切れ程は、刺身としていただいた。
ご飯が見えてからもペースを落とすこと無く、完食!

ものすごく美味しかった。素晴らしい。青森に来たかいがあったというもの。
かなり脂がのっているから、本当に小サイズにして良かった。
このサイズでも、結構お腹に来るレベルの脂の乗り方だった。

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お店を後にする。時刻は14時半。
くそう、もうこんな時間か!
ふと空を見てみるとずいぶん日が傾いている。

そう、これはある程度予想はしていたけど、予想以上に日が落ちるのが早い。
もうね、16時半には真っ暗なのよ。
そしてもう14時半なのよ。
予定していたむつ市までは、あと70kmはあるのよ。

無理無理( ˘ω˘ )

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というわけで、途中、いい感じのところがあればそこでテント張ろうと考えながら、走ることにした。
海沿いといえども、若干内陸寄りの国道四号。
この道を辿れば東京に行くのかあ・・・ふーん。

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おおう、それなりに寒いのね。うん。確かに寒い。
けど走ってれば暖かい!\\\\ ٩( 'ω' )و ////

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コンビニの入り口に・・・さすが雪国。

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青い森鉄道だ!


陸奥湾を眺めながら、夏泊半島をパスして、野辺地町へ。
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下北半島の入り口とされる町で、青い森鉄道の乗換駅がある町でもある。
ここからぐぐっと北に進路が変わり、道路もいかにも海岸線沿いという感じに。

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海岸線沿い、つまりアップダウンが多いってこと(やれやれ)
どんな土地を走ってもそうだけど、海岸線は景色はいいけれど、坂がきつい。
一気に駆け上がるような山ではなく、30m程のアップダウンをひたすら繰り返す。
弱ジャブをひたすら受けながら突き進む。

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海岸線を1時間程走ったところで、いよいよ日が落ちてきた。
前後ライトを点灯。
この日の寝床を確定させなければ。
どうやらこの先のよこはま町というところに道の駅があるみたい。
あわよくばそこでテントを張れるかもしれない・・・・淡い期待を持ちながら、残り10kmをひた走った。

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道の駅に付く頃にはもうずいぶん暗くなっていた。まだ18時だというのに。
自転車を停めて、しばらくロケハン。
ふむふむ、悪くない。道の駅入り口前のスペースには屋根もある。
そこを本日の寝床にしようと目星をつけた。

道の駅は、テント泊ではグレーゾーンだ。
宿泊OKと言っているところはかなり少ない。
九州とか、北海道では、宿泊OKと明記しているところもあるけれど。
地域・場所によっては、道の駅泊は禁止されている場合もある。
管理面だったり安全面、治安の問題だったり。
中には過去にマナーの悪いツーリストがいたことから、テント泊が一切禁止になっているようなところもある。

少なくとも、宿泊で利用するのであれば、道の駅の営業時間終了後から、翌日の営業開始までの間には
痕跡を残さずに立ち去らなければならない。
だいたい9時〜18時とかだから、宿泊するには十分な時間が用意されているけどね。

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ここは、営業時間終了が17時半であることは、iPhoneで検索済みだったから
到着した時にはすでに人の気配はなくなっていた。

ちなみにテント泊では、さっきも書いたけどロケハンが重要になってくる。
つまりどこにテントを張るか。

第一に、地面の状態を調べる。
土なのか、草なのか、アスファルトなのか、コンクリートなのか。
それで変わるのは、柔らかさと、熱の伝わり方と、湿気の具合だ。
たとえば草ならば、クッション性はそこそこ良いけれど、湿気が多いから、テント内の結露に気をつけなければならない。
たとえばアスファルトなら、湿気は少ないけれど、地面が固いから、ちゃんとしたシート・マットがないと厳しい。

第二に屋根・壁の有無を調べる。
当然、屋根も壁もあった方がいい。
屋根は突然の雨・雪や、放熱から守ってくれるし
壁は風を遮断してくれる。
ただし、北風が吹いているのに、建物の北側にテントを張っては意味が無い。
風向きに応じて、設置場所は臨機応変に。

幸いにも屋根があり、3方が壁に囲まれているという、最高のロケーションがあったからそこに落ち着くことに。
まずはグラウンドシートを設置する。
これはテントの下に敷くシートもしくはマットで、遠足の時のビニールシートのちょっといいやつみたいなもの。
地面からの冷気・湿気を防いでくれる。
なにげに重要アイテム。
その上にテントを設営する。

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私の使っているモンベルのムーンライトは、その名の通り、月明かりさえあれば設営ができるくらい
組み立てが簡単。
北海道旅では大いに活躍してくれたアイテムで、慣れれば5分くらいで組み立てが完了する。
ちなみに私のは1.5人〜2人用のⅡ型。
中が広くて、荷物やら何やら入れてもゆとりがある。

テント内に銀マットを敷いて、その上に寝袋をセットする。
これで本日の寝床は確保!!

