自転車旅、ロングライドでのカメラの持ち運びについて。写真とカメラのお話。

「自転車と写真は相性が良い」


カメラを持ってツーリングをするたびに思う。

むしろ写真を撮るために自転車に乗ることもある。
ドッチモ補完し合っている。

IMG_9972_201803051900412ee.jpg 
今回は自転車旅におけるカメラの扱いについてのお話。




ここでいうカメラとは「デジタル一眼レフ」
実は趣味としては自転車暦よりも写真歴の方が長い私、最初はフィルム一眼レフから始めた。


というか当時はそれしかなかった。CANONのFTというフルマニュアル機で、シャッタースピードも絞りも手動で決めなければならない。搭載しているフィルムのISOを思い出し、目の前の光景を観察して、撮りたい絵に対してどれだけの光量があれば良いのかを判断し、決定する。今考えるととてつもなく面倒かつ成功率の低い賭けに思えるけれど、当時はそれが普通だった。14年も前の話だ。


それから今までミラーレス機やコンデジ、ポラロイドカメラ、二眼レフなどそれなりに色んなカメラを触ってきて、結果としてやっぱりデジタル一眼レフカメラがベストだと判断した。ちなみにずっとCANON。


IMG_3174.jpg 
今のメイン機はCANON EOS6D。
センサーサイズはフルサイズでそれにLレンズを搭載して自転車旅をするのがスタンダードになっている。


さて、このスタイル、よく
「重くないの?」
「どうやって運んでいるの?」
「雨が降ったらどうする?」
と言った質問をしばしば受ける。


自転車旅中のスタイルはこんな感じです。
走る2 
IMG_4329_20180305190039e41.jpg 
・たすき掛け
・レンズキャップ無し
・ストラップの長さは必要最低限(構えた時にやや突っ張る程度)



IMG_0245_201803051900359cc.jpg 
高ボッチ高原。ゆるキャンでも出てきましたね。自転車で行くにはめちゃくちゃ辛いところ(だけれど絶景)


要するになんの工夫もない。ただ「いつでも撮れるように」準備をする。それが何より重要だと考えてこのスタイルに至った。

自転車で走っていると景色がどんどん流れて行く。
思いもしない光景が突然目の前に広がる。
気持ちの良い瞬間がある。
そういった諸々を写真に収めたい。なるべく鮮度が高い状態で。構図とか露出とかこだわる前にまず撮りたい。


そんなことだから運用の仕方も機材もシンプルなのが一番。
そう言った意味でミラーレス機なんかはやはりクイックさにかけるし、バッテリーの心配をしなければならないという点も煩わしい。一眼レフカメラであれば3泊程度であれば充電無しで乗り切ることができる。それにマイナス10度という環境でも動いてくれる。信頼度も高い。

カメラ側の設定は
・基本的にプログラムオート
・ISOは100〜400
・記録画質はL 
・JPEG撮り
・露出補正は随時変更。プラスよりもマイナス補正。


「疲れないか?」「重くないか?」に対する答えは「ノー」
IMG_6302_20180305190030e34.jpg 
メッセンジャーバッグスタイルが好きでバックパックが大嫌いな私。
実際にライディングの姿勢になった時の安定感についてはストラップの長さとフォームでなんとかなる。「バッグを背負いつつカメラもたすき掛けする」と言ったスタイルはやってみると意外と悪くない。バッグ→カメラの順にかければ、バッグに邪魔されることなくカメラを構えることができる!


走る2 背中の肩甲骨よりちょっとしたのくぼんでいるところにカメラを載せるイメージ。ある程度の前傾姿勢であれば収まりどころがあるはず。そこに安定して載るようにストラップの長さを調整する。長すぎるよりは短い方が良い。ダンシングしても浮かない程度のタイトさは必要。そうじゃないとカメラが暴れてしまって痛い思いをする。かと言って短すぎるといざという時にカメラを構えずらい。

色々と試行錯誤した結果としては
胴回りの長さ+10cm=ストラップの長さ
が割と安定した。


IMG_4817_201803051900387c4.jpg 
撮影に夢中になるあまり片足を失うの図。


自転車と写真

日本地図を眺めていると行きたいところ、見てみたい景色、撮ってみたい場所がたくさんあって、準備している時からワクワクする。
実際にその光景を目の前にして、期待していたより普通だったり、天気が悪かったり、思い通りにならないことも多いけれど、それでも何か感じるところがある。そういう雰囲気を切り取る。
旅が終わってから写真を眺める。よく撮れた写真が一枚でもあると嬉しい。
年月が経ってから見返すとまた違った印象を受ける。懐かしいだけじゃない、なぜか新しい発見があったりする。

これからもこの趣味には夢中になり続けると思う。
    
関連記事
写真機材紹介ノウハウカメラ

Comment

Name - リキ  

Title - ありがとうございます

こんばんは。

以前から,きれいな写真を見せてもらうために,旅の楽しさを味わわせていただくために,読ませてもらっています。

いろいろと聞きたかったことをすべてお答えいただいて,とても参考になりました。まねさせてもらおうと思っています。胴回り+10cm,試してみます。ありがとうございました。

これからも,ステキな写真とブログ,楽しみにしています。

2018.03.08 Thu 19:57
Edit | Reply |  

Name - フェニ  

Title - 1つだけ質問させてください

ロードバイクと一眼レフという組み合わせについて調べていて、つむりさんのブログにたどり着きました。
最近一眼レフを購入し、元々の趣味のロードバイクで色々な風景を撮影してみたいと考えています。
今回こちらの記事を拝読し非常に参考になったのですが、1つだけ気になったことが。
たすき掛けで持ち運ぶ際、特に夏場ですがカメラ機材は何か汗対策はされているのでしょうか?
汗でカメラが水没するものなのか少し心配で・・・。

2018.04.22 Sun 22:56
Edit | Reply |  

Name - 神楽坂つむり  

Title - >フェニ さん

> ロードバイクと一眼レフという組み合わせについて調べていて、つむりさんのブログにたどり着きました。
> 最近一眼レフを購入し、元々の趣味のロードバイクで色々な風景を撮影してみたいと考えています。
> 今回こちらの記事を拝読し非常に参考になったのですが、1つだけ気になったことが。
> たすき掛けで持ち運ぶ際、特に夏場ですがカメラ機材は何か汗対策はされているのでしょうか?
> 汗でカメラが水没するものなのか少し心配で・・・。

遅くなりました。すみません!
汗対策ですか・・・・実は全く何もしておりません。どうも汗をあまりかかないのか・・・実際問題そこまで濡れたことってないんですよね。
風が通るからでしょうか。乾いちゃうのか・・・。
ウエアに気を配ると良いかもしれません。インナーとジャージを速乾吸収の優れたやつにするとか。

2018.05.09 Wed 23:13
Edit | Reply |  

Add your comment