ここの道の駅は隣にコンビニがあったから、ご飯には困らなかった。
寒かったからおでんを買って帰って、テント内でもしゃもしゃ食べた。
最高に美味い(´;ω;`)

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時刻は20時頃。
新幹線での移動もあったせいか、そこそこ疲れていたから早めに就寝することに。
テント内ってすることもないしね。

外気温は3℃。
朝方にはいったい何度になっているんだろう・・・
寝袋のファスナーをいっぱいまで閉めて、体温をしっかりと保つように。

極寒の地での、初めてのテント泊での夜を迎えた。




走行距離91km
獲得標高482m

その2へ

関連記事

野辺地からよこはまの間.地味にアップダウンがあって...というか道がうねったようなアップダウンできついですよね(^^;
写真を拝見して,また行きたいなぁ.と思いました.

私は2005年に広島から自走で大間崎まで走りました.
恐山が10月31日に閉山するその日にむつ市を立った覚えがあります.
(11月3日には盛岡に居たような?
[ 2013/11/21 09:06 ] [ 編集 ]

はじめまして

数年前まで和歌山に居たので加太ツーリングのエントリー楽しませてもらいました。今回は私の故郷の青森と言うことで写真ともども懐かしい風景です。でも今の季節でテント泊なんて凍死しそうですが・・・。青森市内は冬に除雪した雪を道路わきに寄せるスペースがあるので、夏走ると道幅も広く快適ですよ。続き楽しみにしております。
[ 2013/11/23 11:50 ] [ 編集 ]

今やJR西の駅に「自転車は解体して袋に入れる。一部たりとも外に出したらあかん」ってゆうポスターはられちゃってますからねぇ・・・
私はこのポスター見て「目を付けられた」「(自転車は残念ながら日本では立場が弱いように思えるから)調子乗ってたらすぐ規制きつくなる」とあせりを覚えました。
あと、ケチつけて申し訳ないですが、寸法収まってますか?前輪だけの解体だと輪行できる寸法オーバーの可能性大です。
[ 2013/12/02 23:38 ] [ 編集 ]

>秋水さん

> 野辺地からよこはまの間.地味にアップダウンがあって...というか道がうねったようなアップダウンできついですよね(^^;
> 写真を拝見して,また行きたいなぁ.と思いました.

ほんとひたすらアップダウンの連続でしたねー。
路面はそこそこ走れる感じだったのでまだましでしたが・・・!


>
> 私は2005年に広島から自走で大間崎まで走りました.
> 恐山が10月31日に閉山するその日にむつ市を立った覚えがあります.
> (11月3日には盛岡に居たような?

うおおおそれはまた長旅な。
恐山はいつかリベンジということで必ず行きたいと思っています。

[ 2013/12/04 22:07 ] [ 編集 ]

>HIROKIXさん

> 数年前まで和歌山に居たので加太ツーリングのエントリー楽しませてもらいました。今回は私の故郷の青森と言うことで写真ともども懐かしい風景です。でも今の季節でテント泊なんて凍死しそうですが・・・。青森市内は冬に除雪した雪を道路わきに寄せるスペースがあるので、夏走ると道幅も広く快適ですよ。続き楽しみにしております。

はじめまして。
加太ツーリングは本来の目的を果たせなかったのでまたリベンジですw
(ツーリングってレベルのものでもない。(゚´^ω^`゚)。゚

青森が故郷とは!
うーん、冬は本当に厳しそうですよね。
夏はでも避暑地と思えば快適そうで、
次ぎに行くなら夏!と今から決めています。
[ 2013/12/04 22:09 ] [ 編集 ]

>ヤさん

> 今やJR西の駅に「自転車は解体して袋に入れる。一部たりとも外に出したらあかん」ってゆうポスターはられちゃってますからねぇ・・・
> 私はこのポスター見て「目を付けられた」「(自転車は残念ながら日本では立場が弱いように思えるから)調子乗ってたらすぐ規制きつくなる」とあせりを覚えました。
最近見るようになってきましたねー。
もっと目立ってもいい気もします。
立場が弱いというのもありますし
やっぱり「輪行させてもらってる」って意識が必要ですよね。
輪行は本当に便利なだけに、ルールがあるなら守らねば。。

> あと、ケチつけて申し訳ないですが、寸法収まってますか?前輪だけの解体だと輪行できる寸法オーバーの可能性大です。
うーん、寸法は意識したことが無かったですね・・・
どこかに掲示なりしていたかしら・・・?
でも、もし寸法オーバーなら
両輪外すタイプにしないと駄目ですし、
そもそも輪行袋メーカーは製品を見直す必要がありそうですね。
[ 2013/12/04 22:13 ] [ 編集 ]

がっつりふるさとが写ってて感動しました!
現在宮城在住で2015の夏には宮城~青森を自転車で行きましたが、今度は冬に行きたいと思い、いろいろ調べていたらここにたどり着きました。

マウンテンですが、装備とか参考にさせていただきます!
[ 2016/06/06 00:56 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> がっつりふるさとが写ってて感動しました!
> 現在宮城在住で2015の夏には宮城~青森を自転車で行きましたが、今度は冬に行きたいと思い、いろいろ調べていたらここにたどり着きました。
>
> マウンテンですが、装備とか参考にさせていただきます!

お邪魔しましたw
私は逆に夏にまた訪れてみたいですね・・・・。
なんだかんだで凍えましたので'`,、('∀`) '`,、
[ 2016/06/22 09:51 ] [ 編集 ]

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